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アニメ: 2017春アニメ感想 (11)

 今期アニメ感想、十週めくらいですね多分。

千寿ムラマサ先生 #10 「和泉マサムネと年下の先輩」
 タイトルのムラマサ先生には申し訳ないですが、やはりエルフと比べると格の違いを感じちゃいます。まああちらは大先生だし仕方ないか?
 というような所は、正宗に表れていると思います。前回のエルフ回と比べると、正宗の「振り回され」度がやはり少ない。というか、冒頭から正宗はムラマサに構ってあげてる感じだし、特に終盤はむしろ正宗が諭してやってる流れだし。
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 まあ、ちょっと可哀想かなと思った点もありますけどね。例えば、朝食を作った、筈なのにその料理の描写がスルーされちゃってる所とか。

 それはおくとして、ということになるとやはりエルフ大先生のことが気になっちゃうわけで。
 正宗、先生泣かすなよな!

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「……エミリー」
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「は、はいっ♡」
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 これで呼んでみただけとか、許されませんよねー(笑)。だから、

「その名前でわたしを呼ぶときは、プロポーズするときって言ったでしょ!
なんで気軽に呼んじゃうの!」」

論理的には微妙に違うけど気持ち的にはそうでしょう。

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「わたしあんなにがんばったのに! なかったことにされたらたまらないわ!」

 当然です。
 というわけで、正宗が悪い。

 あとおまけ。
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 これまでに何度かこういう絵について同じ指摘をしてきましたが……みんなが普通の格好をしている中に一人だけ水着って、妙にエロい(笑)。

アトム ザ・ビギニング 第08話「ロボレス」
 ロボレス「編」らしいですね。ということは、しばらく続く?
 別に悪くはないですが、ちょっと関心度が下がるかな。ただ、そんな中でもA106は「らしい」ところを見せているので、それなりには楽しめるかも。
 それも、今回は

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「心優しき科学の子、A106!」
「はぁ~~~!? なんだ今のキャッチフレーズは!」

ってのもあったし(笑)。

 後は、午太郎の「動きを止めてこい」のような指示に忠実に動くというのはパタ……お約束ですね。
 で、二回戦で「内臓をもぎ取ってやれ」と言ったら相手が人が乗り込むタイプで一体どうなることやらと思ったのですが、そこで「内臓」を字義通りに解釈しなかったのはベヴストザインの力でしょうか。まあ、この作品でそんなヤバいことが起きる筈もないわけですが。

 ただちょっと気になったのが、観客の掌返しがちょっと露骨すぎやしませんですかね?ってとこ。

Re:CREATORS #10「動くな、死ね、甦れ! "We know exactly how you think and how you're fighting!"」
 今回の主役は、颯太と松原で決まり、ですね。
 特にその松原の活躍するシーンは、本作これまでのエピソードの中で一番燃えたかも。まみかの話とかは、燃えるというよりもはらはらする、もしくは悲愴な感じだったし。

 というわけで前回あっさり騙されたアリスは、実に実直に(笑)騙されたまんまで行動します。
 アリスは、今回の颯太の言葉をどう受け止めるかが分かれ道だと思うんですが、どうかな。

 では、今回の主役の一人である颯太が一体何を言ったか。

 自分の世界、現実と考えていた世界が創作であり虚構であったことに絶望しているアリスですが、最早自暴自棄になっているとも言えます。何故なら、ちょっと順序は入れ替わりますが、

「どこに真実があるかなど、私にはわからぬ」

と言っているし、颯太達の語ろうとすることに耳を貸そうともしない。もう、真実などどうでもいいのかも知れません。はっきりしているのはまみかが死んだこと。だから、

「莫逆の友の無念は晴さねばならぬ!」

のであり、その不愉快な現実のためには誰かが犠牲にならなければいけないわけです。なんと迷惑な。まーたまにいますけどこういうの。

 話を戻して、絶望するアリスに颯太が何を言ったのか。アリス達の世界を娯楽としていたこの世界の人間、ここでは颯太に対し非難を向けたわけですが、颯太は切って捨てました。

