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ラノベ: あのヤジマも読んでる!『なれる!SE』シリーズ

 タイトルにある「ヤジマ」とは、日経BPのIT関連の筋では有名な谷島宣之氏(コンピュータ・ネットワーク局編集委員)のことです。この表記を使ったのは単に煽りっぽいタイトルにしたかったからというだけで、他意はありません。様式美ってやつです。
 あ、でも様式美というなら、昨今の風潮を鑑みるに、ここは「ステマ()」の一言を添えるべきでしょうか(笑)?

 今回、カテゴリを「ラノベ」としているのは、元が『なれる!SE』シリーズというラノベで、ラノベの紹介の紹介の形式になっているからですが、実はもうひとつ理由があります。
 それは、今回紹介する矢島氏による紹介のコラム↓

『萌えるSE』と「燃える営業」、永遠の闘い

が、まるでラノベのようなストーリー展開になっているからです。いい年をしたおっさん(失礼)が、書店のラノベのコーナーの萌え空間に怖じ気付いて中々目当ての本を買えないところなんか、ある意味萌え要素ですよね。私にはそんな初々しさはありませんから(笑)。

 そういえばちょっと前にどこかで、説得力のある文章を書きたければストーリーを意識すべし、みたいな指摘を読んだような記憶が。
 まあ、ストーリーとは言っても多分全部ちゃんと実話だと思いますけど。

 事の発端はというと、ある日出社した矢島氏は、自分の机の上になんか心当たりのないものを見つけます。
 そこの表現を引用しましょう。

 出社すると、机の上に妖しい物が置かれていた。文庫本が2冊あり、表紙カバーには下着姿で微笑む美少女のイラストが描かれている。

 これが、『なれる!SE』の一巻と二巻だったわけです。ちなみに「下着」は後にキャミであったことが判明します。
 しかし、「妖しい」って(笑)。

 そして、本を置いた犯人である日経コンピュータ誌編集部の記者から矢島氏に、よくSEについて書いてるけど実態をわかってないでしょ、などという失礼なメールが届いています。
 萌えなんぞに全くこれっぽっちも興味のない矢島氏はこのメールをさくっと削除し、本もゴミ箱へ……と思ったのに、本というものに対する思い入れのためそんなことはできません。
 仕方なく持って帰り、些細な点ですが気になるところもあったので読むことにしました。

 で、先のシーンに続くのです。何かというと、翌日の仕事帰りに、当時の最新刊である第三巻を買い求めに書店に行ったのです。

 我慢して棚の前まで行き、目当ての本を見つけ手にとると、美少女はスーツを着ており少し安心する。それでも、この表紙カバーの電撃文庫を店員に差し出すまでに多少の時間を要した。

注) 二頁目以降を読むのにははユーザ登録が必要です。
 この辺りは前述のように一種の萌えポイントですよね(笑)。

 以降、作中の名台詞の引用とか、

「エンジニアを馬鹿にする人間は会社を問わず私達の敵です」
「大事なのは結局、お客さんの欲しいものは何かだろう」

そのストーリーの痛快さの指摘とか、

(略)と決めた女性主人公が対峙する第3作は、胸がすく結末を迎える。

果ては今後扱って欲しいテーマにまで触れる矢島氏。
 自身で「愛読者」と言っていますが、まさにその通りの紹介コラムです。
 ……あの矢島氏が、ラノベの紹介!
 しかもITproで。

 以前私は、第一巻のレビューのとき、これ楽しめる人は中々限られるのじゃないか、例えば引退したSEとか、みたいなことを書きましたが、矢島氏のようにSEに深く関わりつつもSEはやったことない、という人もそれに連なる、という感じでしょうか。
 ともあれ、私のそんな感想に対して業界では結構有名らしいこの作品。今回も元はと言えば日経コンピュータ誌の記者からの紹介。
 矢島氏ではないですが、今後に期待したい作品です。

 ちなみに、矢島氏は橋本課長のファンだそうで。

間連項目(当ブログ内の本シリーズレビュー):

tag : 電撃文庫 夏海公司

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まとめtyaiました【あのヤジマも読んでる!『なれる!SE』シリーズ】

 タイトルにある「ヤジマ」とは、日経BPのIT関連の筋では有名な谷島宣之氏(コンピュータ・ネットワーク局編集委員)のことです。この表記を使ったのは単に煽りっぽいタイト

コメント

非公開コメント

No title

業界人には好評のようでw

Re: No title

というかあの作品、業界人以外にはあまり訴求力がなさそうな気がするんですよね。
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Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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