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アニメ: 『魔法少女まどか☆マギカ』 虚淵玄の言#2

[追記]
 オフィシャルサイトによると、未放送分の放送日が決まったようです。

2011.4.10 放送日時決定のお知らせ

第11話以降(TBS、CBCにおいては第10話以降)の放送日時が確定いたしました。
各局の詳細は下記となります。
MBS・・・4/21(木)26:40~ ※第11話・第12話連続放送
TBS・・・4/21(木)27:00~ ※第10話・第11話・第12話連続放送
CBC・・・4/24(日)26:45~ ※第10話・第11話・第12話連続放送
長らくお待たせして申し訳ございませんでした。
引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

 酷いニュースの直後ですが、ちょっとはいいこともありましたね。
[追記終わり]
 月刊『Newtype』2011年5月号付録に、『魔法少女まどか☆マギカ』に関する虚淵玄×新房昭之の対談、その他が載っていて、ちょっと気になることも書いてあったので。
 虚淵だけの話じゃないんですけど、以前のエントリと合わせるためにこういうタイトルにしました。

 さて、対談より。

新房 第3話は絵コンテの芦野(芳晴)さんが大活躍してくれて、冒頭にマミさんのアクションがもっとたくさんあったんです。イヌカレーさんの魔女のデザインも上がっていて。だけど、尺の都合上、泣く泣くカッティング(編集)で落としてしまったんです。本当に残念で、できれば完全版をつくりたいんですよ。

 ……それは、BDには入るということですね(笑)!? 勿論予約済みですから、見られますよね!?

虚淵 そうなんですよ。オープニングに出てくる黒猫の意味なんて僕は知りませんよ!

 へ? そうなんですか? あれ、ストーリーには関係ないんですか。あのOPはかなりネタバレ風味なんで、深い意味があるとばかり思っていましたが、チャフでしたか。

新房 キュゥべえの「わけがわからないよ」というセリフはスタッフの間でもはやりましたね。

 そうですよね、あれは名台詞(笑)!

虚淵 さやかが聞いたホストの人たちの会話は、実話です。自分が満員の電車に乗っていたら、目の前で男たちがあんな会話をしていたんです。

 マヂですか……。

新房 アニメ版のさやかは、あのホストたちを「殺してない」んですよ。

 あれは、どっちかなーと考えてしまうシーンでしたね。

虚淵 宮本さんにも食べ終わったあとに「キュップぃ」と言ってほしいですね。あれはキュゥべえ役の加藤(英美里)さんのアドリブですけど。

 ほうほう。それは素晴らしい。
 この作品、声優さんの気合いの入りようが凄い、そんな印象があります。

──第8話ではキュゥべえが複数出てきますが人格は別々なんですか?
虚淵 個体はバラバラですが、意識はひとつなんです。だから、個体が死んでも、なんらダメージはないんです。一体が死んでも髪の毛が一本抜けたようなものですね。キュゥべえが死体を食べるシーンは、脚本の段階から入っていたシーンです。人間には絶対にわかり合えない存在としてキュゥべえを描こうと思っていたんです。まさか同胞が死んだときの反応がこれか、と。

 なるほど。私の想像の上を行っていましたね。私は、精々情報の共有が進んでいるくらいにしか思ってませんでした。
 しかし、あのキュゥべえの気持ち悪さ、相容れられなさには、思い当たるものがあります。多くの人がキュゥべえに違和感を覚えるだろうと私は思うのに、それと同じような考え方が、我々の間にもあるからです。
 それは、「地球市民」「世界市民」とかいうものです。
 あれは一体、何なんでしょう。対立が発生し得ない間柄というのは、多様性を許さない、多様性の存在しない、まさにキュゥべえたちの世界そのものなのではないでしょうか?
 あれを実現するためには、どっかの世界的宗教のように、同じものを信じさせる必要があるわけなんですけどね。物差しが全く同じでない限りは、成立し得ない世界ですから。
 私は、多様性を重視したい。その上で、対立があっても抗争につながらないような智慧を求めたい。
 そういう風に思うんですけどね。
 まあ、私の思い描くのはまさに単なる理想、夢物語で、キュゥべえっぽい世界の方がまだフィージビリティが高いと言えますが。

虚淵 さやかは物語の残酷さを象徴するキャラクターでした。なので、杏子はさやかと正反対のキャラクターにしようと思ったんです。杏子はすでにひとつの覚悟をしている魔法少女。でも、さやかにはその覚悟ができなかった。それが悲劇を呼んでしまうんですね。

 そうですね。以前私も、杏子とさやかの物言いが正反対だ、と指摘したことがありました。

新房 オーディションのとき、ほむら役に斎藤さんをお願いしたのは、虚淵さんなんですよ。
虚淵 第10話のほむらは斎藤さんがすばらしい演技力で演じてくださって。あんなキャラクターになるとは思ってもいませんでした。

 いやもう、ほんとに素晴らしかった。
 私は、第10話をネタに、悠木さんの演技について書いたことがありましたが、それは彼女を知らなかった私にとって発見だったからで、斎藤千和さんの演技が素晴らしいと思ったことは間違いありません。

 また、この特集には、公開済の各話に関する簡単な説明があるんですが、第10話については、こんな風に書いてあります。

時間がさかのぼる。ほむらがなぜ魔法少女になったのか? たったひとつの望みをかなえるためだけに、何度も失敗と絶望を味わいつづけてきたほむら。OP曲の「コネクト」の歌詞が、彼女の心情とリンクして響いてくる。

 やはりそうですよね。願わくば、2コーラス目で歌われているような、そんな物語になって欲しいものです。

 おまけ。
 「魔法少女によせて」と題して、声優さんたちにアンケートに答えてもらっています。

悠木碧(鹿目まどか役)
Q: 「魔法少女」のイメージは変わりましたか?
A: 今まで見てきたほかの魔法使い達もすべて、キュゥべえに勧誘されたのではと疑ってしまうようになりました……。
Q: キュゥべえに「僕と契約してよ」と言われたら……。
A: 「なにぃ!? だが断わるっ!」

 いや、楽しいヒトだわ……(笑)。

tag : アニメ 魔法少女まどか☆マギカ

コメント

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No title

だが、断るってずいぶん昔からあるネタですよね

Re: No title

> だが、断る
元ネタ知らなかったんですが、90年代前半のジョジョだそうですね。

ジョジョは4部こそ至高。異論は認めない。

ってなわけで僕は文脈に関係無く(おそらく元ネタが何なのかも知らずに)「だが断る」を使ってる人がいるとちょっとイラッとしたりします(笑)

Re: タイトルなし

> 元ネタが何なのかも知らずに
「!」を付けるような奴は(怒)、みたいなことを言う人もいますよね(笑)。
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水響俊二

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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