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ポルノ: 『妹は温泉女将!』 キーパーソンはMACHINA

 いやー、読んでから随分時間が経ってしまいました。

 中々に多彩なキャラが登場する本作。メインは、実妹の水菜子と義妹の真希奈。
 主人公の圭一は、両親の離婚で水菜子と離れ、父親の再婚で真希奈と逢うことになりますが、旅館(温泉宿)をやっている水菜子の家で、それを支えていた母親が過労で倒れたためにヘルプに向かうことになるわけです。
 で、自分の元を去ってしまった(大好きな)兄にちょっと鬱屈したものを抱えていた水菜子と、やはり兄を大好きで、ちょっとの間でも離ればなれになるのを嫌がって追ってくる真希奈。
 こういった始まり方です。

 ですが、まず最初に登場するエロイベントキャラは、地元の温泉大好き小学生カルテット(笑)。
 浴室の掃除をしていた圭一とはちあわせてトラブって、圭一が風呂に突き落とされて気を失っている間に、彼女達が圭一を裸にしてエロいイタズラを! あそこを舐めさせたり、フェラをしたりとか。
 ここで、その様子を描いたp39のイラストに、「※我々の世界ではご褒美です」と書いてありますが。
 一体何を言ってるんだか。我々って誰ですか、もう。
 こんな本を読んでるんだから、読者全員に決まってるじゃないですか! こんな注意書は無意味ですよ。
 さて、それを追っ払った水菜子ですが、実は結構前から様子を見ていて、あとでそれを思い出して一人分をめたり……。

 ここで、水菜子のライバル若女将、谷津美。年下なのに、圭一からは年上のように見える色っぽさ。
 基本は水菜子と真希奈のダブルヒロインなんですけど、谷津美がその次点くらいのところにいて、圭一の初めての相手は彼女になるわけですが。
 もしかすると、水菜子と真希奈の関係の優位性を考えてそうしたのかも?

 で、水菜子と谷津美は商売の上で対立しているわけですが、どうも水菜子の頑固さがその根っこにあるようで。
 母親も実はその辺りちょっと気にして、イベントで一つの仕切り、ということに。
 それが、「若女将オブザイヤー」です。
 ところで、この時点で、真希奈が圭一を追掛けて来ていて、谷津美の次に彼とエッチしてしまっています。

 さて、その「若女将オブザイヤー」ですが。
 殆んど色気対決だったり(笑)。
 街おこしのイベントとしても、本作の設定に絡めた意味でも中々面白いのが、このコンテスト、予選を通過した人に加えて飛び入り一人で対決することになっています。
 当然のことながら、飛び入りは真希奈。

 第一次審査は、「お色気脱ぎ脱ぎ、着物からの~水着ぃ~!?」です。言葉通り。
 「色っぽく着物を脱いで水着になる」というもの(笑)。
 谷津美はまあ色っぽくやるわけですが、水菜子は点数でそれに及ばず。
 注目は、真希奈です。
 脱ぐのにまごついたりしているのが逆に受けて、観客は大喜び。
 で、脱いだと思ったら、名札付き、紺のスクール水着!
 点数が、100点を付けた審査員がいたりで、結構高かったり(笑)。

 決戦種目は接客なんですが、やんちゃな子供達にどう対応するかというもので、例のカルテットが再登場(笑)。
 谷津美は堂々と、料理の旨さで勝負。ナマぐさいのがイヤだから刺身食べない、という「客」に、焙った刺身で対応。まず「食わず嫌いにならないことが大切」というもの。
 水菜子はと言えば、怒ってお尻叩きのお仕置きをしてしまいます。
 なんかビミョーな空気になってしまった場を収めたのはやはり真希奈でした。
 刺身を粗末にするなんて可哀想と、いきなり大泣きしたかと思うと、可愛らしい説教をしたりで、多いに盛り上がり。
 結局、真希奈が優勝したのでした。

 なんか、この辺りで思ったんですけど、基本この物語、真希奈が引っ張ってますよね。追掛けてきて、さっさと旅館で圭一に捧げてしまうことにより水菜子が動き始めますし。
 この後も、副賞の湯本の権利は自分が持っていても仕方ないと水菜子に渡そうとし、拒否されると、勝負を迫ります。
 自分が圭一に抱かれていたのを水菜子が知っていたこと、そしてオナニーしていたことを見抜いていた真希奈は、「妹オブザイヤー」を提案。

「あたしと水菜子お姉ちゃんの、どっちがいい妹なのか競うの」

 で、副賞が「お兄ちゃん」(笑)。
 真希奈すげー! というか、真希奈が一番オトナ、かも?