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「楽しくなんてない!」

 その世界について語る颯太に、アリスとしてはこう言うしかないのですが、颯太はそれも切って捨てます。

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「あくまでも世界の外側からな。所詮はただのお話だ。
お前のような、この世界の者にとってはな」
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「お話なんて言うなら、僕の目の前で起きなかった全てが、僕にとってはただのお話だ!」

 これは多分、極めて重要な指摘です。当然、次元を一つずらして我々に当てはめてもいい。
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 このときの颯太、もう演説ですね。

 アリスはそれを聞いても上記のようなことをぐちぐち言っていたわけですが、前述のように、颯太の言葉をどう受け止めるか。それが分かれ道となるでしょう。「現実だってお話」なのか、「お話だって現実」なのか。

 幸いにも、一つ機会が与えられています。セレジアとの戦いにアルタイルが水を指したことです。
 アリスとしては立ち止まらざるを得ない。ちょっと頭を冷やして考える機会がこれでできました。

 このシーンでもう一つ気になったのが、メテオラ。
 颯太がアリスに「あなたのようでありたいと、そう思うから」と言ったところで手を握り締めていましたが……?

 それにしても颯太、


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「僕は、何もできないぞ。
よく考えろよ颯太。よく、考えろ。
戻ってもどうにもできない。足手まといになるだけだ。
だから——」

そう言って戻るとか(笑)。いや立派だと誉めてるんですよ?

 さて、途中から参戦したセレジアですが、彼女の言葉もアリスに水をぶっかけていますね。アリスを卑怯者呼ばわりしていますが、これには反論の余地がない。
 そこにアルタイルが介入し、セレジアが重傷を負うことになります。

 そして、松原の登場です!
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 まずはセレジアに……。

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「うっせんだよバカ!」

 ですよねー(笑)。確かに私もテンプレ台詞だと思いました。逃げてどうなるものでもないし。色々言った挙げ句、こう宣言します。

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「どこのどいつが描いたかもわかんねーようなクソ落書きに勝手に殺されるとか、俺は死んでも認めねー!
俺がお前の作者な限り、お前にそんな間抜けな死に方絶対にさせねーぞ!
絶対にだ!!」

 なんかどっかで聞いたような言い回しになってますが(笑)、宣言するだけでなく行動も起こします。松原の熱血さもあり、ここの展開はもう本当にぞくぞくするくらいいい。
 まずまりねに連絡して……。
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 イラスト付きで新設定をネットにどーん!
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 いや実際、原作者がイラストレーターまで捲き込んで

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「ちょっとまりねさんに協力してもらって出来上がったセレジアの新規設定。
まだ、仮だけど評判よかったら本編で登場させるかも?
RSヨロシク!感想も大歓迎!」

こんなこと言い出したら大騒ぎですよね。
 で、その反応が来るまでの「間」の演出が滾らせる。音楽(が途切れること)も含めて。
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 松原の後ろ姿が妙にかっこよかった。

 松原とセレジアの関係、なんかいい感じです。
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 前はなんか漫才やってましたが(笑)、それだけ彼も思い入れがあるんだろうし。松原の目にちょっと涙が見えるのが、これもなんか逆にかっこいい。
 そして、この時松原がやったことも作品タイトルの意味するところの一つなんでしょうか。re-createってね。
 ただ、結局セレジアの復活……に見えたのは一時的なものだった模様。もしかして、「仮」と書いちゃったから?

 ところで、この事態を引き起こした真鍳はと言えば、
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楽しんだ上にちゃっかりと何か持ってっちゃってますよ!
 これぞ、鬼に鉄棒? 弥勒寺はどうなる?
 ただ、彼は「呪い」と言っていました。それを剥がされたということは……実はその方が強くなっちゃったりして(笑)?

