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独り言: 三波春夫が破壊した日本をコミケが救う

 勿論、三波春夫が日本を破壊した筈もなくコミケがそれを救う筈もないわけですが(笑)。

 先日、福島の方の建築業界での談合について報じていたNHKの夜9時のニュースを見たのですが。
 いやまあ、あの男性キャスターが気に入らないというバイアスがあるせいというのは否めませんけど、談合ってそんなに悪いこと?などと思っていました。いやほんとあの人、誰でも(つまり何も知らないで聞いた人でも)言えるようなことをまるで教えを垂れるようにコメントするのが物凄く邪魔臭くて。

 まあそれはともあれ、談合の話。
 解説によると、まあそれに関わったのがその地の業者全部なのかというのはわかりませんが、「業界ぐるみ」で綺麗に仕事を分担し合っていたわけで。
 もしああいうのを規則通り入札にして安値合戦をして一部が請け負って結局手抜きが横行して落札できなかったところが倒産して退場してしまったりしたら、一体復興はどうなるの?とか思ったというのが本題です。
 入札の際に「談合」して値を上げられてもわからない?
 いやいや、そもそも物事の価値の評価もできない者が値切るってどーよ?的な?

 談合は倫理にもとるようなことも言えますけど、悪意はなくともそもそも倫理などと言っていられない状況に追い込むことは本末転倒ではないのか。
 また、発注側の倫理は問われないのか。

 つまり、何でも安けりゃいいってものでもなくて、ましてカネを出す側が絶対的に偉くて何でも言いたい放題って世の中はどうなのよ?という話になり、ここでやっと三波春夫が出てくるわけです。「お客様は神様」じゃねーだろ、と。
 まあ、その三波春夫自身もそういう受け止め方をされるのは心外だったようですが。

 同じようなことは例えば円安での景気回復wにもあって、大企業が儲けた分が中々中小に行き渡らないなどという解説をされるとついぷっwと。
 いやいや、それは行き渡るはずないでしょ、だって大企業が儲かってる分ってのは中小から移転した分なんだから。
 そういえば、松下幸之助が「下請」という言葉を避けていたという話はよく聞きますね。

 ともあれ、お客様(つまりカネを出す方)がエラいという三波春夫の名言(繰り返しますが本人は心外だったようで)はもう覆りそうもなく。
 だったらもういっそ、「客」という汚れた言葉は捨て去って何か別の概念と言葉を用意すべきですね。
 欧米、特にアメリカのようにドライな社会なら、価値のないモノにはカネを出さない、つまりはカネを出すからには価値を認めているという関係でもいいでしょう。まあ、この前提は価値のあるものにはカネを出す、ということを必ずしも意味しませんが。
 そういえば、貿易赤字って損失みたいな扱いですよね。まあいいですけど。

 で。
 日本ならコミケなんかが、少なくとも建て前上は全て「参加者」であり「お客様」はいないことになっています。
 建て前というのは実は結構大事だと思うんですよね。つまり、それを掲げているからには言い逃れができない、というシチュエーションもあり得るわけで。

 最初に述べたように、三波春夫が日本を破壊した筈もなくコミケがそれを救う筈もなく、つまり別にコミケを参考にしたからと言ってどうにかなる話でもないんですけど。つまり、概念にたまたま知っていた言葉を当てはめてみただけなので。
 ただ、問題がどこにあるのかという意味では全く関係ない話でもない筈。
 で、そういう問題があるから日本人は投資が苦手なんじゃなかろうかとか、これまたIT業界を見るとこの社会の欠点がわかるとか、色々思ったりします。そういえば、IT業界も建設業界のように多段の下請構造が問題視されていますし。

 日本ではこれだけITの分野で有利な条件が揃っているのに、それが全く欧米に勝つどころか勝負自体が成立しないとか、どれだけ負の要素がひしめいているんだという感じですが。
 そういう意味では学ぶべき要素の多い世界だと言えますが、それが「反面教師」としてだというのが悲しいですね。

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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