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アニメ: けもフレのインフォテインメント性

 ごめんなさい。タイトルは、最近憶えた言葉を使ってみたかっただけであまり意味はないんです(笑)。

 近頃話題のアニメ版『けものフレンズ』ですが、私が見始めたのは人気に火が付いてからで、もう第5話が放送された頃でした。アニメのけもフレにはそれまでも愛好者(笑)がいたようなのですが、どうも聞くところによると第4話辺りでいきなり爆発したらしいです。
 本エントリではその辺りから話を進めることにします。
 タイトルで「インフォテインメント」と書きましたが、これはInfotainment(= Information + Entertainment)であり、情報娯楽、情報を得ることが楽しみとなるような番組を指すようです。ただ、ここではそれらを、合成語とせず別の要素として考えます。だからいきなりごめんなさいしたわけで(笑)。

 1話の時点である程度見えてはいたものの、Informationを楽しむ部分が明確に表れた/現れたのは第4話でした。
 それまではどちらかというと、OP主題歌の「けものは居ても のけものは居ない」に象徴されるような世界が主な魅力とされていたらしいですね。まあ最近、のけものがいないのは最初から入れなかったからじゃないかみたいな……って違うか(笑)。
 でも、4話でツチノコが匂わせたポストアポカリプス的で不穏な部分が考察要素として新たな魅力となったその後も、すごーい!たーのしー!な部分は影をひそめるわけでもなく、併存してきたわけです。
 それらは、理性・知性を刺激する部分と感情的・感覚的に好ましい部分のように見ていいと思いますが、けもフレでは現在、11話までそれがどちらも失われず、むしろ融合して来ていると言えるのではないでしょうか。

 理性と感情というのは確かにせめぎ合うことも多く、対立項として語られることが多いですが、それは一つに定まった結論を得たい場合に顕在化するからで、実際には、対立というよりもレイヤーのように感じます。
 本作のような場合、それは経糸と緯糸のように互いに必須のものとして物語を構成していて、しかも、それぞれが違う魅力となっています。次元が違うものとして。
 例えば、かばんちゃんは賢いしいい子だと思いますが、それとは別に、
kemofrie_11_15.pngkemofrie_11_16.png
キンシコウは美人さんで違う意味で好きです。
 ……あれ、ちょっと違うかな(笑)?

 ところで、「わかる」という言葉がありますが、これは「分かる」と表記することも多く、つまりはそれとそれでないものを分けることができたときに「わかった」のだと言えると思います。それは即ち、抽象化して本質を掴んでいる状態であるとも言え、そもそも「それ」は何なのかということを認識することでしょう。
 当たり前である筈なのにたまにそうでないことがあるように思いますが、本作では制作者がちゃんと「わかってる」ように感じます。まあこの場合は受け止める側ではなく発する側なので、若干ニュアンスが違いますけど。認識している、見失っていないというところでしょうか。
 例えば、11話の最後、12話の予告。
kemofrie_11_17.png
 これまでとは違い、PPPが登場せず、また「ゆうえんち」というサブタイトル以外の情報は何も語られません。11話から12話への空気感を認識しているということの表れのように感じられます。
 こういうので思い出すのが、まどマギのBD6巻で、私が大きな減点とした個所、つまり11話ラストに『Magia』をぶっ込んできた件です。誰がやったのか知りませんが、物語の進んでいる方向が見えていないとしか思えません。

 さて。
 本エントリでは冒頭で「その辺りから話を進める」としたものの、では一体何のために、最終話が公開されていない今の時点でこんな総括めいたことを書いているのか。目的、方向性に触れることとしましょう。
 これまでのキーワードは、情報娯楽、「分かる」といったものです。つまり、本作はたーのしー!娯楽であり、制作者はそれを分かっている筈である。

 つまり。
 最終話、ちゃんとたーのしー!と言って終われるようになってますよね!?
 という風に念を押したいという話なんですけど、もう全部でき上がっちゃってる筈なので今更何を言っても仕方ないんですよねぇ(笑)。

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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