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アニメ: 2015夏アニメ感想(11.99A) 『がっこうぐらし!』#11

 アニメ感想の番外編です。『がっこうぐらし!』が最終回直前で激動なので。
 AパートBパートになぞらえてタイトルにA/Bと付けてみましたが、感想の内容は必ずしも作品のA/Bパートに対応しているわけではありません。

がっこうぐらし! #11「きずあと」
 前回の次回予告でみーくんが言っていたこと、とても重要な意味がありましたね。

 まあ、それについては後述するとして、サブタイトル「きずあと」は「傷跡」でしょうが、「跡」なんですよね。これはつまり、もう前に進む段階に来ているというニュアンスをなんとなく感じます。
 そのためか、物語の中核であり方向を指し示す役割を担うゆきが、一足先に卒業資格を取得したようです。
 そして、先生というのは巣立っていく生徒たちを見送るものです。

 前回のラストで、窓が割れていることを認識したゆき。
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 彼女の中で、何かが起きているようです。
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 これ、ゆきの目覚めを友達が促してくれた、ようにも見えますね。
 でも、今回本当に大変な思いをしているのは、やはりりーさんかも知れません。

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「ゆきちゃん……ゆきちゃん、どうしたの?」

 りーさんにとってゆきの悲鳴というのは、こうなんというか、世界を根底から揺るがす危機のように感じられそうです。多分、一番ゆきに依存しているのはりーさんなんじゃないかな。でもそのゆきは、りーさんの不安とは180度反対の状況です。
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 むしろ、みーくんを助けに入るくらい。

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「みーくん、早く部室の中へ」
「先輩」
「早く!」

 それにしても、本当にゆきは中核ですよね。あれだけ追い詰められた状態のりーさんの所でなく、ここで、みーくんの方に来る。結局のところ、みーくんを動かさないと事態の打開は望めないわけですし。
 そして、

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「大丈夫だよ、鍵締めたから、誰も入ってこれないから」

みーくんを落ち着かせた上で、

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「だっ大丈夫、大丈夫だから……」

停電が起きたらさっきまでが嘘のように脅えるわけですが、それでむしろみーくんが我に返ったと言えるわけで。
 ところでこの停電ですが、
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やつらががたがたやってたところに雷が落ち、
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それで折れてしまった避雷針(か校旗のためのもの?)が施設をぶち壊してしまったからです。
 さっきの「友達」じゃないですが、やつらのやっていることって、ゆき達にとっては脅威のようでいて、実は助けになっているようなのが不思議ですよね。結局はこれのせい(お陰)でやつら自身を焼き払うことにもつながるし。
 そして次回、最終回の予測なのですが、これは、これまで学園生活部のみんなを胎内で守り育ててきた「がっこう」の、産みの苦しみなのじゃないかな、などと思ったりします。

 ところでここでみーくんが、人間に効く薬なら太郎丸にも?と考えたことは、行動を促す意味なのか本当にそうなのか。

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「今のは!?」

 後のシーンで地下へ向かったみーくんは太郎丸と思しき犬を見るのですが、このことは一体何を意味するのか。

 それにしても、みーくんに言われる通り色々とばかなこと、楽しいこと、夢を語るゆきの笑顔は、
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やはりとても、みーくんを元気にしているようです。

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(気が付くと、沢山のものをもらっていた。楽しいこと。温かいこと。……希望)

 多分特にそういう意味はないと思うんですが、由紀の「ゆき」って、めとぼう、みたいですよね。

 一方、
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もうどうしようもないくらい追い詰められているりーさんは、くるみとの約束を思い出しています。

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『ほんとよろしくな。りーさんにしか、頼めないからさ』
『ええ……』
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「約束は、守るわ」
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 でも、りーさんがそこまで強い人じゃなくて良かった。
 ……多分。いや、きっと。

 さて、ゆきに元気をもらって地下へと降りたみーくんですが、
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予想通りめぐねぇと対峙することになります。他の人では無理だと自分がやってきたのですから。
 みーくんは語りかけます。

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「佐倉慈先生、ですよね。初めまして、直樹美紀、学園生活部の新入部員です」

 それにしても、このシーンのBGM、聞いていると頭がおかしくなってしまいそうです。単に無茶苦茶に鳴っているだけではなく、ごくたまにあのオルゴール風の曲のようなところがあるから。
 まるで、今向き合っている相手の頭の中を覗いているような気分になります。

 まあともかく、みーくんには、

「みんなを傷付けたくなかったんですよね。だから、ここにいたんですよね。……ずっと。
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でも、今はもう大丈夫です」

新入部員として顧問に報告しなければいけないことがありますね。部員達の今や、自分の活動について。

「だから!
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……ゆっくり、休んでください」
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 その後みーくんは、本来の目的のために薬を探しに行きますが……前回も出てきたこのノートを見ることになります。
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 この右下の部分には、続きがありました。
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 りー、ゆき、くるみと読めた部分の他に、「生きて」と読める部分があります。
 しかし。
 前回のラストに出てきた時には、
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この「生きて」の部分はなかったではないですか!
 もしかするとみーくんは、これはめぐねぇが生前書いたものだと思ったかも知れませんが……。
 これは、一体何でしょう。猿がタイプライターで打ったシェイクスピアの詩のようなものなのでしょうか。いや、生前の行動をなぞって自動的に書いているだけなのか。それとも……?
 くるみではないですが、めぐねぇの意識が残っていたとすると、逆に哀れ過ぎる。

 という辺りで(感想の)Bパートへつづく。

tag : アニメ

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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