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独り言: 抽象・発明・イノベーション

 思いついた単語を並べてみただけのタイトルなんですけどね。そもそも本文がそうだから。意味よりもリズムを重視してみました。
 まあ、そのこと自体も本文の主題に即していると言えなくもないですけど。

 昨日の話で抽象化というのが出てきましたが、それの重要さについては特に強調したいと思うのです。何故かというと、現代の日本では特にそれが不足している、弱くなっていると感じるからです。
 多分、市井の個個人ではそう問題はないのではないでしょうか。根拠はありませんが。でもどういうわけか、立場が上の人ほどそういう意味では無能になっていく。企業の経営者なんかどうです。海外から引き抜かれたなんて話あまり聞かないんですけど。

 結局、実務担当の中間管理職(もしくはそれ相当)がそのまま上に登り詰める構造だからじゃないかなーとか思ったりするのですが、まあ詳細はわかりません。

 で、本題に戻りますが、よく発明の方法論として、既存のものを組み合わせたり云々というのが色々と紹介されていたりします。
 ですが、それをするためにはまず、一旦抽象化する必要があります。一見無関係なものが組み合わさるとしたら、一体どこの部分なのか。違うものの共通点は。
 そしてもう一つ重要なのは、抽象化した後に再度具象化することです。

 そうしたことを「もの」で行なうのが発明だとしたら、「こと」で行なうのがイノベーションと言えるかも知れません。

 ところで私は思うのですが、そうした過程で重要なのは、いかに「削れるか」ということなのではないでしょうか。例えば、ウォークマンが生まれたときに録音機能が削られたように。
 しかし、何でもいいから単純化し削除すればいいというわけではないのは昨日の話と同じ。では一体どういう考え方が重要か。
 それは、価値観、物差しの自由度だと思います。

 どんなことでも、価値観が違えば価値は違ってきます。何かを見るとき、座標の原点はどこか、座標軸の次元は、長さなのか重さなのか色なのか精度なのか楽しさなのか。
 そして、その座標軸を定めているものが、目的です。

 こうして遡ってみると、目的を定め、物事を見るときはそれに従い自由自在に座標原点と軸を移動して評価できること。それが、何が重要で何がそうでないかを見抜くために必要なことなのでしょう。

 思いつくままに書いてきたのでまとまりもなくだいぶ発散してしまいましたが、発散ついでにちょっと雑談。
 イノベーティブと言えるものはどうも私の感覚では、ITの分野に多いような気がします。
 その理由として比較的新しい産業であることはスルーし、そもそも本当に多いのかという現状認識すらすっ飛ばして勝手にただ単に思いついたことを述べると、ITの世界が抽象化/具象化の塊だからではないでしょうか。

 ITによるサービスの神髄は、抽象化と具象化によるマッピング・写像ですから。だから、手法として日常的にそんなことばかりやっていれば、鍛えられようというものです。
 上記の想定は、そういうITの特性が結実しているということなんじゃないですかね。
 そして、そういうモノを認めない日本の社会がIT後進国化を招いているんではないかなと思うし、それはつまり、昨日の、及びこれまでの当ブログの各エントリで言うところのブンケイ(やっていることが文系かどうかとは関係なく)が社会の主流だからではないかな、と。

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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