エロゲ: 『WHITE ALBUM2』 雪菜という人物について思う
Leafの『WHITE ALBUM2 -closing chapter-』について色々書きました。
このゲーム、攻略対象キャラだけに限っても、小春、麻理、千晶、かずさ、雪菜といるわけです。で、その中でもかずさと雪菜は、主人公である春希との縁も深く、物語も"-coda-"というかずさと雪菜をメインとする章までありました。
この展開の中、雪菜はずっと登場し続けたわけで、ある意味他のヒロインの攻略には障害になっていたりという感じもあったりします。
二大ヒロインのかずさと雪菜は、比較されているケースも多いようですが、そういったことは、雪菜のマイナスポイントになってる場合もあったり。
雪菜について私は、"-coda-"の雪菜ルートの感想で色々書いたような評価をしました。しかし、同時に思ったことがあります。
雪菜にあのような八面六臂の活躍ができたのは、あのルートだけだったわけです。かずさルートに至っては、アタマおかしくなってしまいますし。
結局のところ何が違ったかというと、春希が色々ぶちまけて、挙げ句の果てに「お願いだ雪菜………かずさを、助けてっ」と丸投げしてしまったことですね。
このことは何を意味するか。
「能力があるのに機会を与えられなかった人の悲劇」が他のヒロインのシナリオでの雪菜だったのではないでしょうか。
大体、何かを為し遂げられる人というのは、まあ正だったり負だったりはしますが、パワフルなものです。そして、奇矯だったりエキセントリックだったりすることもよくあります。『WHITE ALBUM2』で言えば、千晶、かずさなどがその例ですね。先日亡くなったSteve Jobsなんかはその実在の人物の例と言えましょう。
で、雪菜もやはり、そっち側の人間だったのではないでしょうか。
面白いのが、今例として挙げた人物や、歴史に見られる類似した人物も、どうもアート(芸術だったり技術だったり)の世界に多い気がしますが、雪菜の場合はやや実務能力の比重が大きい感じがするところです。ただ、その原動力が「想い」であっただけで。
だから、機会を与えられないと、エネルギーそのものである「想い」だけが取り残されて暴走し、場合によっては自滅してしまう。
そういう風な意識で思い返してみると、この作品の雪菜というのは、殆んどのケースでずっと悲劇だったわけですけど、その理由が「機会を与えられない」ことであるのなら、異常に世話好きな春希という人物を想うようになった以上ほぼ必然だった、という皮肉な定めだったんですね。
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このゲーム、攻略対象キャラだけに限っても、小春、麻理、千晶、かずさ、雪菜といるわけです。で、その中でもかずさと雪菜は、主人公である春希との縁も深く、物語も"-coda-"というかずさと雪菜をメインとする章までありました。
この展開の中、雪菜はずっと登場し続けたわけで、ある意味他のヒロインの攻略には障害になっていたりという感じもあったりします。
二大ヒロインのかずさと雪菜は、比較されているケースも多いようですが、そういったことは、雪菜のマイナスポイントになってる場合もあったり。
雪菜について私は、"-coda-"の雪菜ルートの感想で色々書いたような評価をしました。しかし、同時に思ったことがあります。
雪菜にあのような八面六臂の活躍ができたのは、あのルートだけだったわけです。かずさルートに至っては、アタマおかしくなってしまいますし。
結局のところ何が違ったかというと、春希が色々ぶちまけて、挙げ句の果てに「お願いだ雪菜………かずさを、助けてっ」と丸投げしてしまったことですね。
このことは何を意味するか。
「能力があるのに機会を与えられなかった人の悲劇」が他のヒロインのシナリオでの雪菜だったのではないでしょうか。
大体、何かを為し遂げられる人というのは、まあ正だったり負だったりはしますが、パワフルなものです。そして、奇矯だったりエキセントリックだったりすることもよくあります。『WHITE ALBUM2』で言えば、千晶、かずさなどがその例ですね。先日亡くなったSteve Jobsなんかはその実在の人物の例と言えましょう。
で、雪菜もやはり、そっち側の人間だったのではないでしょうか。
面白いのが、今例として挙げた人物や、歴史に見られる類似した人物も、どうもアート(芸術だったり技術だったり)の世界に多い気がしますが、雪菜の場合はやや実務能力の比重が大きい感じがするところです。ただ、その原動力が「想い」であっただけで。
だから、機会を与えられないと、エネルギーそのものである「想い」だけが取り残されて暴走し、場合によっては自滅してしまう。
そういう風な意識で思い返してみると、この作品の雪菜というのは、殆んどのケースでずっと悲劇だったわけですけど、その理由が「機会を与えられない」ことであるのなら、異常に世話好きな春希という人物を想うようになった以上ほぼ必然だった、という皮肉な定めだったんですね。
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