 それにしてもアルタイル。

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森羅万象[ホロプシコン]第三楽章——表象展観」

 あー、なんかいかにも音楽やってる人っぽい名付け方です。また、今回他にも新しいキーワードを残していきました。

「御柱の様子を探ってみるのも一興か」

とか、

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「形而下での実像が綻んでいる……?
やはりな。今御柱を揺るがせば、世界に弾かれるのは余の方と……そういうわけか」

とか。御柱ってなんじゃ。

コメント

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No title

エロマンガ先生

今回はムラマサ回、だったわけですが。
前回のエルフ回のインパクトが強すぎてどうしても前回に比べると落ちるかなあと
思ってしまう回でした。

彼女はエルフほど欲がない、と言うか欲望が弱いから仕方ないのかもしれない。
小説を書く、と言う理由にしてもエルフみたいに馬鹿な理由もないし。
だからいとも簡単に「もう小説を書かない」、と言えるのでしょう。

夢と言うのは叶えるためにある、けど叶えた後どうするかというのは描いてきた作品は少ない。
この作品はその「叶えた後どうするか」を見せた作品だったと思う。
まあ正宗にとってはもっと大きな夢があるからああ言えたのかもしれないが。

「エミリー」の一件は確かに女心を弄んでいるかのように見える。
これ、独り言的に言っていれば印象変わったかもしれないけど明らかにエルフに向けていってるから
心情的にエルフに同情したくなる。

エルフ、正宗、ムラマサ+エロマンガ先生による王様ゲーム。
ムラマサの着物の下、前回のEDイラストのエルフと違い確かに下着の線がなかった。
しかし和装用の下着ってあるのだが、知らなかったのだろうか。
小説の知識としてはあってもそれを実際の知識として生かせないタイプの人らしいから知っていなくても
不思議はないが、まさか「穿いてないのだよ」とか言って正宗に迫るため、ではないだろう。

後二回だが次回の話はどうなるか、原作通りには進まない気がするな。

今回のシナリオ担当の雑破業さん。
元エロラノベ作家と言う過去を知っている人は何人いるのだろう。
「遊戯王ゼアル」から「エロマンガ先生」まで、もう立派な脚本家だな。

アトムザビギニング
原作との兼ね合いからしてもロボレス編で終わるのでしょう。
アニメ化に際して「キリのいい所」で終わらせるのが原作との関係で不可能に見えるのが、オリジナルでどう終わらせるのでしょう。

レクリエイターズ
タイトルは松原の思いその物だなあと思った。
アリステリアは思考停止しているなぁと思った。
無理矢理にそうさせているという感じだけど。
元々脳まで筋肉で出来てそうなタイプだったけど、「わかっているけど受け入れられない、受け入れたくない」と
無理矢理に考えを停止して感情のままに行動している。
時間置いて冷静を取り戻せば、となればいいのだが、そうならないんだろうなぁこういうタイプは。

流されているだけで受け身の状態だった颯太はここを境に行動が変わるのでしょうか。

今回は松原が生みの親としてカッコいいところを見せました。
でも、ここにいるセレジアってアニメ版な訳だよね。
原作者によるパワーアップはどれくらい有効なのか。

夫婦喧嘩、と揶揄される弥勒寺とまがねの戦い。
直情型と策略型で相性は弥勒寺にとって最悪な相手。
案の定能力を奪われてました。
鬼に金棒と言うよりはキチガイに刃物、の方が表現としては正しいかも。

夫の手口はすべてお見通しの妻、みたいに取られたが弥勒寺の言っていた「呪い」とは何なのか。
これが今後の鍵になりそうです。
「とっておき」みたいな能力をあと一つ二つくらいは持ってそうだが、弥勒寺も。
まがねは西尾維新の作品に出てきそうなキャラと言われるが僕は「ハンターハンター」のヒソカがクロロの能力を持ったという感じに見ている。

アルタイルの能力は二次創作系のため不明だが相当に強く、しかも反則みたいなものだと思う。
音楽やってる人っぽい、からかどうかはわかりませんが確かに楽器を、おそらくは弦楽器系を演奏するかのようなしぐさを見せてましたね。
生みの親も何かやってたんでしょうね、楽器。
御柱というのは世界の均衡を守る、あるいは支える存在の事でしょうね。
これの力がまだ強いので自分たちが暴れてもまだ世界は壊れない。
そんな感じの意味と取りました。

