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ポルノ: 『肉食生徒会長サマと草食な俺』 意外と獰猛だった草食系

 なんか、エロ小説のレビューって久し振りです。
 このところどうも、セックスの描写を受け付けなくて。この間レビューしたエロゲ三作も、そういうシーンは殆んど飛ばしてプレイしてました。特に三作目は、そもそも本番ないし(笑)。でも本番ないポルノ小説ってないし。
 とか言いながらも読めたのが、これ。
肉食生徒会長サマと草食な俺 (美少女文庫)肉食生徒会長サマと草食な俺 (美少女文庫)
(2011/08/19)
黛 ましろ

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 なんかこう、雰囲気が半分くらいお笑い、みたいな(笑)。

 主人公の精一郎には、子供の頃のトラウマみたいなものがありました。東京から転校してきた美少女のミオちゃんから、いきなり「おちん×ん見せて」とか言われて、成り行きで見せあって……ということになりそうだったところで彼女のペットの(!)に襲われ、エラい目にあったわけです。
 いや、自分はしっかり彼女のを見せてもらって、おまけにいじってイかせたりしてましたけど(笑)。
 で、その後彼は遠くに引っ越すことになったのですが、六年ぶりに戻ってきたところから本編が始まります。

 そのミオちゃんこと生徒会長の未織は、外見が儚げな文学少女、しょっちゅう貧血で倒れる、というコンボで、しとやかな大和撫子のイメージで見られていましたが、まあタイトルの通りで。
 つまり、しょっちゅう倒れるのは異常に燃費が悪いせいなので、かなりの大食い。しかも、レバーだとかほうれん草だとか、鉄分たっぷりのものが主体。
 加えて、子供の頃から変わってませんが、性についても貪欲で、栄養補給をしたら一人で処理したりなんていう日常です。
 ちなみに、よく読むのは「フランス書院文庫」だそうで。美少女文庫でなく黒本の方か!?

 そして精一郎ですが、虎に襲われたときに付いた顔の傷とか、そもそも顔付きとか、色んな意味でみんなからヤンキーと思われて恐れられていますが、全然なのです。

 その彼が、空き教室に籠ってわざわざ用意した張り型で仮想フェラをしながらオナニーしている(笑)未織を見てしまうわけです。
 で、悲劇のヒロインになりきっている未織。

「そうよ! わたしは、文学少女でも大和撫子でもなんでもないのよ! 普段エッチなことばっかり考えてて、オナニーはほぼ毎晩してて……男の子のアレがどうなってるのか興味がありすぎて、通販でディルドを買って、学校でフェラチオの練習するような女の子なんだから! 肉食系女子どころじゃない、肉棒食系女子よ!」


 肉棒食系女子! 誰がうまいこと言えと(笑)。
 結局なんだかんだいいくるめてそこでフェラから初めての本番まで。おまけに付き合うことに。

「これからよろしくね、ダーリン♪」
 にこやかに笑う口元には、明らかに、肉食獣の牙が見えていた。


 というわけですが、デートと言えば高級ホテルのスイートルームでソープランドごっことか、どっかおかしいよ(笑)。
 でも精一郎君、どうにも未織のペースに乗せられているという流れの割りに、結構そのときになるとノリノリですよね。おまけに絶倫だし。
 そう言えば、動物に詳しい人(写真家だったかな?)が、所謂「草食系」の用語はおかしくて、草食動物も結構獰猛だとか言ってましたね。いや、そもそも草食系ってそういう意味ではなかったんですけどね、最初は。
 まあ別にどうでもいい話ですが。

 で、やがて未織もこんな風に舌を巻くことに。

 卑猥な言葉を言うことを強要させられ、膣の内奥がじゅんと蕩けた。
(精一郎くんったら、わたしがなにをしてほしいと思ってるのか……全部見抜いちゃってるみたい。ここまで立派なレイプ魔に育ってくれたなんてッ)


 いやレイプ魔って……自分からしかけておいて(笑)。

 とか言いながらも、やがてきちんと気持ちを確認することになるんですが(p257~)、あからさまに言葉にしない告白が、なんかちょっといいかも。

 最後の方では、アナルセックスもありで、バイブと合わせて二本差しとかも。

 最終的に、この二人の仲は公認になるのですが、そこでもやっぱり、世間は未織がヤンキーの精一郎に脅されたり調教されたりしたんだといった風に見ていますが、まあ、二人の気持ちが通じていればいいかな、みたいな。
 というか、二人だけにわかる秘密の仲って、それはそれでいいかもですね。

 ちなみに、精一郎も未織も、子供の頃に会っていたことに中々気付かないんですが……。
 また、政略結婚の話とか出てくるんですが……。
 その他色々、結構これはストーリー的になんか深い意味があるかな、と思うところあったんですが、ストーリー的にはそんなに凝っている、というほどでもない感じですね。
 この作品は、これまで書いたような感じの「ノリ」を楽しむものかな、と思いました。

P.S.
 プロローグの回想シーンで、子供の頃の精一郎がミオちゃんのアソコをいじってイかせちゃったときのこと。

 コリッとしたものが、指先にひっかかった。
「ふぁッ──ソ、ソコ、やぁんッ……」
 その部分に指が触れた瞬間、ミオちゃんは、弾かれたように腰をのたうたたせる。
「ココ? ココが、どうかしたの?」
(さっきはこんな物、なかったはずだけど……)


 この描写の仕方、なんか思い出すものが。
 そう。拙作『教えてあげるから!』にありました(笑)。

「ねえ春菜ちゃん、ここの上の方にあるちょこっと膨らんでるの、なに? さっきはなかったと思うんだけど」


  また、エピローグより。

「なんです? それ。バイブですか? しかも……」
 精一郎は、絶句した様子で張り型をまじまじと見つめた。
「えへへっ、精一郎くんのおちん×んの型を取って、バイブを作ってみたの」


 これも、拙作『ニュー・ムーン』でヒロイン兼主人公の香穂がやってました(笑)。

 うーん、デビューしたばかりとは言えプロの人と同じアイデア。私も結構なものかも(笑)?

tag : 美少女文庫 黛ましろ

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肉食生徒会長サマと草食な俺 (美少女文庫)

  肉食生徒会長サマと草食な俺 (美少女文庫) 黛 ましろ フランス書院 発売日:2011-08-19 ブクログでレビューを見る≫ 「これが本物の××なのね!」夢中でかぶりつく生徒会長! 大和撫子な未織先輩が、××大好き肉食女子だったなんて!? ?...

コメント

非公開コメント

No title

私もこれ読了しました。なかなかに安定した、ソツのない作品だったなと。
後日レビューは書きますが、とりあえずまず言いたいことは

>肉棒食系女子
フイタw

Re: No title

> とりあえずまず言いたいことは
それは、未織サンにでしょうか、それとも黛さんにでしょうか(笑)?
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水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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