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アニメ: 2016春アニメ感想 十二週めくらい

 アニメ感想です。ちょっと気が早い気もしますが、今期のアニメの総括ってことで。
 あと、基本的には6月に終了するのを対象とします。なのでリゼロとかについては今回は見送り。でもまあ一言コメントしておくと、レムが12話の時点で既にデレモードに入っていますね。いやその前からなってたとも言えますが(笑)。

 では本題。
 これはやはり触れておかねばなるまいと思うのが、一部でその終り方が妙に話題になっていた『くまみこ』。あと、それに絡める形ではいふり改め『ハイスクール・フリート
 くまみこはもう私の中ではバッドエンドということになっています。こりゃプチ炎上するのもわかるかな、という感じ。
 最終話の第拾弐話「決断」のラストのまちなんてもう、
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一見幸せそうな満面の笑顔で、いつものようにトンチンカンなことを言ってる田舎娘風のように思えるのですが……でも。
 ここに行き着くまでの過程を思い起こすと、これもう心が壊れちゃってるようにも見えちゃって、サイコホラーですかみたいな印象が。
 いやまあその前の回からの良夫のキチガイぶりには目に余るものがあったのですが、まさか最後までそれで押し通すとは。やはりキチガイはキチガイだった。

 上で並べましたが、ハイフリにもそれに近いものがありましたが、最後になってギリギリ持ち堪えた(私の感覚では)ノーマルエンドといったところでしょうか。
 くまみこは、物語の作りの基本的なところはそう抵抗なかったのですが、終盤の展開が無茶苦茶だった。対するハイフリは、色んな意味で突っ込みどころ満載でしたが、その中のくまみこと同様の部分が最後に回避された。そんな感じです。

 くまみこの良夫に当るのが、ハイフリではシロちゃんことましろであったと思います。
 初めの頃ついガルパンと似たような感じに進むかと思っていたのですが、ガルパンでみほの立場にあるまあ平たく言うと主人公の明乃は、みほとは違いその実力を裏打ちする背景がなかった。でもまあないならないなりに、また違うやり方で皆を率いることもできそうな様子でした。
 それを、終盤までずーっと抑圧し続けてきたのがましろでしたね。終盤までというか、最終話まででしょうか。まあそこに至るまでにもう明乃を認めてはいたようですが、それがやっと伝わったのが最終話「ラストバトルでピンチ!」の
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このシーンでしょう。ギリギリの綱渡りでした。
 残念ながら皆と苦楽を共にした場であった「晴風」は沈んでしまいましたが、
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でも、本当に大切なものは残っているし、これも一つの通過儀礼なのかも知れません。単純に成長のためのという意味でもありますが、もうちょっと違う意味でも。ただそちらの方はもやもやしたイメージで、何だかうまい説明を思いつきません。

 さて。
 これもやはり触れておかねばなるまいと思うのが、これ。

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「これが、私の課力だ!」

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
LV.12「ネトゲの嫁は女の子なんですよ!」

 いや多分同じことを考えた人沢山いるでしょうし、もしや原作にこの台詞あって課力とか書いてあったりして(笑)?
 意外と面白かった本作。特に中盤、「いい最終回だった……」と思ったLV.8辺りとかね。
 ところで本作や冒頭触れたリゼロなんかがそうですが、最近最初からメインヒロインが定まってる作品が増えてきたような気がします。個人的にはそういうの好きです。たとえ主人公がメインヒロイン一筋でない場合でも(笑)。
 ふと思ったんですが、これってもしかすると、SAOの影響ですかね。SAOのキリトはあちこちにフラグを立てつつ、正妻は最初からアスナに定まっていますからね。

 あと『あんハピ♪』なんかも結構好きな作品だったんですが、一応最終回は迎えたものの、いかんせんわからないことが多すぎる。なので、さっぱり終わった気がしません。
 それにしても、最終話に温泉を持ってくるとは意表を突いた攻撃ですね(笑)。

 そんなこんなで思い返してみると、一番楽しんで見られたのは当初そんなに期待していなかった『田中くんはいつもけだるげ』だったかな、と思います。
 まあ、宮野さん
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にやられちゃったというのも勿論ありますが、登場する人物やその関係なんかも結構面白かったし、最終話で田中くんが色々なこと気付くという構成も意外に考えられてるなーと思ったし。
 そしてばかにできない、絵の綺麗さ。作画の安定という意味でもありキャラデザがいいという意味でもあり独特の色使いという意味でもありますが、背景にたまにはっとするような綺麗な絵があったりするのもいい。
 これまたうまく表現できないのですが、晩夏の夜にさっと吹き抜けて涼しさをもたらす風のような感じのする作品でした。

 というわけで、なんかよくわからないけどいい作品だった、というのは結構本作の感想らしいかも?

