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アニメ: 2016秋アニメ感想 十三週めくらい

 そろそろ今期のアニメも終りですね。というわけで、振り返っての印象や今週最終話だったのとかその他交えての雑感です。なんだか昨夜、「テレビアニメーションの長い歴史の中でも多分初めての」画期的(笑)な作品も放送されていましたが、それは次期……なのかな?
 本当は昨夜書こうと思っていたんですが、ついまどマギ再放送を見たりしちゃって。まあ別に遅れても誰が困るわけでもなしそもそもいつもは日曜に書いてるし。

Occultic;Nine
 当初はさほど気にしていなくてEDテーマ曲いいなー程度の印象だった本作、意外と楽しめました。
 繰り返しになっちゃいますが、自然科学の用語等を含むあの胡散臭さがなんともいいんですが、これ、シュタゲとかとシリーズ的になんか関係あるんでしょうか。タイトルの付け方とかネタとか妙に似ていますし、ゲーム作ってるところもある意味で同じ……なんですよね?
 いや何が言いたいかというと、そういうネタだけでなくなんだかんだ言って登場人物が善良な所や、ヒューマニティというか、そういう感覚にも近しいものがあるなと思って。また、シュタゲ→ニトロ→ファントムみたいな連想もしちゃって。
 それで思い出しましたが、最終話の感想でエフェクトなしでいきなり消えるのがかっこいいと書きました。それ、ここ数日東京MXで再放送しているまどマギのほむら、特に6話終盤で歩道橋?の上からいなくなるところがそんな感じでしたっけ。

ソードアート・オンライン
 2017年2月に公開される劇場版の宣伝のための特番やってました。
 今度のはARということなんですが、その公開が迫る今年に某ARゲーが流行ったというのは一体どういう巡り会わせでしょうね(笑)。
 あと、番組の最後にキリト役の松岡さんが「結果的に良かったのか悪かったのか、我々キャスト陣もちょっとよくわからない」などと気になることを言っていました。見て判断していただけたら、とか。何か、これ上に書いたのと被っちゃいますが、まどマギ劇場版(叛逆)の前にスタッフの誰かが言ってたこと思い出しちゃいました。

 最後にどうでもいいことですけど、紹介映像の中にこんな本が登場していました。
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 タイトルは「SAO事件記」までしか見えませんが、まあ上に書いてある2500というのは多分何かの間違いだとして(笑)、値段が本体1,728円となっています。ということは、消費税10%の時に出たという感じでしょうかね?

魔法少女なんてもういいですから。 セカンドシーズン
 最後の二話がちょっとシリアス展開だったのにちょっと驚き。でもまあああいう話なので深刻にはならないのはわかってましたが。
 にもこの作品についてちょっと意趣返し的に感じると言いましたが、まどマギ再放送なんか見たりすると、本作でのミトンの扱いにちょっと胸がすっとしたり(笑)。

魔法少女まどか☆マギカ
 本作の話題が続いたのでついでに触れておくと、やはり面白いですね。登場からどんどん印象の変ってくる杏子のあの最後のシーンや、11話のラスト、12話の沢山の魔法少女のシーンなんかとてもね。
 ただその11話のラストと言えば、BDで改悪され劇場版で破壊された、という印象なんでちょっと……。

ブレイブウィッチーズ 最終話「ひかり輝いて…」
 細かいことを言うとサブタイトルの最後は点が三つみたいですけど、まあ問題ないでしょう。
 最終話なのに、

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第13話「ペテルブルグ大戦略」

って何だと思ったら、イベント上映とな。これがコト消費の時代かー!
 ところで、ラブライブの劇場版でトゥーン(の使い方?)もまた一段進歩したなーと思ったんですが、ああいうのはまだ広まってはいないんですかね。

装神少女まとい
 これまで書いた感想では途中からスルーしたかのようですが、ちゃんと最後まで見ました。結構面白かったです。
 ゆまちんもクラルスさんもいい子だったし。ゆまちんと言えば、「何も着てなくて…夏」という特番も見ましたよ。特にラストのゆまちんによる「シーン集」(笑)。

終末のイゼッタ
 最終話が戦車戦だったのはちょっと驚きでした。
 ……嘘は言ってないですよね? ただ、戦車の使い方がちょっと普通じゃないだけで(笑)。
 この作品、1話の感想のときに言いましたが、やっぱりそんな感じで終わったという印象でした。つまり、気になるんだけど……というよくわからない感じ。絵は凄く良かったし話も悪くはなかったんですが、一体どこが……。

響け!ユーフォニアム2 最終回「はるさきエピローグ」
 前回までで色んな人物の問題が大体決着がついて、大会の結果も出て、三年生も引退で、さて最終回にどんな話があるのかと思っていたのですが……最も重要な人物のことを忘れていました。
 主人公の久美子のこと(笑)。

 久美子の内面のことを、多分本人もはっきりとわかっていない段階で描写したのって、中々面白かったですね。例えば、
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姉のことを思い出した次の瞬間、
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あすか先輩のことも思い出している。
 またユーフォを吹いてみれば、

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「あすか先輩かと思った」
「あすか……先輩?」
「そっくりだった。音」

などと言われるし。
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 なんか、ずっとあすか先輩を追っているわけですね。
 卒業式の後、あすか先輩を探しまわった久美子が、やっと出会えたときの表情がまた。
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「なになに? もしかして恋の相談?」
「そうです」

