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独り言: シリーズ構成と二つの思い出話

 昨日、先週のアニメ感想エントリのコメントに書いたことから、ちょっと昔のことを思い出しました。
 この「ちょっと」ってのは昔じゃなく思い出した方にかかる感じです。
 何かというと、連載漫画とテレビアニメシリーズのシリーズ構成の話だったんですが、そこから劇場作品も含めて、ちょっと考えてみたわけです。まあ、その道で仕事している人には何を今更、という内容でしょうけど。なので、最初ちょっと創作に関連する話題のカテゴリにしようとも思ったのですが、雑談の方にしました。

 雑誌連載とかの場合、打ち切りもあれば延長もあり、期間は不定と言っていいくらいのことが多そうです。読者を飽きさせないためにはネタを小出しにしたりする構成も考慮しないといけないのでは。
 対して、ここでちょっと飛ばして劇場作品について考えると、あれはサンクコストがあるわけです。つまり、払ってしまった入場料は返して貰えないので、コスト計算の意味では損なのですが、元を取ろうと最後まで見ようとする心情はありがちでしょう。まあそれだけでなく、途中で出ていくのは他の人に迷惑かかりそう、という意識も働くでしょうが。
 とすると、冒頭しばらく何も起きない、というような構成も可能だったり、ある意味自由度が高そうです。
 中間と言えるテレビシリーズの場合、延長はまずないと思っていいし、打ち切るにしても次をどうするのだという問題があるためかそうそうある話ではない。
 でも、三話とか、最近だと一話辺りで何かを起こさないと、「切る」人が出てきてしまいそうです。

 さて。
 そんなことを考えていたら思い出したのが、まずは新井素子
 彼女が初めて雑誌連載を持ったとき、つまり『星へ行く船』のことですが、それを書いたときに気づいた単行本と連載の違いについてどこかで触れていました。単行本なら最初の話は導入なんですけど、雑誌連載だと最初の山場でないといけない、という話です。
 ところでこのシリーズ、(本編)最後の『そして、星へ行く船』を読んだ時に私はちょっと衝撃を受けました。まあ、5冊も、しかも何年もかけて刊行されたシリーズを最後まで読むのだから元々著者を高く評価しているといバイアスはあるわけですけど、そんなシリーズが最初から全部きちんとできあがっていたことがわかったからです。
 勿論、もっとずっと長い話でもそうなっている作品は沢山あるでしょうけど、あまりそういう、きちんと計画して書いてるよー的な雰囲気を感じさせずにあの結末を迎えた、という辺りが驚きだったのです。

 というのが連載に関連する話で、もう一つは劇場作品。
 これは以前にも話が事があると思うのですが、劇場アニメ『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』を映画館で見ていた時のこと。
 近くに子連れのおっちゃんがいたのですが、おっちゃんの方は騒々しさに辟易していたらしく、ヤマトが彗星の核に波動砲を打ち込んでみんなが勝利に浮かれている場面で、もういいだろうと子供を連れて立ち去ったのです。
 あの作品、実際にはそこからが本編と言っていいくらいのポイントなのですけどね。
 その場面の直後、いきなり静寂が訪れて不穏な空気が支配することになるのですが、席を立った二人、それでも出ていっちゃったんですかねぇ。

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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