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アニメ: 2012秋アニメ感想(4.1) SAO#17「囚われの女王」の続き、及びその他作品

 秋アニメ感想です。
 昨日力尽きてしまって書けなかったSAOの感想の続き、それと他の作品の感想もちらほら。

リトルバスターズ! 第4話「幸せのひだまりを作るのです」
 この作品の内容はよく知らなかったのですが、大切なことを忘れてしまっているという設定はKeyの伝統なのでしょうか(笑)。
 それと、今回あの通称クドが登場しました。『クドわふたー』なんぞというものが作られるくらいの人気キャラらしいので名前は知っていたのですが……はて。クド……なんだったっけ。
 最近、アニメでクドリャフカという名前を何度も聞いたせいでそれしか頭に浮かばなくて、本作のクドが何の略だったかわからなくなってしまいました。
 というわけでEDのキャストのところを見たら……「能美クドリャフカ」だって。
 なーんだ。合ってたんじゃんか(笑)。

ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU 第四夜
 なんかパロばっかやってる作品も別に放映されていますが、ハヤテでは、実名がばんばん出てくる辺りすごいなーと(笑)。
 ところで、ハヤテがツグミに紹介したアニメに『まどマギ』が含まれていましたが……。
 ナギが、ハヤテの挙げた作品は最後に主人公が死ぬものばかりと突っ込んでいたんですけど、さて、まどかは死んだのでしょうか(笑)?

中二病でも恋がしたい! Episode IV「痛恨の・・・闇聖典[マビノギオン]
 昨日のエントリの[参考画像]は、本作からです。

chuni4_shinka1.pngchuni4_shinka2.png
「恥ずかし恥ずかし恥ずかし恥ずかし恥ずかし!」

 この作品のキャラは、現役とOB/OGで構成されているようですね(笑)。
 ……もしかして、あの十花お姉ちゃんも……?

ひだまりスケッチ×ハニカム 「9月15日、勝利のシャッターチャンス! 勝つのは宮子だ!」
 水泳大会で記録係としてカメラをまかされたゆのっち。

hidamari4_yuno1.png
「乃莉ちゃん、いい笑顔」
「え?」
「いいよー、すごくいい」
「何ですかそのグラビアカメラマン的な」
「じゃあ、一枚脱いでみよっか」
「全裸になっちゃうんですけど!」
hidamari4_nori1.png

などと色々楽しいことをやっていましたが、最後の一枚がこれ↓、つまり誰もいなくなったプールっていうのはとてもいいですね。
hidamari4_yuno2.png
 さすが美術科。

ソードアート・オンライン #17「囚われの女王」
 昨日も書いたように、ついに「フェアリィ・ダンス」編の二人のヒロインが揃いました。「双璧」の表現がふさわしいような二人ですが、その見せる表情はまさに対照的。

sao17_rifa20.png
「ほほう」

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「助けて……キリトくん──!」

 水を得た魚のように生き生きとしているリーファと比べ、絶望の淵に沈み、救いを全く見出せないアスナ。
 リーファは、体を置いたままいつ帰ってくるか、そもそも帰ってくるのかさえわからない世界に行っていた兄との生活を取り戻したばかり。一方のアスナはと言えば、これはアニメでははっきりとは示されませんでしたが、現状をほとんど知らされていません。勿論、愛するキリトがどうなったのかも。
 だから、彼女にとっての英雄であるキリトに縋るしかない状況なのに、そのキリトの生存すら確信できないのです。

 アスナは、キリトがエギルからもらった画像の、その場所にいました。
sao17_tree1.png
sao17_tree2.pngsao17_asuna2.png
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 世界樹の枝から下がった鳥籠のような檻。そこに幽閉されています。
 ALOのグランド・クエストである世界樹攻略。その目的地にいる妖精王オベイロンの妃である女王「ティターニア」。それが今のアスナの「設定」です。

 ALOは、SAOのサーバのコピーを元に作られた世界で、あの須郷が管理しているのですが、彼も茅場のように自分自身に役を割り振っています。彼が、オベイロンです。

 ある意味皮肉とも言えますが、その須郷への軽蔑と嫌悪、そして怒りこそが今のアスナを支えているのかも知れません。孤独と絶望しかない今、彼こそが、彼のみがアスナの現実だからです。
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 しかも、それさえも失われようとしていました。

sao17_sugou2.pngsao17_asuna5.png
「どうせすぐに君の方から僕を求めるようになる」
「気は確か?」
「そんな口が利けるのも今のうちだけさ」