 家族風呂で、二人の水着の妹に、「女体盛り」。ただし、クリーム。
 ところで、このときの真希奈の水着は白のビキニ。イベントでのスク水は、あれは場を読んでの意図的な選択だったのかー!? そうだとすると、凄いかも、真希奈。
 で、始めた途端、水着なんてどうでもよくて、まずトップなんてはずして、胸にクリームを塗りたくって。
 真希奈の攻勢は凄い。やがてボトムも脱いで、股間に塗りたくって(笑)。

 次は手コキ。いや本当はボディ洗い対決だったんだけど。

「自分ばっかりそんなところをいじって、お兄ちゃんが気持ちよくなるの、当たり前じゃない」
 それもそうかとすぐに納得したらしく、真希奈がペニスから手をはずす。
「じゃあ、水菜子お姉ちゃんもさわって」
「え、わたしが!?」
「そうしないと公平じゃないもん。あ、そうだ。だったら、順番にシコシコして、どっちのときに射精するかで決めればいいわ」

 いやほんと、真希奈ってすげー。
 しかも、最終的に「じゃあ、手じゃなくてオマ×コで勝負よ」と宣言したのも真希奈だったし。
 水菜子の前でして見せることになる、圭一と真希奈。
 しかし、水菜子は泣き出してしまいます。

 ところで、ここで明される秘密。
 水菜子が抱いていた圭一への鬱屈した想いは、結局のところ、圭一が水菜子を置いて去ってしまった、というところから来ているわけですが。
 それは何でだったかというと、思春期を迎えていた圭一が、水菜子に対して性的な欲望を抱くようになっていたから。このままでは水菜子を襲ってしまうのではないか、と思ったから。
 で、ここでもまたもや、事態の打開を促したのは真希奈でした。圭一と真希奈がしていたのを聞いて、水菜子はオナニーをしていたのではないかと問う真希奈に、水菜子がそれを肯定すると。

「そっか。だったら、お兄ちゃんもちゃんとしてあげるべきだよね」
「え、してあげるって」
「だからエッチよ。お兄ちゃんは、水菜子お姉ちゃんのバージンをもらってあげなくちゃいけないの」

 それで「ちゃんとしてあげる」ことになるわけです。
 真希奈、オトナー(笑)。なんか、イベントで子供達相手に大泣きしたのも、意図してやったんじゃないかという気がしてきます。
 おまけに、二人のエッチの手助けまでするし(笑)。台詞がいかしてます。

「よかったね。お兄ちゃんにバージンあげられて」
「うん」


 で、最後のオチがまたいい。
 圭一に初めてを捧げた谷津美が、権利を主張します。

「あんたたちが圭一さんをお兄ちゃんにできるのなら、わたしにもその権利があるってこと。わたしも圭一さんの妹にさせてもらいますからね」


 真希奈は、最後まで偉大でした。

「ふん。そんな減らず口は、このぐらいおっぱいが大きくなってからにしなさい」
「なによ。乳がでかけりゃ偉いわけじゃないわ」
「そーそー。妹はやっぱりつるぺたでなくちゃ


 この話、結局全てが真希奈の掌の上だったんでは……(笑)?

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コメント

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橘先生は前作の『このたび妹と~』が個人的ヒット作だったので今作も期待していたんですが……なんていうか、今作は僕としてはあんまり“響く”ものが無かったんですよねー。

まず、第一に女子小学生カルテットのくだりが長い。
正直、「ここで尺を使うくらいなら、もっと水菜子や真希奈との絡みを増やしてくれよ!」と(笑) いや、なんていうか女子小学生達との絡みを入れる必然性もあんまり感じませんでしたし。

第二に、谷津美が不憫(笑)
せっかくの主人公の初体験相手なのに、中盤以降まるで忘れ去られたかのような扱いに(涙) こんな扱いだったらH無しのサブキャラでも良かったのでは?と。そしてもっと水菜子や真希奈との絡みを(ry

第三に、真希奈のキャラがブレてる(ように感じる)。
なんていうか、天真爛漫キャラなのか策士キャラなのかよくわからないというか。女将コンテストで魅せたキャラと、その後の妹対決で見せたキャラとがあまりにも違い過ぎるように感じてしまいまして。
いえ、決して策士キャラが嫌いというわけではなく(むしろ『は~れ部』の優菜とかなんて大好きですし)、そうした“ギャップ”が真希奈の“計算”によるものなのかどうかが明示されてないのにモヤモヤしたものを感じてしまい、「キャラがブレてるな」と。天真爛漫で中学生にしては幼い言動が“素”によるものなのか、それとも“計算”によるものなのかをはっきりさせて欲しかったです。

第四に、水菜子へのフォローがもっと欲しかったなぁ、と。
せめて、女将コンテストで水菜子が微妙な空気にしてしまったことへのフォローが欲しかった。真希奈が空気を和ませたとはいえ、結局観客からは水菜子は「なんだアイツ」って思われたまんまですし。
妹スキーとしては、妹キャラが他人から良く思われないままでいるのが辛くて辛くて……(涙)


と、まぁつまり結局何が言いたいかというと「水菜子にもっと見せ場を作ってくれよぅ!」ということでして(笑)

Re: タイトルなし

> 女子小学生達との絡みを入れる必然性
私は、三つあると思います。一つ目は、水菜子に「それ」を意識させること。二つ目は「ご褒美」(笑)。
三つ目は、まあ触れずにおきましょう。

> 谷津美が不憫
私も、それは言えると思いました。ただ、あくまでも主題は「妹」なんで……。

> 真希奈のキャラがブレてる
> 天真爛漫キャラなのか策士キャラなのか
天然策士、ではダメですか(笑)? 無意識にそういう存在なんだ、ということで。

> 水菜子へのフォロー
> 「水菜子にもっと見せ場を作ってくれよぅ!」
私も結局のところ、真希奈をフィーチャーして書くことになりましたし、水菜子は不憫でしたよね。あまりいいところがなかった感じで。
谷津美と違ってこちらはメインヒロインなんですから、もうちょっとなんかあっても良かった気がします。
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水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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