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独り言: ブーアブキッキオ問題の取り敢えずの幕引き - 碧志摩メグの件に次ぐ敵失

 結局、ブーアブキッキオの件では、まさかの外務省の裏切りもあってかこういうことになりました。

 国連特別報告者のマオド・ド・ブーア=ブキッキオ氏が「日本の女子学生の13%が援助交際を経験している」と発言したのに対し、政府が撤回を求めていた問題で、菅義偉官房長官は11月11日の記者会見で、同氏から「誤解を招くものだった」という内容の書簡が届いたことを明らかにした。(略)
 菅官房長官は「事実上発言を撤回したものと受け止めている」との認識を示した上で、「引き続き客観的なデータに基づく報告書の作成を求めていく」と述べた。

 私が思うにこの件のキモは、「援交」の意味がガイジンさんにはよくわからなかったということじゃないですかね。もしくは、ガイジンさんと日本人でイメージするものが違った。

 あちらさんは、「援交」をしている少女達を性ビジネスの被害者と想定し、児童の虐待の文脈で取り上げたかったのだと思います。しかし日本では、それも社会的にそれなりの地位にあるような年齢層の者のイメージでは「援交」は、少女達が自発的主体的主導的に、間抜けな中年男を手玉にとって小遣い稼ぎをする遊びなんではないでしょうか。まあ現実はともあれ。
 するとそれは、児童の虐待ではなく風紀の乱れという文脈になってしまいます。つまり、むしろ女性の側の問題になってくる。買う方が悪いというのも、まあそれはそうなんだけど……くらいにしか受け止められない。

 そして勿論、「援交」(援助交際)という言葉は最近生まれたものではなく、そのことが話題にのぼってもうかなり長いということで当然ながら、それなりの年齢になっている女性もターゲットになるわけです。
 となると、あの指摘をそのまま受け流していたら、女性の活躍を政策の目玉に掲げている現政権そのものが危うくなってくる恐れも、ということに。

 官房長官がどの程度のコメントをしたか詳しくは知りませんが、ここは非難や抗議ではなく、このような調査とも言えないような報告で報告者、ひいては国連そのものの信頼が損なわれることがないか心配する、くらいの大人の対応()はして欲しかったですね。

 それにしても、何だか最近のこういう動きは、どうも歩調が揃っていない感じがしますね。「こういう」ってのは、虐待とかの話の方ではなく、表現とか言論とかについての方の、もっと色々です。
 目的の違いが表面化、顕在化してきたとか、そういう感じでしょうか?

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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