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ポルノ: 『妹とメイドとブロンドでエロ小説書いたけど、どやぁ?』の感想ですよ〜

 これは何かというと、いつもお世話になっているフミツキマサヒトさんのところで製作された同人誌です。奥付に、

タイトル「妹とメイドとブロンドでエロ小説書いたけど、どやぁ?」
発行 のくたん合同誌企画
著者 赤閣下 フミツキマサヒト わかまつ白月
表紙、挿絵 安藤守

とありますね。この夏のコミケ、C82で発表されたものです。目次から奥付までで計62ページ。
 私はコミケには行かなかったのですが(実は行ったことがない)、闇ルートで著者の一人のフミツキマサヒトさんを強請って強奪したものです(笑)。
 内容は合同誌紹介エントリにもある通り、このようになっています。

Case1:妹の場合 著:わかまつ白月
シスコンな俺は妹だって嫁にしちゃうんだぜ
Case2:メイドの場合 著:フミツキマサヒト
お嬢様メイドと一つ屋根の下っ!
Case3:ブロンドの場合 著:赤閣下
ブルーアイズのブロンド彼女

 ストーリーは正に、タイトルが示しています(笑)。
 というわけで、順に感想書いてみます。

○ Case1:妹の場合『シスコンな俺は妹だって嫁にしちゃうんだぜ』
 主人公は、筋トレが趣味の神崎龍也。ヒロインは義妹の薪菜(まきな)で、そんな義兄に甲斐甲斐しく特製ドリンクを作ってくれたりする、小柄な割に巨乳の少女です。
 龍也がいつものように筋トレに励んでいると、薪菜がいつものようにドリンクを用意してくれたので、それを飲み干し、シャワーを浴びて寝ようとしました。そうして部屋に戻ろうとすると、薪菜の部屋から何やら妖しげな声が。
 なななんと、薪菜が、「兄さん」をオカズにオナっていたのです!
 つい最後まで見届けてしまった龍也ですが、あまりに集中していたせいなのか、足がつって薪菜の部屋に転がり込んでしまいます(笑)。

 そして二人は互いの気持ちを知り、タイトル通りの関係になるわけですが……。

 このきっかけとなった事件は、実は薪菜自身が引き起こしてしまったものなんではないでしょうか。何故なら薪菜は、龍也がリビングで筋トレを続けていると思ってコトに及んでいたわけですが、龍也がシャワーを浴びようかと思ったのには、薪菜が用意してくれたドリンクの影響がありそうな気がするんですよね。
 だとすると、薪菜が自分で蒔いた種なんですが、実際にはそれで結局全部うまく行ったので、結果オーライというか。

 にしても、オナニーを見られた、責任を取れと言ったときの薪菜の脅し文句、可愛すぎる!

「お、お嫁さんにしてくれないなら、明日からご飯つくってあげませんよ!」

 しかもこれで断ることはあり得ないし。

 それにしても、子宮がキュンキュンとか子宮頸管粘液とか見慣れた表現が出てきますが、する前からそれって薪菜さん、ちょっと張り切りすぎじゃないの(笑)?
 そういう点では、p22にある子宮口の表現も、むちゃくちゃエロいですね。

 すると子宮口が亀頭に吸い付いてきて鈴口から精液を吸い取ろうとしゃぶりついてくる。


 ともあれ、これは各作品ともに共通することですが(まあやはりあのフミツキマサヒトさんの所属するグループだということか)、甘々なハッピーエンドなので、エロ可愛い義妹嫁の誕生です。本作に書かれた範囲では結婚まではしませんが、ラストシーンはむしろ、それ以上の結びつきが感じられるものでした。

○ Case2:メイドの場合『お嬢様メイドと一つ屋根の下っ!』
 資産家に生まれた主人公の獅堂雅紀。誕生日の一月ほど前に夕食の席で、父親からいきなり、プレゼントをやろうと言われます。
 まあここらでタイトルから推測できることですが、プレゼントは専属メイドさん(笑)。
 ヒロインの由梨亜は、財閥鷺宮の一人娘で、幼馴染でもあります。約三年ぶりの再会は彼女の父親の教育、社会勉強というところから成ったのでした。

 由梨亜は以前の通り、真面目で融通が利かない働きぶりを見せます。
 ……かと思いきや、「ご主人様」と呼ばれるのが恥ずかしかった雅紀がそう呼ばないように命令すると、いきなり父親に悪態をつく由梨亜。

「何よお父様! いきなり寮から呼び戻してきたと思ったら『社会勉強としてメイドになって働け』だなんて! しかもよりによって、コイツの家! 悪趣味にもほどがあるわよっ!」
「……え、えとっ?」

 二の句が継げなくなる雅紀(笑)。
 ……かと思いきや、実は由梨亜は子供の頃から雅紀のことを……。
 という見事なコンボが連なります。

 素直でない由梨亜が結構思ったことをさせてもらえているのは、ことあるごとに雅紀に「命令」してもらっているからですね。なんというか、彼女にとってはメイドというのは、願ってもない立場だったのでは? 命令とはいえ、本心では胸を晒すのを悦んでいるとかね。

 いやでも、エロい『ご奉仕』で、「まるで本当のメイドみたい」と思う雅紀、ちょっと何かメイドさんに変なイメージを持っているんでは(笑)? 他にもメイドさん沢山いる筈なのに。
 そういえば、色々と由梨亜を焚き付けてくれるメイド長さん、GJですね!
[追記:2012-09-03]
 何か忘れているなーと思ったら、一番大事なことを抜かしていました。
 あとがきにもありますが(あとがきは作作品毎にある)、このお話、お嬢様ヒロインがメイドってのが重要な萌えポイントですよね。それも、屈辱的なのではないってところも。
[追記終わり]