 そして久美子って、最後までよくわからない人物でした。久美子に比べればまだあすか先輩の方がわかり易いくらい。なんとなれば、あすか先輩は、頭のいい人だから。即ち、自分のことをわかっているから。わかっていないこともわかっているから。
 なんというか、あすか先輩って結構久美子のこと気に入っていましたよね。母親の件でも、久美子を家に呼んだりして。
 これは想像なんですけど、それもちょっと複雑な。
 あすか先輩は架空の人物ですが、現実にあのような人がいたとしたら、そして現実にあのような人がいたとしても頭の出来が付いていけないので憶測をするとするならば、久美子のように見えないものを見ていきなりショートカットして答えに辿り着いちゃう人物がいたら、実に興味深く感じるのではないでしょうか。

 その久美子が口にする言葉は、文字通りでいて文字通りでない、実に複雑怪奇なものです。恋の相談だと言い、大好きだとも言う。でも、一番最後に出てきたのは、

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「あすか先輩みたいなユーフォが吹きたい」

この一言でした。
 この、一体いくつの意味が重なってるんだかわからない言葉を告げた相手はあのあすか先輩で、多分通じてしまうということと多分通じるというのがこれまたショートカットでわかっているという、もう感想を書いている自分でもわけのわからない(笑)状況は、でも考えてみると実にこの二人らしい。
 まさに二人の「卒業」のシーンにふさわしいものだったかな、などと思いました。

 で、あすか先輩が第九回で吹いていたあの曲の名前がその時クレジットされなかったのは今回に取っておいてたということですか。

 思い返すとこの第二期の物語は、部内のことは解決編ばかりで、ごたごたやどろどろが片付く場面が多く、ある意味で気分的に楽な話でした。せっかくの娯楽なんだからそれでいいよねと言うのはちょっと俗っぽい?

 それにつけても京アニの表現力の凄まじさよ。特に人物の描き方。

フリップフラッパーズ 最終話「ピュアオーディオ」
 相変わらずとも言えますが最後まで象徴とか比喩とかそういうのが盛り沢山な展開でした。で、実はこれも相変わらずだったなともうひとつ思うのが、意味と理由の区別が欲しいなというところ。これについてはまた後で。
 色んなことを考えると、感想の書き方のスタイルもちょっと変ってきますね。

 さて、前半は親子の対決(笑)。ただ、母親の方も子供みたい。もう一人のミミが妙にできた人物なのは、あのミミが切り離されているからかも。
 また、
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ミミとソルトが象徴するものの違い。生と死と言えると思うんですが、それはそれぞれの名前にも表れているようです。
 縦方向と横方向の対立が構築され、いわば三角関係(笑)。
 しかも、母親たるミミは二陣営に加わってるからややこしい。
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 でもそんな中、この人たち一体なにしてんの(笑)?

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「ミミ」
「随分久し振りね、ソルト」

 暢気な挨拶はまあいいとして。

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「……」
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「私、待たされるの嫌いなんだけど」

 だって、そんなこと言ってる間に
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あっちのミミさんまでフリップフラッピングしちゃったりして。……妙にかっこいいですね!

 ところでで、ココナ達と対立している部分のミミの顔が時々爬虫類っぽくなってたのはもしや、所謂「爬虫類の脳」の比喩でしょうか。まあ爬虫類のメスがああいう感じだとも思えないので、二重の比喩とか。
 ちょっと違うかな。むしろ恐いものの象徴?
 そして多分これは偶然ですが、ミミによる災厄が頂点に達する辺りで流れたBGM、あの女声コーラスが中心にあるやつ。これまでにも何度か流れ、雰囲気に凄く合っているなーと思うんですがそれだけでなく、メロディの出だし部分の階名が「ミミ」なんですよね。

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「信じましょう。私達の大切な友達と、自慢の娘を」

 それで、こんなこと言ったりもしてますが、これはやはり上記のように、ああいう部分が切り離されて残ったミミだからでしょうか。
 でまあココナ達が頑張ってミミは考え直してくれたのですが。
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 この絵って、なんでしょうね。ネタはオフィーリアでしょうか。あと多分、
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2話でココナが気にしていた絵ってもしやこの情景?

 そして、ミミがしたことの余波なのか、あの世界も危なくなって逃げようとしたとき、パピカがミミのために残って、ココナは一人戻ってきたんですが……。
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 なんか、街が「普通」ですよね。この普通というのは我々から見て普通という意味で、つまりあの何と表現していいのかわからないけどポップというかパステルっぽいというか、あの感じじゃない。
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 学校もこんなだし。
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 何より、ユクスキュルがこんなだし。しかも、誰もその違いについて認識している風でない。
 これはいつからかずっと思っていたことで途中でちょっと触れた気もしますが、この世界そのものがココナのためのものなんじゃないかと。実はそれは、半分当たりだったのかも知れません。ミミのかけらが散っていたからああいう世界だったのだし、そのミミはずっとココナのことを想っていたのだから。
 んで、
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非常にどっかで見た気がしてならない(笑)パピカの登場。でもじゃあ、
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あれは一体誰……かはわかるとして、どこのココナだったのか。という話になると、そもそも
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冒頭のこのココナは?
 先日読んだ雑誌の監督へのインタビューでパピカのことはなんとなくわかるのですが、このココナは一体?

 そんなこんなあっても色々ハッピーにエンドしたのでおーるおっけーなんですが、ここで冒頭に述べた意味と理由について。
 結構最初の頃にも感想で描いたような気がしますが、本作、どうして?というところが結構多いですね。それは、どう解釈すべきかみたいな個所もあってそれはそれでいいんですが、なんでそうなったのかの描写がないみたいなところもあって。
 前者はまあいいんですが、後者は単なる不親切ってことになるので、作りの問題なんですよね。微妙なところではありますが、これは描かないなら描かないという描写、例えばココナの行動についてココナ自身が首をかしげるような描写は欲しかった気が。

 ともあれ、そういう部分はあるにしても最後まで楽しめたので良かったです。最終話のミミはちょっと恐かったけど(笑)。

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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