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独り言: 佐野研二郎氏は正直者だなぁ

 ニュース等では大概、例のパクり疑惑の佐野研二郎氏のことを「アートディレクター」としていますよね。
 ということは、多分ですが、彼自身が自らの職業をそう呼んでいるのでしょう。実際には色んな肩書きを用意しているようですが、報道で使われるのだからそれが一番代表的なのでは。

 ところで最近、以前からぼんやりと違和感を抱いていたことについてはっきりと言葉にしてくれた人がいました。以前はよく紹介していたNBOからですが、「「ダサい社長」が日本をつぶす!:日経ビジネスオンライン」というシリーズで最近取材の記事が載っていた佐藤卓氏の言葉です。
  • 目立たせようと思ったら「下手なデザイン」をすればいいんです:日経ビジネスオンライン

    佐藤:デザインとは、“やりたいことをやる”ことではない。“やるべきことをやる”ことだと、僕はとらえています。

    川島:“やるべきことをやる”ことがデザイン?

    佐藤: デザイナーが“やりたいことをやる”というのは、「デザイナー自身が作りたいものをデザインする」ってこと。対して、デザイナーが“やるべきことをやる”というのは、「人と人を含めた環境をつなぐ」ことです。

  • 「アート」になったら「デザイン」はおしまいだ:日経ビジネスオンライン

    佐藤:そうです。非常に狭い範囲でデザインをとらえてしまっている。これと同じようなことは、ファインアート的な思考を持っているデザイナーにも言えることです。デザインをアート的にとらえてしまうと、自己表現が先立ってしまうので、それとの格闘が始まり、同じように箱庭的なデザインに陥っていく。だから僕は、アートになったらデザインはおしまいと考えているのです。

    川島:ちょっと過激なフレーズです(笑)。でもそれは、卓さんが最初におっしゃった「やりたいことをやる」ということですね。つまり、自分が作りたいものをデザインしてしまう。


 佐野氏の肩書きには「アート」が入っていますね。
 また、それに続いて「ディレクター」という言葉が付いています。ディレクター ← director ← directする人 ← 指揮する、方向を指し示す、指図する人であると。

 つまり、やるのは「やりたいこと」であり、でも実際に手を動かすのは他人である、と。
 まさに彼のやっていることを見事に、的確に、そして実に正直に表現しているじゃないですか。

 ……などということを言うと、他の「アートディレクター」の人に怒られるかな(笑)?

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Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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