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独り言: 独り言 - 2017.7 (2)

 なんとなく思ったことをまたも書き散らしてみます。

○ 暗号とは何か、技術か
 最近ビットコイン関連で色々あったせいか、一般紙でも取り上げられることが多くなっていますね。
 ちなみに、このところの展開については、このページ辺りがわかり易かったかな。
ビットコインの動向に関する当協会の見解 | JBA
 というか他はあまり見てないんですけど。つかSegwitって有効になってなかったんですか。

 さて、その「一般紙」で面白い表現を見掛けました。読売新聞2017-07-24朝刊2面の「ビットコインの特徴は?」というQ&A形式の解説記事の中です。

Q 偽造が増えて困らないのか。
A ビットコインは、氏名などは特定できないが、すべての取引が暗号化された形で世界中の誰でもリアルタイムに見られる仕組みだ。

 技術ではなく日本語についてですが、暗号化されてて世界中の誰でも見られるって、それ、文章を仕事にしている者としておかしいと思わないのかな(笑)?
 技術面では確かに、現代の電子的な暗号でよく使用されるハッシュとか、要素技術なのか並ぶ技術なのか微妙ですが電子署名とか色々登場しますけど。
 ちょっと前にAlphaBayの摘発が記事になっていた際、ダークウェブにアクセスするためのツール(名前は出していませんでしたが代表的なのはTor)について匿名化ツールのような表現をしていました。これまでだったら大体暗号化ツールと表現していたので進歩したかなと思ってたんですが……。
 ちなみに日経はAlphaBay関連記事でTorについて、通信の秘密を守るために暗号化しているというような解説をしていて。いやまあそれ間違いではないですけどそれは目的ではないですよねと突っ込みたくなるようなところ相変わらずだなと。

○ になります
 最近では最早日本語として定着している感のある「〜になります」という表現。年を取ったせいかどうしても慣れることができません。
 でも一応、慣れることができない理由はあります。
 言葉は誤用によって(も)変化するものというのは確かにそうなんですが、それでも、そういう解釈も可能だよなというものについては仕方ないかなと思います。例えば「確信犯」みたいなの。
 ところが「なります」は、そもそも構造的におかしいですよね。なんか、等式の左辺と右辺で次元が違ってるような気持ち悪さがあります。あの表現の対象、beで表現する筈のものですから。
 個人の経験から言っているだけなので実際にはわかりませんが、どうもこれ、所謂バイト言葉でお釣り等が(計算した結果幾らに)「なります」と表現したのが元なのじゃないかと。恐らくちゃんとした分析を誰かがしていると思うのですが、それをきちんと調べたら独り言じゃないし(笑)。
 というわけで、テレビなんかで(こういう用法での)「なります」を使わない人が出てくるとちょっとほっとするなんて状況だったり。

○ 加計学園
 なんというか、無茶苦茶ですね。
 安倍晋三じゃなく攻撃している方が(笑)。
 疑わしきは疑われた方が潔白を証明せよとか(国会じゃ常識が違うのか)、忖度があったという割には指示を出してる筈だろとか(それ忖度じゃないじゃん)、その他よくわからないこと言ってますし、何より、「厳しい追求」とは「下品な言い回し」や「横柄な態度」のことじゃないよと言いたい。
 侃々諤々と喧々囂々って違うよね?
 まあ、実際に何があったかはよくわかりません。なんせ、説得力のある解説は(高橋洋一氏のもの以外)見掛けないからです。いやそもそもそんなに頑張って追求してませんけど。でもこの件、違う人がやってたら岩盤規制をぶち壊した英雄になるんだろうなぁ。
 一つ思うのは、野党もメディアも、真実の追求なんてどーでもいいんだな、ということ。

○ RCEP
 しばらく前にちょっと感想書きましたが、何やらEFFがコメントしてますね。というか何度か触れてたように思います。
 前はRCEPの方がみたいなことを言いましたが、TPP組の日本なんかがゴネて結局酷い代物になるんじゃないかと思ったり思わなかったり。
 どうして日本のエラい人って、何でもかんでも周回遅れなんだろう?
 ふしぎふしぎー(C.V. 築城院真鍳)。

コメント

非公開コメント

No title

>暗号化された形で誰でも見られる
この文はよく考えなくても変だと思う。
チェックする人がいなかったのだろうか。

>加計学園
「かけい」と読んでしまうけど「かけ」が正しい読み方なんですよね。
メディアに取っては飯のタネとなる話題性の一つ、でしかないのかも。
古代ローマの「パンとサーカス」の「サーカス」の部分なんでしょうか。

>何でもかんでも周回遅れ
徳川体制の負の影響、かな。
敵を排除してその危険性となる「変化」を封じ込める、これが徳川体制の根幹にある。
結果平和にはなったけど変化を排除したため外の動きに対応しにくくなった。
外で動きが起きてから始めて対応する、そんな風になったのではないか、なんて思ったりする。

Re: No title

> >暗号化された形で誰でも見られる
> この文はよく考えなくても変だと思う。
本文では日本語としておかしくなってる点を指摘しましたが、技術的にも勿論おかしいですよね。
喩えて言えば、新聞紙を再生して作ったトイレットペーパーを新聞と呼んでいいのか、というような感じでしょうか。
……あれ?あまり違わない(笑)?

> >加計学園
> メディアに取っては飯のタネとなる話題性の一つ、でしかないのかも。
でもまあ何にせよ、相対する意見の片方しか報じないようでは、報じた方が合ってたとしてもメディアとしては負けだと思うんですけど。

> >何でもかんでも周回遅れ
> 徳川体制の負の影響、かな。
これだという理由は思いつきませんが、四書五経の影響かなとは思っています。
別にそれそのものの問題ではなく、学んだものは変らないという意識ができちゃってるんじゃないでしょうか。
しかも、憶えるだけで意味を考えない人もその方式で勉強する人には結構いそうだし。

No title

四書五経と言うよりはそれらをベースとしてうまれた朱子学のせいだ、と言われてますね。
特に井沢元彦さんは自分の著書の中でそう断言しています。
確かに徳川幕府は朱子学を重用していたが。

この人の考えは極端すぎる気がするが、調べてみると朱子学が周回遅れの思想に
強い影響があったのは間違いない様です。

先祖崇拝の宗教圏は新しい物が生まれにくいし、移行しにくいとも言われているが。

Re: No title

> 四書五経と言うよりはそれらをベースとしてうまれた朱子学のせいだ、と言われてますね。
前述のように、ここではその内容についてではなく学び方が気になっています。
つまり、古典の丸暗記から始まるやり方のことです。
古典というのは時代が変っても変りませんし、丸暗記の先、意味を考える(抽象化する)ところまでちゃんとみんな進むのか、と。
そういう姿勢のせいで、状況が変ったら正しいものが変ることに考えが及ばないのでは、と。
実際、「抽象的」という言葉は大概の場合悪い意味で使いますよね。よくわかってないから抽象的になるのだという認識とか。
しかし、私は逆だと思うのです。というよりも、抽象的/抽象化のイメージに全く違うものが混ざっている。
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水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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