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ラノベ: 『エロマンガ先生 8 和泉マサムネの休日』感想

 似たタイトルの昔の映画とはだいぶ違う(笑)。

エロマンガ先生(8) 和泉マサムネの休日 (電撃文庫)
伏見 つかさ
KADOKAWA (2017-01-10)
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 休日ってことでインターミッション的な内容であり、かつなんか短編集的なのにどこか完全に短編集でもないっぽい感じがしたのですが、あとがきによると、

今巻の二章は、以前電撃大王に収録した短編をベースに、加筆修正をし、本編エピソードとして再構築したものです。

とのこと。ということは、残る一章と三章もそこをベースにしているのかも?
 一章は、休日に至るまでの過程みたいだし、三章は二章で続いた回想の真打ち、主人公二人の分!という感じですから。

 というわけでこの「和泉マサムネの休日」は回想シーンが沢山です。一章の今の京香さんの様子、つまり今の正宗の目から見る京香さんも、回想を補助する役割がありそうな。
 それにしても、p33の京香さんはイラストが欲しかった。どうせ大して見えていない(笑)p70のエルフ削ってでも。だってエルフにはp101のもあるし。

 とは言え回想は正宗視点が基本。智恵、ムラマサ先輩、あと京香さんの分は紗霧との互いの回想に含めて、という感じですか。
 智恵がちょっと意外だった感じ。もうちょっと気持ち的に距離があったのかと思ったんですが、実は智恵、近づき損ねてあの位置に落ち着いたという経緯だったんでしょうか(笑)?

 そして三章に入ると、いきなり紗霧の一人称から始まります。三章は、正宗と紗霧の二人で互いの「会う前の話」を一緒にする、という二人きりでの内緒の話。
 智恵がそうだったように、紗霧も秘めたものを持っていたことが……まあ大方の読者は予想していたと思いますが(笑)、個人的には予想よりもそれがだいぶ激しいものだったことが明かされました。

 正宗には同じ作者によるちょっと似た話の主人公である京介と似たところがありますね。ここでは人物として似ているという意味ではなく、一人称も多い作品なのにその人物の言うことに嘘、というと語弊があるかも知れませんが秘匿し糊塗されたものがあるというところです。自分自身を騙すようなところと言ってもいいかも。
 この8巻の最後に正宗が放った一言が、その隠されてきた部分なのでしょうか?

 まあその辺りはよくわかりませんが、9巻でその続きが描かれないことはないでしょうからそれ待ちですね。
 一体どうなることやら。

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Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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