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せいじ: 天罰とか神の仕業とかもうね……

 もういっそのこと、選挙権、被選挙権、閣僚選定の基準に年齢の上限を設けて、10年くらいの期間限定でその上限を50歳くらいにしたらいいんじゃないのかな?
 ほら、今流行ってるじゃないですか。
 「断捨離」ってのが。

 でも、若くても橋下みたいな奴もいるしなぁ。

 まあ言いたいことはわかる。
 思想や信条の自由ってのは確かに定められています。だけど、公務員で、しかも公務ででしょ?
 民間なら、アディダスの社員がアディダスなんて嫌いだというような……いや、背任とか業務上横領とかの方が近い? 自分の思想を職場でバラまくという利益を得ているわけだし。
 なら、私学でやれよ、とか、塾でも開けば、と思うんだけど。
 それをまた、思想や信条の自由の侵害と報道するメディアもアレだけど。

 でもさぁ。
 それを処罰するのはいいけど、自分までどっかの都知事みたいに人間としての尊厳を捨てるとか、アホじゃね?
 だけどまあ考えてみると、文科省とか外務省とか、そういうところが一番国益に反した存在なわけで、微妙だなぁ。

 こういう本があります。
9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方
(2010/11/25)
福島 文二郎

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 本文でも、どうやらディズニー自体も「リーダー」という表現を使っているようです。
 私が思うに、リーダーという存在には、二つの意味があると思うんですよね。
 一つは組織を特定の方向に導く、統率という意味。もう一つは、人を育てることで(組織を)維持する、指導という意味。
 この本では、どちらかというと後者の意味で「リーダー」という言葉を使っていることが多いです。
 まあ、別にそれらはきっちりとわかれるものでもなく、重なり合っていることも多いわけですが。
 この本で紹介している指導の仕方には、いくつか、これを思い出させるものがありますね。
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」(山本五十六)

 それはさておき、今取り上げたいのは、行動指針と優先順位の重要性です。
 ディズニーが設けている行動指針とその優先順位は、こうなっているそうです。
(1) 安全性 (Safety)
(2) 礼儀正しさ (Courtesy)
(3) ショー (Show)
(4) 効率 (Efficiency)
 目玉とも思われる「ショー」が三番目、効率に至っては四番目です。それは、いくらショーを見せたくても、そもそもゲストが安心して楽しめる環境を整えないと、何を用意しても無意味だから、ということですね。
 震災のときも、キャスト(この本には9割がバイトと書いてありますが)はこの指針に徹底して従い、その対応は高い評価を得ていると聞きます。
 結局のところ、そもそもディズニーとは何なのか、何を提供しているのか、何のために存在しているのか、それを大前提として中心に据え、全てをそこから導く、ということをするとこうなるのでしょう。
 ちなみに、ディズニー用語で「ショー」とは、「施設・社員など、東京ディズニーリゾート内のすべて」だそうです。

 震災のあと、「想定外」についてコメントしたことがありましたが、その最後に私はこう書きました。

 今回の件の問題点としては、そういう技術的なことよりも、もっと泥臭い、社会的な理由の方が余程大きいんじゃないか、そう私は思いますけどね。

 東電は結局、寿命の来ている原発を維持するために(廃炉を避けるために)海水の注入を渋った、とか、そういうわけがわからない理由が伝えられています。
 原発の特性を考えれば、行動指針のトップにあるべきは、ディズニーと同じく「安全性」であるべきだと私は思うんですけどね。総合的に見ればその方が、経営の上でも理に適っている筈なんですけど。
 尤も、今朝の新聞報道によれば、海水注入を始めたところ首相の判断で停止することになったそうですけど。
 その報道にあった専門家のコメントによれば、たとえ本当に再臨界に至ったとしても、それでも冷やすことの方が重要で優先すべきだそうですが。

 以前にも言いましたが、結局、日本のトップっていうのは、経営者にしろ政治家にしろ、所詮中間管理職の成り上がりみたいな、最終的に責任が帰着する立場という意識がない者ばかりですよね。
 ちょっと前、例によって日経BPからですが、こんなのがありました。
経営陣の報酬を世界トップクラスに引き上げよ
 主張の柱は、グローバル化で海外からも経営者を呼び込みたいとか言うなら、報酬を上げろ、という話なんですが、重要なのは、単に今のまま上げるんじゃなく、業績に連動する部分を上げろ、というところです。
 まあそれがどうかはおいといて、私はこの主張の中で、非常に良い指摘だと感じたことがあります。
 それは何かというと、「定」報酬の弊害です。
 業績を上げても報酬が上がらないことよりも、失敗しても報酬が下がらない。それこそが問題だ、と。
 そうですよね。
 共産主義が崩壊したのと同じことです。
 成果を上げなくても報酬はもらえるし、責任も取らない。まさに、これが日本の経営者をだめにしているのか、だめだからこういう仕組みになっているのか、悪循環なのか。

 大体、首相にしてからが、判断と決断の区別ができてないようだし。
 政治主導ってのは、政治家が何から何まで全部やることだと思ってるからなぁ。

 結局、上記のディズニーの例と同じで、自分は「何なのか、何を提供しているのか、何のために存在しているのか」、そういうことを考えてないからそうなる、ということですかね。

 ちなみに、こういう記事があると、日本人にはそういうのは合わないとか言う人が出てくるでしょう。でも、なら今の日本で金銭以外の報酬って何があるの?とか聞きたくなりますけどね。なんでも無報酬(精神的なものなど無形のものも含む)でやれとか、そんなムチャがまかり通りすぎ。
 ……それだからこんなに人材がいないのかな?

コメント

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No title

非常事態の訓練を二日に1度やってるとか、そりゃ嫌でも体が動きますね
本家ディズニーワールドの方は自前の消防隊や警備会社があるくらいですしね

Re: No title

訓練の実施とかもそうですが、やはり意識の違いは大きいでしょうね。
つまり、行動指針の認識を徹底しているということは、行動の意味(理由)を常に意識させるということでもありますし。

そう言えばこのディズニー本には、何かを指示するときには必ず「理由」を伝える、という項目もありました。
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水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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