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アニメ: 『魔法少女まどか☆マギカ』 BD#6感想 - TVとの違い編

 アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』、BD第6巻の感想その一、テレビ版との比較です。
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(2011/09/21)
悠木 碧、斎藤千和 他

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 パッケージ化するにあたり、テレビ放送時から修正が入るのはいつものことですが、今回はちょっと微妙なのもあったので、比較してみます。
 他にも結構あったのですが、印象の強かったのだけ挙げます。印象で決めてるので、絵的には些細な違いだったりするのもありますし、その逆もあります。

 まず、第11話から。
 まどかがほむらの家を訪ね、話をするシーン。『ワルプルギスの夜』についてのほむらによる説明に、ちょっと追加がありました。

「今までの魔女と違って、こいつは結界に隠れて身を守る必要なんてない。ただ一度具現しただけでも、何千人という人が犠牲になるわ。相変わらず普通の人には見えないから、被害は地震とか竜巻とか、そういった大災害として誤解されるだけ

 この、下線部ですね。……地震ですか。
 ところで、まどか☆マギカの舞台のモデルは群馬県であるというのが定説ですが、実は熊本県かも(笑)?
madokamagica11_telop1.png

 同じシーンで、まどかが「ほむらちゃんの言ってることが本当だって思えない」と言ったときのアップ。
TVBD
madokamagica11_tv2.pngmadokamagica11_bd2.png

 テレビで見たとき、この構図はまどかに対して視点が斜めになっているわけで、涙の流れる方向がおかしいな、と思ったんですが、BDではまどかが首を傾けている構図になっています。
 これ、なんかちょっと不自然ですね。テレビと同じ構図で、涙だけ直せば良かったのに、と思いました。

 次は、ほむら対『ワルプルギスの夜』。ワルプルギスの全身がきちんと見えたカット。
TVBD
madokamagica11_tv3.pngmadokamagica11_bd3.png

 ワルプルギス、全体のシルエットとか顔が結構変わってますね。顔は、テレビ版の方が良かったなぁ。パソコンの壁紙にするくらい気に入ってたんですけど。ちょっと拡大。
TVBD
madokamagica11_tv3up.pngmadokamagica11_bd3up.png

 でも、BDの方がイヌカレーさんの設定に近いかも?
 ちなみに、ワルプルギスの嗤い声もちょっと変わってます。

 続いて、同じく『ワルプルギスの夜』。
TVBD
madokamagica11_tv4.pngmadokamagica11_bd4.png
madokamagica11_bd5.png

 ほむらがぶっぱなしたミサイル(というか、正確にはなんて言うんだろう?)ですが、テレビでは(背景の動きも含めて)なんだかよく分からなかったのが、BDだとわかりやすくなっています。
 BDではこの兵器、SHAFTのロゴが入っていましたね。SHAFTってそんなものも作ってたんですか(笑)。ついでに言うと、第10話に出てきた射太興業というヤクザ屋さんも系列でしょうか?

 それから、ほむらの台詞、というかモノローグ?
 ワルプルギスが、ほむらの攻撃なんてまるでものともせずに突き進む。その先には避難所があります。
 それを阻止しようと焦るほむらの言葉に、追加がありました。これも、下線部です。

「これ以上先に進まれたら、避難所を襲われる! どうにかして、ここで食い止めないと」

 絵を見ていれば避難所を気にしているのはわかるのですが、一応わかりやすく、ということなんでしょう。でも、「避難所が!」くらいでよかったかな、と私は思いました。

 さて。
 個人的には、結構問題な変更点である、第11話ラスト。
 まず、矛盾点の訂正。
TVBD
madokamagica11_tv7.pngmadokamagica11_bd7.png

 ほむらの盾の時間の砂(?)はもう落ちきってしまった筈なのに、テレビではまだ赤かった。それが直っています。
 次に、ほむらの背後。
TVBD
madokamagica11_tv8.pngmadokamagica11_bd8.png

