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アニメ: 2012秋アニメ感想(4) SAO#17「囚われの女王」

 秋アニメ感想です。今週もSAOです。他のについても後で感想書くかも。

ソードアート・オンライン #17「囚われの女王」
 ついに、ALOで出会ったあのリーファの正体が正式に明され、そして、今回のサブタイトル「囚われの女王」が指し示すところのアスナも登場し、「正妻」と「妹」の揃い踏みということになりました。
 ……ん? 相手が「妹」だったら別に正妻とか言う必要もないんでは(笑)?

 というわけで、まずはそのリーファから。
 前回、アスナを求めてALOの世界に乗り込んだキリトが出会った少女、リーファ。彼女は集団でのPK[プレイヤーキル]に遭っていたわけですが、そこにキリトが割り込んで、襲っていたサラマンダーを撃退したのですが。
 そんなPK推奨のALOの古参プレイヤーであるリーファのこと、こんなやり取りをすることになります。

「……で、あたしはどうすればいいのかしら。お礼を言えばいいの? 逃げればいいの? それとも戦う?」
「うーん、俺的には正義の騎士がお姫様を助けた、って場面なんだけど」
「え?」
「涙ながらに抱きついてくる的な……」
「バッカじゃないの!!」
「ははは、冗談冗談」
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 好戦的で気が強い感じのリーファも、キリトの軽口に調子を狂わされ、またプライベート・ピクシー(であるということにしたユイ)にはパパなんぞと呼ばせていて、挙げ句の果てにはとんでもない方向音痴ということがわかった(これもキリトのせいではなくシステムのせい)ところで、すっかり毒気を抜かれてしまいます。
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 やはり相性がいいのか、それともキリトの様子にリーファが親しみを覚えたのか、そんな感じで打ち解けた二人は、ちょっと話をすることにします。リーファはお礼に一杯おごるというし、キリトは世界樹について聞きたかったので。
 ところで、リーファは≪随意飛行≫をマスターしているので、キリトも教えてもらうことにしますが……。
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 長く剣道をやっていたためか、やり方が体育会的というかなんというか(笑)。
 ということで、リーファたちシルフの街であるスイルベーンまで飛ぶことにしますが、
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ここでもまたリーファは、キリトの剣の強さに続き、「飛ぶ」ことへの適応にも舌を巻くことになります。
 こうしてリーファの中でキリトの株がどんどん上がっていくかと思いきや……。

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「キリトくん、君、ランディングのやり方解る……?」
「…………」
「解りません……」

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「えーと……ゴメン、もう遅いや。幸運を祈るよ」
「そ……そんなバカなああぁぁぁ────」
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 こんな風なこともあり、キリトはあらゆる方向からリーファの心の裡に沁み込んでいくことになります。
 そしてだめ押し。

 リーファのお礼のおごりで一杯やりつつALOの解説をしていたときのこと。キリトがどうしても世界樹の上にいかなければいけないと思い詰めていることが明されます。

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「でも、諦めきれないよね、いったん飛ぶことの楽しさを知っちゃうと……。たとえ何年かかっても、きっと……」
「それじゃ遅すぎるんだ!」
「パパ……」
「ごめん。でも俺、どうしても世界樹の上に行かなきゃいけないんだ」
「なんで、そこまで……?」
「人を……探してるんだ」
「どういうこと?」
「……簡単には説明できない……」
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 リーファは、つい最近、こんな昏い眼を見た筈です。そして思い出した筈です。そうしたら、放っておける筈などないからです。この次の行動が証明しています。

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「──じゃあ、わたしが連れてってあげる」

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いいの、もう決めたの!!


 というわけで翌日の約束をしてログアウトしようとするリーファにキリトが一言。

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「あ、待って!」
「?」
「──ありがとう」
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 もしかするとリーファは、このときも何かを思い出していたかも知れません。
 それは、前回の兄の和人との会話です。

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「スグ、昨夜のことだけど……」
「う、うん」
「その、何ていうか……サンキューな」

 勿論、上でリーファが思い出した筈という「昏い眼」も、和人が失われそうなアスナを想っていたときのものです。

 ログアウトしたリーファはと言えば……。
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「──じゃあ、わたしが連れてってあげる」

 今更言うまでもなくリーファは直葉だったわけですが、自分の言ったことの恥ずかしさに悶えていました(笑)。
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[参考画像]
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 ここで、以前直葉が言っていたこと。

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「あのねーお兄ちゃん、あたしもねえ……」
「ん?」
「んんー、やっぱまだ内緒!」
「なんだんだよ」