 次期に続くのや6月まででもまだ終わってないのもありますが、今期はまあこんな感じでまとめておくことにします。

コメント

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No title

くまみこはもう、あちこちで叩かれてますね。
原作の話は良いのにアニオリがおかしい、と。
そして最終回もアニオリでした。

一見するといい最終回に見えるけどサイコホラーなバッドエンド。
なんであんな形にしたのか、原作者も戸惑ってるみたいでしたね。

ハイスクールフリート
好きなんですが、何か違う。
素直に受け入れられない何かを感じていた作品でした。
飽く迄も個人的イメージですがこの作品ストライクウィッチーズとガールズ&パンツァーの中間に位置する中途半端な作品に見えましたね。
軍人と民間人の中間になるような主人公達、戦いがあっても敵を倒すわけでも互いに力を競い合うわけでもなく、日常時々戦闘の日々。
なんというか、明確な目標が見えないんですねこの子達からは。
アニメ雑誌を見ると日常をメインにやりたかったみたいですが。

でも最終回はきちんと締めた様に思った。
晴風が沈むシーンでワンピースのゴーイングメリー号の最後を思い出したけど、あそこで沈んだという事はサルベージされて原因調査等をやって、修理可能なら直して再び就役となるんだろうなぁと冷めた目で見てしまった。
あのシーンは個人的には「総員、晴風に敬礼」で終わってほしかったと思った。

ネトゲの嫁
ネトゲをやらないんで詳しい事はわからないけど楽しめた作品でした。
SAO系のネットダイブな話ではなく、日常をきちんと描いているのがよかったと思いましたね。
この作品個性的で魅力的な女性が多く出てきてもハーレムではなく、残念系ヒロインと主人公の恋路を応援するという立場なのも好評の一因なのかと思った。
ハーレムは男の夢と言うけれど、理由もなくむやみやたらと女にモテるのも嫌われる。
原作のストック多そうだし続きが見たいと思ってしまった。
チラッとしか出ていない主人公の妹にも出番を与えてほしいし。

そういえばSAOがBS11で再放送するので何かあるのかと思っていたら映画になるんですね。
でもアクセルワールドは映画化するのに再放送されない。

見に行ける人はいいなぁと思う。
地元の映画館がこの秋で閉館が決まったので。
これでこの地域の映画館はゼロだ。

Re: No title

> そして最終回もアニオリでした。
まあ私は原作知らないんですけど。

> 一見するといい最終回に見えるけどサイコホラーなバッドエンド。
> なんであんな形にしたのか、原作者も戸惑ってるみたいでしたね。
結末が決めてあってそこに向かうように道を作ったように見えますが、それがいかにも作為臭い。
例えば、いきなり声をかけてくる子供とか。
そのくらい不自然なエピソードを入れない限り、まちが戻るなんて不自然だから無理やり入れたように見えます。
まあ、これであのシーンが原作にもあったらお笑い草な意見になっちゃいますけど。

> ハイスクールフリート
> 好きなんですが、何か違う。
私は、大きく三つの面で問題があると思います。
まず、ジャンルの提示に失敗したこと。SF的要素が入ってくることを示唆していなかった。
だから、以前使った比喩で言えば、推理小説で犯人が密室からテレポーテーションで逃げたような作品になった。
次に、そのSF要素の作りが雑過ぎる。つまり設定が練れていない。他にも、あからさまに無理のある作戦などもあった。
そして、本文でも述べましたが、主人公を抑圧し続けて(多分あったであろう)実力を発揮させられなかったこと。
そのためにフラストレーションが溜る作品になった。

> なんというか、明確な目標が見えないんですねこの子達からは。
まあでも、それは仕方ないんじゃないでしょうかね。入学したばかりの学校であんな目に遭ったら。

> あのシーンは個人的には「総員、晴風に敬礼」で終わってほしかったと思った。
明乃以外敬礼してなかったような。あんなもんなんですかね。艦長が代表してやるみたいな?
それとも、まだ明乃には萎縮しているところがあるのかな?

> ネトゲの嫁
> ネトゲをやらないんで詳しい事はわからないけど楽しめた作品でした。
私もやらないんですが、やらない人でもなんとなく作品の世界ことはわかるように作られていますよね。

> ハーレムは男の夢と言うけれど、理由もなくむやみやたらと女にモテるのも嫌われる。
その辺り注意すべきは、主人公の人間性という点もありますし、設定の自然さという点もあると思います。

> そういえばSAOがBS11で再放送するので何かあるのかと思っていたら映画になるんですね。
原作の川原さん、仕事しすぎなんでは(笑)?

> 地元の映画館がこの秋で閉館が決まったので。
> これでこの地域の映画館はゼロだ。
そういえば、一部の映画館はこのところ妙に盛り上がっていますね。某アニメで(笑)。
でも、全体的には減りつつあるんでしょうかやはり。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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