FC2ブログ

独り言: ソニータイマーの思い出

 先日、ネットでこんな記事を見ました。単なるノスタルジーみたいなものですけど。

壊れる製品、他社の物真似・・・ソニーはこんな会社じゃなかった

 話はまず、ソニータイマーの都市伝説から始まります。
 これは、ソニーの製品は保証期間を過ぎた途端に壊れる、というものですね。文中では「一定期間が過ぎれば製品寿命がくるタイマーが埋め込まれている」「保証期間が過ぎたと同時に壊れるように細工している」という表現が使われていますが、これはどういうニュアンスなのかな。何かそういう部品が入っているという意味なのか。
 私のイメージでは、徹底した品質管理によりコントロールされているという感じでしたが。つまり、買い換え需要を促すための能力の無駄遣いを揶揄する皮肉ですね。
 まあ、所詮都市伝説なのでどうでもよろしい。

 ところが、VAIO辺りからそもそも保証期間が過ぎる前に壊れるようになった、という筆者の印象が綴られています。
 私はVAIOを買ったことはありませんが、知り合いが買ったのを見たら、なんかいかにも「ちゃちぃ」感じがして、壊れ易そうだなーと思ったら本当にそういう声があちこちから。

 結局のところ、非常にうまく話がつながっていて、魅力的な製品が作れなくなったけど、卓越した品質管理で新しい製品が出せなくても買い換え需要を促すなんていう卑屈なことをやっていたら、そもそもそれすらもできなくなってしまった、という凋落の物語です。
 私も、まあ保証期限の直後という程ではありませんでしたが、過ぎてから程なくして壊れた製品がありました。8mmビデオデッキです。で、修理したんですけどやっぱりすぐにダメになって、仕方なく買い換えました。
 勿論、他社の製品です。

 どうでもいいですけどこの記事、妙なコメントが付いてますね。「「無償保障期間が過ぎると壊れる」=「無償保障期間中は滅多に壊れない」というイメージに他ならない」とか?
 世代が違うのか、知性の不自由な方なのか。
 ソニータイマーのキモは、保証期間が過ぎた「直後」に壊れることであって、それは一般には製品寿命(つまり買い換えたいような次の製品が出るとき)が来る前に壊れることを意味します。保証期間内に壊れないのはそもそも当たり前。だって、当たり前だから無償で修理というペナルティがあるわけだし。
 他にも、「「ソニー製はよく壊れる」というイメージと、「ソニータイマー」の概念は基本的に異なる」とありますが、それを混同しているのは冒頭に話をしていた編集担当者だし。筆者は、VAIOで保証期間内に壊れるようになってからよく壊れると思うようになったわけだし。この記事、そういうストーリーになっているのに、わかんないのかな。
 ついでに言えば、ソニーもネットブックを出していると指摘していますが、それが、担当者がブームが本物だと判断した後でないとどうして言えるんだろう?
 極めつけは、「素晴らしい製品や商品も作るが、全く売れない物も作る」から元々こんな会社だと言っていますが、そもそも素晴らしい製品を作らなくなったから「こんな会社じゃなかった」という文章なのに。
 読解力のなさからすると、後者の方かな?

 とかいうのは言っても意味がないので措いといて。

 私は最早ソニーは見限ったつもりでいるんですけど(まあ元々熱狂的なファンというわけでもなかった)、この半年くらいで随分ソニー関連のエントリを書きました。
 ちょこっと触れただけなら他にも。
 何だかんだ言いながらも、やはりそれなりの愛着というものがあるんでしょうか?
 特に、大きな懸念事項だったストリンガーの退陣が影響しているのかも知れません。これで、出井から続いたおかしな路線からは外れるのではないかと思います。
 ただ、今度の人が何をどうしてくれるのか。そこまではわからないので、新たに踏み出した道がどんなものかもまた、私にはわかりません。

 いずれにしても、上記のようにそもそもなんでこんなにソニーのことに自分が拘っているのかさえもわからないので、まさしくこのエントリはカテゴリ名の通り、採り挙げた記事と同じく「独り言」ですね。
 一つ言えるのは、やっぱりもう少し面白い会社になって欲しいな、ということです。別にそれがソニーでないと困るわけでもないですけど、実績があるということで。
 今の日本にはそういうのが見当たらないから。

コメント

非公開コメント

プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
月別アーカイブ
アクセス解析中