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せいじ: 2016年の参院選と都知事選に表れていること

 興味の対象が限られているのでここで挙げる対象も限られてしまってますが。
 参院選で山田太郎氏が30万票近くを取ったこと、そして都知事選で鳥越俊太郎が惨敗したことは、私からすると好ましい一つの流れの二つの面での表れのように感じられました。
 ……敬称に私情が挟まってますね(笑)。昔は揶揄する意味で敬称を付けたりもしてましたが。

 それらの底流として共通しているように感じるのは、リベラルの死です。やっと、本当にやっとそういう時代が見えてきたかと感慨深いものがあります。
 まあ、鳥越に関しては争った相手(小池)が強力すぎたというのもあるでしょうけど。

 日本でいうところのリベラルというのは、極めて古臭く非合理的で悪い意味で日本的な、私にとっては唾棄すべきものです。
 その引き算指向。相手の足を引っ張ることしかしない。内部抗争もその一種かも知れません。
 ダブスタ。言っていることとやっていることが違ったり、相手によって違う判断をしたり。
 悪い意味で日本的。言霊信仰の一種かも知れませんが、理想を掲げればそれが現実になるかのように思っているとか、都合の悪いことについては起きないと思えば起きないと思っているとか、それで起きたら想定外とか、以下略。
 強圧的。暴力や脅迫などの力で人を動かそうとする。これは共闘している筈の人に対してもです。
 不誠実。勝手に「なかったことにする」とか、人を切り捨てるとか。
 全部、鳥越陣営がやっていましたし、いかにも元マスメディアの人間というか、その権化のような存在でした。

 ああいうタイプ、まあ鳥越自身が自称しているかどうかは知りませんが、日本版リベラルというのは、まさにこういう代物ですよね。

 対して、それと対極的な姿勢だったのが山田氏だったと言えると思います。
 山田氏がリベラルを自称しているかどうかは知らないし、実はここではそれはどちらでも良い。方向はともかくとして、在り方がどうかという話です。
 参院選で山田氏に投票したのは、これは私見ですが、実績だとか、現実を見据えた考え方だとか、何か誤っても誤魔化すよりは訂正する姿勢だとか、圧力よりも引力(促す形)で人に働き掛けるとか、そういうところを評価しているのだと思います。
 そのような姿勢で挑み票を得た、従来の選挙をよく知っている人が驚愕するような支持を得たということは、必ずしも「政治的」でなくとも「真っ当な」人が評価される可能性を示したと言えます。

 もしもそのような時代、空気ができつつあるとするならば、「真っ当な」リベラルが評価されるようになる可能性も見えてきたと言えるのではないでしょうか。また、「真っ当な」保守についても同じことが期待できるかも知れません。まあ、そもそも今の時代、というかそもそも日本ではその区分自体が現実にそぐわない気もしますけど。

 日本の選挙で投票率が低い理由は色々あるでしょうが、政治の世界が政争業でしかないというイメージも決して無視できるものではないのではないと思います。
 いい意味で普通の人が政治に参加できるようになると、日本はもっと良くなるんではないかなとも感じました。

コメント

非公開コメント

ネットでは「真っ当」な保守として桜井誠が支持されていましたが実際には田母神氏の60万票の足元にも及びませんでしたね。

自分は桜井誠が「真っ当」な保守だなどとは思っていませんが。ネットで支持していたのはノイジーマイノリティであるいわゆるネトウヨに過ぎなかったということですね。

Re: タイトルなし

> 桜井誠
どうして桜井氏の話をしようと思ったのかよくわからないし田母神氏との比較には全く意味がないのですが、今回桜井氏は大変善戦していると思います。なんせ、
・さしたる組織の後押しもない
・候補が大変多い
・メディアの偏向
という状況の中で、「ネトウヨ」枠であれだけの得票だったのですから。
ここからは、私は実際に聞いていないので他の人の判断から受けた印象に過ぎないものを根拠にした話になりますが。
桜井氏はスピーチが上手だったそうですね。話の筋道、組み立て方とか。
もしそういう点が評価されての得票だったとすると、本稿の主題と同じ意味で良いことだと考えます。

なお、仮に田母神氏が今回も出て惨敗したら、私は今回の鳥越氏のことと同じように評価すると思います。
さすがに鳥越陣営がやったようなことはしないでしょうけど、氏の本を読んだことがありますが、どうにもあまり頭が良くなさそうに感じたので。
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水響俊二

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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