○ Case3:ブロンドの場合『ブルーアイズのブロンド彼女』
 ヒロインのレティシア・コープランドは、アメリカから転校してきた金髪碧眼の美少女。日本文化は大好きでも、日本語での会話はまだ上手ではありません。
 それで、他の生徒と中々うまく馴染めず、このままでは孤立してしまうのではないか……という頃のこと。主人公の小林亮太は、彼女の気持ちに共感できるものがあり、とある放課後、一人で教室にいたところに現れたレティシアに、カタコト英語で語りかけます。
 それがきっかけで交流が始まり、あるとき亮太はレティシアに進言しました。
 彼女が羨ましそうに見ていたクラスの仲良しグループ。彼らに話しかけてみてはどうか、と。

 そして翌日それは実行に移され、その頃には日本語の会話もある程度できるようになっていたレティシアはやがて、クラスどころか校内でも注目を集める存在になります。
 亮太の一言は、きちんと計画されたものでした。まだ孤立が決定的なものになっていたわけではなかったし、話しかけるように勧めたグループはクラスでも中心的な存在だったし、レティシアがうまく彼らに合流できたとき、クラスから浮いている自分はさりげなく関係を絶つ。
 その結果は見事に実を結びました。

 一つだけ問題を残して。

 そして「現在」に至るのです。亮太は、放課後の他に誰もいない教室で、ずっと憧れていたレティシアに押し倒され、机の上に組み伏せられていました(笑)。

 そこで、互いの気持ちは通じ合うことになったのでした。
 体もね(笑)。

 上に、甘々なハッピーエンドなところが各作品に共通していると書きましたが、そのうち本作は、それとは別の点で、ちょっと違うところがあります。
 何かというと、本合同誌のタイトルにエロ小説とある通り確かにエロい小説なのですが、レティシアの綺麗な想いやクラスのみんなの温かさみたいなものが感じられて。例えば、まだ恩返しができていないというレティシアに、何もしていないと言う亮太ですが。

「じゃあ、恩返しじゃなくて、お節介」
「?」
「リョータ、いまも友達いないんデショ?」
「ぐはっ」

 言葉通りの意味で、イイハナシダナーという印象でした。

 エロと言えば、ちょっと話はそれますが、こんな記述がありました。

 陰毛を剃らないのは日本人くらいだと、どこかで聞いたことがある。だから、レティのそれもそうなんだろうなと、心の片隅で考えてはいた。
 けれど違う。レティのそこは、そうじゃなかった。

 その昔の日本で、ヘアヌード解禁!と騒ぎになった頃がありましたが、私としては、「ふーん……ナンカウレシイノ?」という感じでした。
 まあ、私の感じ方の方がぐろーばる・すたんだーど()だったんだなー、と(笑)。


 さて、こうして三つの話の感想を並べてみましたが、一冊にまとめての印象を書いてみると、三作のうち、『ブルーアイズのブロンド彼女』が最後にあることで、読後感として何か清涼なものが残った感じです。上記のようにちょっと色が違う感じがしますからね。
 あと、どうでもいいことを一つ付け加えると、ページ番号が印刷されているのが、ちょっと見づらい場所になってますけど。まあ、そういう細かいことを突っ込むと結構あるのですが、初めての同人ということですし、そういうところはおいときましょう(笑)。

 というわけで、のくたん合同誌企画の皆さん、お疲れ様でした。

コメント

非公開コメント

No title

ありがとうございました。
なんだか感想を無理強いさせてしまったようで、申し訳なかったです。書き手としてこれはいかがなもんかとは思いましたけど、今回は正当な交換条件だったから問題ナシだなっ!(オイ
わかまつ白月、赤閣下両名には私のほうへこのエントリーをリンクしておきました。前者からは「見透かされてる……。恐ろしい方や」とコメントを頂きました。さすがですねーw
今後もこーいう機会があるかもしれませんが、その時もヨロシクお願いしますね。

……んっ? また感想ねだる気なのか、俺?

Re: No title

> 感想を無理強いさせてしまったようで
いやいや、いい話でしたよ。エロかったし(笑)。ならやっぱり感想書かないとですね。

> 見透かされてる……。
ふぅむ、一体どの辺りを見透かしたことになったのか、わたし、気になります!

> 今後も
こちらこそ、よろしくお願いします。
期待してますよ(笑)?

No title

>ページ番号が印刷されているのが、ちょっと見づらい場所
あぁ、それは組版作業をした閣下氏のミスでございます。私もそこにはちゃんと突っ込んでおきましたよ。すっごい反省してましたw

>一体どの辺りを見透かした
本人曰く「引き出しを見抜かれてる……」と言ってました。素晴らしい観察眼ですね。私のほうがわかまつ氏とは付き合いあるんですが、そげんなことさっぱり分かりませんでした。……私の目は節穴かorz

>一番大事なことを抜かしていました
抜かしている、で私も結構恥ずかしいミスが。
雅紀と由梨亜が出会ってから1ヵ月後のシーンで「明日は僕の誕生日かぁ」とか言ってましたが、日が変わらないうちに誕生日になってました。……明日なんだかその日なんだかはっきりしろや、と製本されたものを読んで恥ずかしくなりました。……やはり私の目は節穴かorz

Re: No title

> 組版作業
紙にしたときの綴じられ方が違った、なんてのはよくありそうな話ですね。

> 「引き出しを見抜かれてる……」
ふぅむ、隠された設定を読み解いたとかではなく、そういうところですか。
とすると、単にたまたま知っていたというだけ、みたいですね。

> 日が変わらないうちに誕生日に
ああなるほど、確かにそうですね。気づきませんでした。
まあ、論理的に矛盾しているとかではなく単にずれているだけなので、こういうのって結構私も見逃しそうな気がします。
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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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