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ラノベ: 『天使の3P!×7』感想、というかくるみの話

 タイトルの通り、ほとんどくるみの話ばかりですが。

天使の3P!×7 (電撃文庫)
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 この7巻は5つのエピソードからなる短編集で、順に希美、潤、桜花、そら、そして書き下ろしのくるみの話が収録されています。
 短編集ということで、当然ながらまあ分量的にはどの話もさほど長くなく、そして必然とは言いませんがやはりそう込み入ったストーリーというのもなく、どちらかというと人物を描いてるという印象。また、描いているだけで作品のアピールポイントになるお色気シーンもちらほら。まあ、そういう点では、さすがに桜花の話以外はそんなに……という感じです。

 でもそういうことになると、くるみ贔屓の私としてはどうしても、くるみの話である「フー・ウェア・ショート・ショーツ?」がこの巻のメインに思えてしまうのですよ!

 正確に言うと、4話めのラストでくるみが登場してから、というところかな。あの登場は鮮烈すぎた。というか、その「デイズド・アンド・コンフューズド」ってどう見てもくるみがオチじゃない? だって、やっと着ぐるみの脅威から逃れてきた響に「これがほんとの着『くるみ』。なーんてねっ」とは。
 ……ところでくるみさん。「こんなところで」って、玄関でなければ良かったのかな?
 ってのがあまり突っ込みにならないキャラですよね〜。なんか当たり前のように肯定されそうで。

 他にも愛情の篭った言葉や行動が盛りだくさん。でも、奇妙と正常が混在しているのがくるみの魅力です。例えば、こういう返し方とか。

「くるみは絶対にいいお嫁さんになるよね」
「何言ってるの。実妹とは結婚できないでしょ」

 思考は全く正しいのに、出発点が何だか……(笑)。論理的な思考は正しいけど答えまで正しいとは限らないのと似ているかも?

 また、この後の大掃除でどういうわけか、響はくるみのパンツの仕分けをすることになったのですが。良いか悪いかが一体誰にとってのことなのかわからなくなってきます。
 実際、響が対応に疲れてきた頃にはもう隠しもせず、「どれがいちばん好き?」という聞き方になっちゃってますがな(笑)。

 ところで、この後には響達の両親が登場するのですが。
 父親の啓介さん、侮れないですね。というか、凄い人です。さすがあのあづきさんの旦那をやっているというか、旦那をやっているから鍛えられたのか?
 まあその両方で、でもそもそもああいう人だからあづきさんがわざわざ追いかけて来たんでしょうね。

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Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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