 ほむらの顔がアップになったとき、背景に景色が見えるようになりましたが、これおかしいですね。
 だって、この配置ですよ?
madokamagica11_bd8b.png

 それから、まどかが「ごめんね」というときの顔が描き直されています。
TVBD
madokamagica11_tv9.pngmadokamagica11_bd9.png

 ……ちょっと、普段の顔と違いすぎませんかね? しかも、台詞はちょっとお茶目っぽい、以前の私の表現で言えば「いたずらを見付けられた子供のような表情」によく合ったもののままなので、絵を変えるのなら声も変えて欲しかったかも。
 実際には多分、顔を描き直したというよりも、ほむらに上半身をかがめてほむらに顔を寄せている、という風にしたかったのでしょうけど。

 更に、上記のほむらの顔に、テレビではスタッフのテロップが入ってたわけですが、BDではそれを避けるためか、エンディングがあって、『Magia』が流れます。
madokamagica11_bd10.png
 これは、わたし的には大きな減点です。
 あそこは、無音、というかごごごーっという背景音だけでぶつっと終わるのがいいし、よしんば音楽を使うとしても『Magia』は合わない。曲調的に、これから高揚していく、という感じではない。

 以前、エロゲの『痕』をやったときのことなんですが、あのゲーム、演出で時々、BGMがふっと切れて無音状態になるんですよね。そのとき感じたんです。無音の作る雰囲気、というのを。
 第11話ラストは、さあ遂にまどかが決断して、これから一体どうなるんだろう、という方向性の見えない瞬間です。ならば、音楽とか入れないで雰囲気も中庸であるべきだった、つまりテレビ版の方が良かった、と私は思うわけです。
 あの赤い字がかぶるのも、それはそれでいい味だし、BDなんだからノンテロップ版も見られる、という風にもできたはず。
 ここの改変はちょっと……ですね。

 で、第12話。
 こちらは第11話ほど強く感じた改変は多くないですね。
 まず、ちょっとした修正。
TVBD
madokamagica12_tv1.pngmadokamagica12_bd1.png

 静止画ではわかりませんが、テレビ版では背景も含めて完全に止っていました。このシーンの他のカットでは雲が激しく流れています。BDではここでも雲が動いています。

 まどかが、ほむらに語りかけるシーン。まどかが「遍在」する者になって、ほむらのこれまでを「見た」ことを告げるところ。
TVBD
madokamagica12_tv2.pngmadokamagica12_bd2.png

 回想っぽい絵になったのはいいんですが、明るすぎてつぶれてますね。ちょっと効果が強すぎ?
 また、このときの背景。
TVBD
madokamagica12_tv3.pngmadokamagica12_bd3.png

 色々派手になって、例の謎の文字が飛び交っています。この文字、これまでにも修正で追加されたりしていますね。
 ちなみに、二人の体を隠す何か(笑)も、BDでは何となく薄くなって、透けて見えています。
 虚淵は、コメンタリで、特権で無修整で見たとかのたまっていました(笑)。

 最後に、大きな違い。
TVBD
madokamagica12_tv4.png

 これ、見えないのが正しいのでしょうか。ウチの試聴環境がおかしいのかな?
[追記]
 これは、「制作上の意図」だそうです。……???

関連項目

tag : アニメ 魔法少女まどか☆マギカ

コメント

非公開コメント

No title

避難所を襲われる」も震災に配慮してTV版では削られていたのだと思います。

Re: No title

> 震災に配慮
ああなるほど。その可能性はあります。
今回のエントリを書くに当って、テレビの11話を見直したとき、同じく台詞が追加されていたまどかとほむらの対話シーンに不自然なくらいの「間」があるな、と感じました。
あの台詞(地震とかに言及した部分)を追加して丁度いいくらいです。
ほむらが躊躇しているのかと思っていましたが、もしかすると、そちらも同じかも知れませんね。
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水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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