六月と言うせいかどのアニメもターニングポイントを迎えています。
最終回に向けて、あるいは新展開にむけて。
見る側が満足のいく展開を見せて欲しいものだ。


Re: No title

> エロマンガ先生
> どうしても前回に比べると落ちるかなあと
やはりそう思いますか。

> 彼女はエルフほど欲がない、と言うか欲望が弱いから仕方ないのかもしれない。
うーん、どちらかというと個人的には、ムラマサは自分の欲ばかりだからかな、と思うんですよね。

> まあ正宗にとってはもっと大きな夢があるからああ言えたのかもしれないが。
正宗の夢は紗霧と二人のものだし、エルフだっていつも相手(正宗)の力になっているし。

> 「エミリー」の一件は確かに女心を弄んでいるかのように見える。
本文でああ言ったので逆のことを言っておくと、プロポーズの時にそう呼べということはそれ以外のときに呼ぶなということを意味しないですから。
……って、やはりそこは文脈ってものがありますよねぇ(笑)。
ただ、正宗の言う「夢だったんじゃ」というのもわからないでもないです。あの時の空気と世界は、ちょっと特別でしたから。

> しかし和装用の下着ってあるのだが、知らなかったのだろうか。
所詮それは現代のものですし(笑)!

> 後二回だが次回の話はどうなるか、原作通りには進まない気がするな。
それなりの区切りをつけないといけないし、でもあまり掛け離れると二期があった場合原作との関係がってのもあるし、多くの作品がそうですが難しいところですね。

> 今回のシナリオ担当の雑破業さん。
この人の名前は知っているのですが、一体どの作品で憶えたのかさっぱり記憶にありません……。

> アトムザビギニング
> 原作との兼ね合いからしてもロボレス編で終わるのでしょう。
NHKだから結構長そうだと勝手に思っていたのですが、もう終わるんですか……。

> レクリエイターズ
> アリステリアは思考停止しているなぁと思った。
アリスに付いて思うところは本文に書いた通りですが、
> 無理矢理にそうさせているという感じだけど。
これ、たまに感じますね。話をこじれさせるために無理にキャラに何かを「させない」ところがあるように思います。
例えば今回も、アルタイルが妙なところで割り込んできて、アリスの心情への配慮をさせていない感じが。
ただ、どれもなんか説明ができなくもないので実のところよくわかりませんが。

> 時間置いて冷静を取り戻せば、となればいいのだが、
今回、そのアルタイルの不粋な割り込みからずっと黙っているのがちょっと気になってます。
意外と真っ当なことを考えてたりして?

> 流されているだけで受け身の状態だった颯太はここを境に行動が変わるのでしょうか。
颯太としては、もう恐いものはないのかも知れません。
本来ならば彼は、各被造物キャラのことを知悉しているのだし色々とできることはあった筈ですから、ちょっと流れが変るかも?

> でも、ここにいるセレジアってアニメ版な訳だよね。
> 原作者によるパワーアップはどれくらい有効なのか。
まあ、アニメファンが乗ってくれればそれでいいんじゃないでしょうか。

> 鬼に金棒と言うよりはキチガイに刃物、の方が表現としては正しいかも。
あ、ついキャラへの思い入れが出てしまいましたね(笑)。

> 「とっておき」みたいな能力をあと一つ二つくらいは持ってそうだが、弥勒寺も。
真鍳と相対したときも、板額を中々出しませんでしたし。

> アルタイルの能力は二次創作系のため不明だが相当に強く、しかも反則みたいなものだと思う。
二次創作だと、全体のバランスを無視してキャラが設定されることもありそうです。

> おそらくは弦楽器系を演奏するかのようなしぐさを見せてましたね。
一話のパッカァーン!の時もやってましたよね。

> 御柱というのは世界の均衡を守る、あるいは支える存在の事でしょうね。
というのは、一体どこの設定なんでしょうか。
キャラが現界するのと、この世界がアルタイルの設定に従っているのって必ずしもリンクしないですよね。
まあ、この世界に創作物キャラを現出させちゃうなんて辺りでもう普通に考えても無理ですか。

> 最終回に向けて、あるいは新展開にむけて。
> 見る側が満足のいく展開を見せて欲しいものだ。
レクリエイターズに関しては、アルドノアの印象があるのでちょっとびくびくものなんですけど実は(笑)。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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