 「内緒」にしていた「あたしも」というのはつまり、自分もVRMMOをやっているという意味だったのでしょう。

 ところで、先日のエントリで、キリトとリーファが並ぶと面白い感じになりそうだと言いましたが、例えば今回のこんなシーンとか。
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 現実での和人と直葉と比べてみたいですね。今回冒頭に、キリトがALO内でリーファを「お姉さん」と表現するシーンがありましたが、こういう感じだとしっくりきます。
 ちなみに、原作文庫本三巻の表紙にリーファが描かれています。
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 現実での和人と直葉の兄妹としての関係、そしてキリトとリーファの関係。後者については、古参プレイヤーのリーファがキリトを導きつつ、しかし他を圧倒するキリトの銃後の守り……いやまあ一緒に戦いますが、やはり一歩下がった位置に立つことが多いリーファという間柄。
 この複雑な立ち位置の交錯をどう見るかによりますが、私が思うには、アニメのキャラデザの方向性の方がわたし的にはしっくりくる感じがします。
 さて、他の人の評価はどんなもんでしょう?

 ……それにしても、アスナにしろAWの黒雪姫先輩にしろ、どうやら年上好きなんではないかと思われる原作者の川原礫氏。
 妹にまで「お姉さん」役をやらせるとは、恐るべし(笑)!

P.S.
 「正妻」アスナの登場シーンの感想を書く前に力尽きてしまいました。
 続きは明日にして、今日は落ちます(オンラインゲーム風に(笑))。

tag : アニメ

コメント

非公開コメント

No title

自分もキリトくんがリーファのことを「お姉さん」と呼んだことにちょっと倒錯めいたものを感じてしまいました(笑)
キリトくん、それあんたの妹だから!と。

ただ、確かに「直葉」は妹属性の持ち主ですが、「リーファ」はどちらかというとお姉さん属性のキャラな感じがするんですよね。先輩キャラっていうか。

まぁ、ALOの世界では直葉は「誰かの妹」ではなく、「リーファ」というペルソナを被っているわけですから当たり前かもしれないですけど。立ち振舞いや言葉遣いも直葉とリーファで違いますしね。

しかし!だからこそ!妹属性の無いリーファが「妹」になる瞬間が楽しみなわけですが!(笑)

ただ、その瞬間がリーファ=直葉にとって喜ばしいものではないことは想像に難くないですけどね。

……ところで「一杯おごる」って言って飲んでた葡萄色のアレ……酒じゃね?
リーファさん、あんた中3でしょうが!(笑)

Re: No title

> それあんたの妹だから!
まあ彼の場合、リアルと同じ姿となるSAO歴が長かったというのもあるかも知れません。

> 「リーファ」はどちらかというとお姉さん属性のキャラな感じ
そうですね。リーファは、レコンに対するときの態度とかからからもわかるように結構姐御肌っぽい感じです。
ちなみに原作によると、「リーファでいるときの直葉は大胆さが五割増し」だとレコンに言われているそうで。

> しかし!だからこそ!妹属性の無いリーファが「妹」になる瞬間が楽しみなわけですが!(笑)
姐御肌なリーファを精神的に支えていたものは一体何だったか。それを考えると……。

> その瞬間がリーファ=直葉にとって
というわけで、前にも書きましたが、やはり直葉=リーファはドラマ性があるキャラなんですよねー。

> ……ところで「一杯おごる」って言って飲んでた葡萄色のアレ……酒じゃね?
ああ、うろ覚えですが記憶によると、あの世界では酔っぱらうことがないそうなので、いいんじゃないですか?
だから、酔えない酒なんて!と苦情を言う人がいるようで(笑)。

No title

>今更言うまでもなくリーファは直葉だったわけですが
な、なんだってー。なんというミスリード。まったく想像だにしてませんでした。原作の川原さんは天才ですね(棒読み

>妹にまで「お姉さん」役をやらせるとは
その発想はなかったですね。そういう意味では正しい意味で、川原さんは天才ですね。
いいじゃないですか、倒錯。……私が言うと変な意味にしか聞こえないかもですがw

Re: No title

> まったく想像だにしてませんでした。
そうですか? 私はすぐにわかりましたよ。
アニメで登場する前から(笑)。

> 倒錯
まあ倒錯というと変な意味に聞こえますけど、普段見せているのと違う顔という見方をするとまた別の味わいがあるのでは。
例えば、生徒会長キャラとかありますよね。でも、例えばヒロインが中学校で典型的な生徒会長キャラであったとしても、主人公が高校生だったりすると年下なわけですよ。

ここでおもむろに宣伝をします。と言っても私の頭の中にしか存在しない作品ですが(笑)。
先日公開した拙作『優渥なる征服者 Interlude.1』ですが、ゲストキャラの設定が妙に細かいのは、以前考えていた別作品の主要登場人物だからです。
主人公の少年は、引っ越した先で妹にそっくりな少女と出会うのですが、それが転校先の学校の先輩で生徒会長だった、というものです。先輩で生徒会長キャラなのに、彼の前では妹のようになってしまう、という感じです。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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