 普通に考えればこれは、自分(須郷)はアスナに対して絶対的に強い立場にいて、アスナは彼の言うことに逆らえない、脅迫に屈せざるを得ない、という意味に聞こえるでしょう。
 しかし、そんな甘いものではなかった。
 須郷は、SAOのプレイヤーの内の約300人をログアウトの瞬間に捕え、彼らの脳を実験に使用していたのです。
 ナーヴギアによるフルダイブは、人の思考、感情、記憶を操ることができる可能性がある。そして、彼は既にそれをある程度実現している。
 つまり、彼が「どうせ……」と言ったのは、文字通り、アスナが本心からそうするようになるという意味だったのです。だから、

sao17_asuna6.pngsao17_sugou3.png
「いつか現実世界に戻ったら、真っ先にあなたの悪行を暴いてあげるわ」
「君だって、ほかの被験者と同じ立場なんだよ」
「え?」
「やろうと思えば、君の記憶を操作するのも可能なのさ」
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彼は実存的な意味でのアスナすら操作することが可能なのです。彼女を支えている、その想いすらも。キリトへの思慕や、須郷への嫌悪すらも。

 彼は、こんな世界でも、ドアの施錠に数字の入力を導入したりしていますが、エフェクトにより、それはアスナには見ることができません。
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 もう、須郷のいないところでは、アスナは頽れ、未だ生きているかさえわからないキリトに、上記のように救いを求めるしかないのです。
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 しかーし。
 この須郷のいかにもな小者っぷりが、アスナの希望の糸と言えましょう。
 実際のところ、茅場の管理していたSAOでALOのような混信とかがあったかどうか、つまりシステムのああいう綻びはSAO時代からあったのかどうかわかりませんが、少なくとも須郷の管理しているALOではシステムの末端まで注意が行き届いていないことは確かです。
 また、口も災いの元(須郷にとっては)ですね。

 さて、こういう須郷の俗物的なところが、今後どのように影響してくるのか(笑)?

tag : アニメ

コメント

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No title

オベイロン(笑)の小物っぷりは、AWの能美に通ずるものがありますね。
アイツも相当気持ち悪い奴でしたが、コイツも負けず劣らずですね。こういうキャラを書くってのも、ある意味で才能でしょうか。私だったら書いてる途中で筆折っちゃいますね、間違いなく。
まぁそうなると、前例に倣えば粛清されるんでしょうが、さてどうなることやら。

しかし茅場さんといい、須郷といい、なんでアンタたちはそんなにゲームにしゃしゃり出てくるのやら……。チートごっこってそんなに楽しいですかね。(ひでぇ言い草や……)


ところで新アニメなんですが、虚淵さん新作のPSYCHO-PASSはご覧になってますか?
人様のブログで特定の話題に絞って質問するのはアレだと思ったんですが、少々気になったものでして。

Re: No title

> オベイロン(笑)の小物っぷり
でもまあ、彼が真に有能な人物だったら、本当にアスナには(つまりキリトにも)救いがないわけですよ。

> 私だったら書いてる途中で筆折っちゃいます
そこはそれ、そういうキャラなら心置き無くボコることができるという(笑)。

> しかし茅場さんといい、須郷といい
でも、この二人は随分違いますよね。
ヒースクリフが75層のボス戦の後でみんなを見ていたときの様子は、原作の表現によると、「暖かい、慈しむような視線」だそうで。

> PSYCHO-PASS
一応見ています。
ちょっと不真面目にですけど(笑)。

No title

 中二病でも恋がしたい

 十花さんはまともな様な気がします。
 それに五月七日先輩も昼寝にこだわる以外はまともに見えます。
 余談ですがこれで「つゆり」 と読むそうですが、「梅雨入り」から来ているのでしょうか。
 旧暦だと梅雨入りシーズンなので。

 あと森夏の書いていたという「マビノギオン」。
 タイトルだけ聞くと怪しげな魔術書みたいですが、直訳すると「伝承譚」。
 イギリス、ウェールズ地方の昔話や伝説を集めたものです。
 「いかにも」な響きから取ったんだろうが、そんな底の浅さが中学生だなぁと
思います。
 
 茅場や須郷がゲームにしゃしゃでるのはアレじゃないでしょうか。
 「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃソンソン」というヤツではないかと
思います。
 それでいて、他と同じレベルでいるのは嫌だ。
 自分だけは特別な存在でいたいと。
 神坂一さんの小説「闇の運命を背負うもの」という作品にも似たような状況にいた
キャラがいましたが、彼がそういう状況にいたのはそんな理由だったと思いました。
 
 この小説は今読むと「中二病のもたらす悲劇」の物語だなぁ、と思ってしまう。

Re: No title

> 十花さんはまともな様な気がします。
しかし、子供相手にああいうままごとをやる感性というのも(笑)(Episode Vより)。
以前六花と異能的なバトルをやっていたのは、あれは六花視点のみなんでしょうかねぇ。

> これで「つゆり」 と読むそうですが、「梅雨入り」から来ているのでしょうか。
ぐぐってみたら、どうやら摂津国の昔話から来ているらしいですね。露姫という人のお話です。

> そんな底の浅さが中学生だなぁと
思索が深かったらそれは中二病ではないですよね(笑)。

> 「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃソンソン」
キリトがヒースクリフの正体に気づいたのも、「他人のやってるRPGを傍から眺めるほど詰まらないことはない」というところからでしたし。

> この小説は今読むと「中二病のもたらす悲劇」の物語
ふむ。その作品は知らないのですが、そういう感想を聞くと、あの人は色んな意味で凄いなと思ってしまいます。
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水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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