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独り言: 犯罪報道における「アニメファン」と「在日」の逆の意味での類似

 オタクからもネトウヨからも文句が来そうな話ですが、例の朝霞市の少女失踪〜保護の報道に、またまた例によってアニメと絡めたものがあった件について。なんだよ「女子高生アニメ」って表現。

 これはちょっと前までの話ですが、何かの犯罪の容疑者が逮捕されたとき、その素姓に関する報道が妙に不自然である場合、よく在日朝鮮/韓国人だったりしました。最近は(一部メディアを除いて)偽名ではなく本名と国籍を報じることが増えてきましたが。
 冒頭に述べた事件を含む様々な類似した事件で殊更にアニメを絡めた報道がされることが多いわけですが、それが例えば、容疑者の趣味がテニスとかだったりすると、そんな好青年が何故?という論調になったり、そもそも報じられなかったりするわけです。

 この二つって、何か似ていますよね。
 一つは、メディアによる何らかの意図が見えること。そして、人によっては逆、私の場合はいずれでも同じ立場なんですが、在日、あるいはスポーツマンが報道で何か「配慮」をされているように感じること。
 つまり、日本人(と半島以外の外国人)、あるいはアニメファンが殊更に貶められているという感じがすることです。

 どうでもいいことですが、健全なる精神は健全なる肉体に宿るとか言いますけど、それを以て健全なる肉体には健全なる精神が宿ると言えるとでも思ってるんですかね。いやこれ結構本気なんですけど、仮に前者が正しいとした場合、論理的に後者が導かれると思ってる人って結構いそうな気がしてならないんですよ。
 たまたま今日(2016-03-30)の日経新聞朝刊33面に、最近AIの研究なんかでよく名前を見る新井紀子氏のコラムがありましたが、読解力の低下が懸念されるみたいなことが指摘されていました。
 でもそれ、最近のことなんでしょうか。国語の授業とかで、論理的な文章・思考を学ぶ機会って、実は少ないんじゃないかと思ったりします。だから、以前文系学部「廃止」騒動があったとき、理系を優先するよりも文系に論理を教えろと言ったわけです。そもそもあれを「廃止」と受け止める辺りからして。

 更に脱線するならば、読解力を身に付けるには文章に構造があることを学ぶ必要があるし、ならばそのコラム中で批判しているプログラミングでもいいし、全く逆に漢文を使ってバラバラになった言葉の係り受けを意識させるのでもいいし、そういう工夫は必要なんじゃないでしょうか。

 そんなことを言いながらそれ自体が構造的に脱線なので話を元に戻しますが。
 今の報道の「アニメ」の使い方、ちょっと前までの「在日」と同じ(逆ですけど)ような効力があると思うんですよね。つまり、「疑心暗鬼」。不自然に擁護されている対象や、それをしているメディア自身に対するものです。日本人や他の外国人だったら(それが報道として正当かどうかはともかく)逮捕時点で実名がでかでかと報道されてしまうのに。あるいは、好ましい(と彼等が思っている)趣味を持っていればむしろ擁護されるのに、どうして?と。

 人ははっきり見えている悪いことよりもわからないことの方を恐れるものですが、妙な「配慮」が疑心暗鬼を、つまり猜疑心を呼び起こすものであるということをメディアは考えるべきだと思います。
 ……思いますが、それをわかった上でわざとやっているんだろうな、などという猜疑心を抱いてしまうのはメディアの意図に嵌っているのでしょうか?

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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