FC2ブログ

読んだ: 『美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか』感想をちょびっと

 いや読んでないですけど(笑)。カテゴリ「読んだ」なのに。正確に言うと、ほんの一部しか読んでいません。読んでないというよりは読了してない。
美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか
(2012/11/09)
会田 誠

商品詳細を見る

 この本は実は、殆んど「タイトル買い」です。どういう経緯かというと、これは結構やってるのですが、新聞の広告で見て(笑)。
 なんというか、こういう(作品タイトルみたいな)ことを言うということ自体もそうですが、それをタイトルにした本を出してしまうという心意気につい感心してしまって。
 でも、名前知らない人なんですよねー、と思ってぐぐってみたら、なんか見たことある画像がひっかかりました。
 それは、この本の中のイラストでした。
ジェローム神父―ホラー・ドラコニア少女小説集成 (平凡社ライブラリー)ジェローム神父―ホラー・ドラコニア少女小説集成 (平凡社ライブラリー)
(2012/01/12)
マルキ・ド・サド

商品詳細を見る

 ……持ってます。
 あー、このイラストの人かー。それは確かに「物議を醸す」でしょう(笑)。

 さて、では読んでみた「ほんの一部」とはというと、やっぱり標題作です。つまり、この『美しすぎる……』は雑誌等に掲載されたエッセイを集めたものですが、中に「美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか」というのがあるので、それを手始めに読んでみました。
 出だしはこうです。

 前回は国家とか経済とか、そんな低俗な話を書いてしまったので、今回はもっと高尚な話がしたい。すなわち僕の専門分野であるところの、美について──。
 美といえば、とりもなおさず女性の胸である。もっと限定して言えば、大きからぬ胸、すなわちペチャパイである。

 「低俗」「高尚」(笑)。
 ちなみにこの人、世代的にも結構近いんですよね。ペチャパイなんて言葉、久しぶりに目にしましたよ。この後、「最近は「微乳」とうい言葉の方が一般的のようで、」と続くのですが。
 世代のことを考えると、胸に関する主張が近いのも時代によるものなのかも? そんな話もちらっと出てきますし。

 で、昔話から始まり、小さめの胸の魅力や乳房の描写に関する世の風潮への苦言が前文として記され、いよいよ「大理石」の話になります。

 そもそもこの本のタイトルに興味を持ったのは、なぜ「なぜ大理石」なのか、その「なぜ」とは何に対してなのか、というのが気になったからです。
 というわけで読み進めると、二つの論点が示されます。
 まず一つ目。小さめの胸は、柔らかい。それに関する彼の葛藤は、ここの部分に集約されています。

大きな乳房にはそれなりの張りや弾力性があるものだ。しかしフォルムはやはり、スッキリとしたペチャパイの方が美しいと思う。巨乳のあの張りと弾力性を持ったペチャパイが存在すればいいのだが、なかなかそう上手くはいかない。


 次に二つ目ですが、こちらは要するに「無情」、じゃない(笑)「無常」です。まあ、言葉通りの意味ですね。

 一つ目の論点では「葛藤」と言っていますが、総合的に判断して次のような結論が出たと言うことは、やはりそれは「見るもの」であると思ったのだろうし、「永続的であって欲しい」とも願ったのでしょう。
 だから、

 美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか!

という叫び(笑)で結ばれるわけです。
 なるほど。やっと意味がわかった。

 そう言えば、話の途中で出てくる主張と似たようなことを、私も以前書いた小説で美大生の青年に語らせたことがありました。胸の大きさが云々というのではなく、ちょっと抽象化したところで「似ている」のですが。

 まあ、結論は実際に他の部分も読んでみないとなんとも言えませんが、これは、読んでみると気に入りそうな予感?
 いや単に胸の嗜好の問題じゃなくてね(笑)。

tag : 会田誠

コメント

非公開コメント

プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
月別アーカイブ
アクセス解析中