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アニメ: 2015春アニメ感想(13)

 今週のアニメ感想です。
 今週はそろそろ春期アニメの最終回も多く、まあネタバレデフォでやってはいますがブログトップページには出さないようにしましょうか。
 特に『グリザイアの楽園』の、死闘の後に描かれた平和な楽園での驚愕のラストシーンは、あまりにも衝撃的だったので。

山田くんと7人の魔女 第11話「白石をどこにやった!」
 中々に燃える展開になってきましたが、そう感じるのは殆んど
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小田切による、かも知れません。例えば、こんな台詞とか。

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「私、やっとわかったのよ。
能力を使ったり、会長になったりしたところで、欲しいものが手に入るわけじゃないって。
だから、もう能力に頼るのはやめることにしたの」

 つまり、魔女の力に振り回されている人ばかりの中で、(ここでは)ただ一人、それを明確に切り捨てた人物だし。また、こんな台詞とかも。

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「だったら、あいつを困らせるんじゃなくて、一緒に笑っていようってね」


ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第13話「眷属の物語[ファミリア・ミィス]
 最後にヘスティア神のあのナイフが出てきたのは良かった。あのまま倒しちゃったら……と思っていたので。
 しかし、ゼウスの孫?置き土産?(by ヘルメス神)
 うーみゅ。

シドニアの騎士 第九惑星戦役 #12「決戦」
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 この花みたいなのが妙に嫌らしいなとか。
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 親娘丼?とか。
 そんな見方をしちゃう私は汚れてる(笑)?

響け!ユーフォニアム 第十二回「わたしのユーフォニアム」

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(あの時、麗奈がどんな思いでいたかを、私は知ったのだ)

 …………
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後ろの塚本、要らなくね?

 ともあれ、久美子にその思いをわからせた滝先生。

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「あなたの『できます』という言葉を、私は忘れていませんよ」
「…………はい!」

 まあよくやりますなぁ。
 というわけで、おっさん臭いくせに妙に青春しちゃった久美子、ですが。

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「私、麗奈みたいに特別になりたい」
「じゃあ私はもっと特別になる」

 途中にこんなやり取りがあったように、やはり麗奈は「青春」でも先を走っています。

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「呼び出したのはそのこと?」
「ん、実はね、今まで滝先生と二人きりだったから」
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「………!」
「それでね、滝先生が私の──あ!
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……ユーフォ君? ちょっと麗奈、ねぇこれ見て!」
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「久美子」

 まだまだ麗奈には追い付けそうもありませんね(笑)。

長門有希ちゃんの消失 第13話「長門有希ちゃんの消失III」
 いい最終回だった……とか言おうと思ったのですが、何だかそういう茶化すっぽい表現をする気分にはなれませんでした。
 凄いと思ったのは、キョンです。まあ彼の場合、あのハルヒも一目置く存在だったわけですから。
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 苦悩する有希ですが、大切な友達に、知らせてもどうしようもないことを言うことは避け、
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最後にはその友達と笑顔で別れることができました。
 それについては、相手がキョンであっても同じ、はずなのですが。

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「好き……私は、あなたのことが、好き」
「次に会う私は、恐らく以前の私に戻っている。だから、その前にどうしても伝えておきたかった。
私の気持ちを」

 わざわざこのタイミングで電話を掛けてきて、有希に気持ちを伝える機会をキョンが与えたわけです。

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「ああ……触れそう」


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 駆け付けたキョンが見たのは、
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まるでただ居眠りをしているだけ、のような有希。いや、「有希ちゃん」。
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 そこに残されていた、奇しくも「雪」が描かれた栞。
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 上に「凄い」と書いたのはこの時、キョンが帰ってきた「有希ちゃん」を全く普通に出迎えたことです。多分、これこそがあの有希が望んだ接し方であり、多分キョンはそれを理解した上でこのようにしているのだと思います。
 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 続 #13「春は、降り積もる雪の下にて結われ、芽吹き始める。」
 今回の結衣を見ていて、サヴァン症候群を思い出しました。勿論、結衣が知的障害を抱えているという意味ではないんですけど。
 この物語では、主要な人物はみんな、かなり賢い、もしくは賢しいですよね。ヒッキーは勿論、雪乃も、葉山も、いろはも、陽乃は彼等のスーパーセットだし、平塚先生に至っては超越者みたいです。いろはと言えば、原作11巻を読んだらその仕事上の有能さにちょっとびっくり。物事の本質をちゃんと見ています。それも、手を抜くためのような気もしますが(笑)。
 まあそれはおいといて、そういうキャラに囲まれた結衣は、成績はあまりよくなさそうだし料理もダメダメだし、そういった意味でかなり特異な存在です。

 しかしそんな結衣は、平塚先生や陽乃はどうかわかりませんが、一足飛びに答えに辿り着いてしまうようなところがある。多分、その答えがどういうものかは言えても、辿り着く過程は言葉ではうまく説明できないんじゃないかな。
 何かの参考になるかならないかわかりませんが、結衣の出自について(笑)。

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「ヒッキーくん……ね? 結衣からいつも聞いてるのよ~」
「ママっ、余計なこと言わなくていいからっ!」
「え〜……。ママもヒッキーくんとお話ししたい~」
「そーゆーのいいからっ!」


 さて、結衣は前回のラストで、星空を見上げ何かを決意したような表情を見せていました。
 それが今回のことにつながるのかつながらないのか、終始結衣が物語を導いていたように思います。

 結衣は、母や陽乃とうまく行っていない雪乃を……そしてヒッキーまでも家に招きます。その一場面が上記のママ登場!ですが、泊まることになった雪乃に「デート」を持ちかけ、ヒッキーにも話を付けて、

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「三人で、行きたいの……」

と水族館へ。というか、葛西臨海水族園ですね。
 そこでは結衣が、まるで自分の図ったことの成否を確認するように、二人を見ています。
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 ちなみに、ヒッキーと雪乃を後ろから眺めている場面では、結衣のヴォーカルによる歌がBGMとして使われていました。また、原作↓
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11 (ガガガ文庫)
渡 航
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ではこのエピソードに相当する章のタイトルが、「どこまでも、由比ヶ浜結衣の眼差しは優しく暖かい。」となっています。
 しかし、途中で結衣はこういうことも言っていました。

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「……あたしらしいって、なんだろね?」
「……あたし、ヒッキーが思ってるほど優しくないんだけどな」

 優しいと言われてのことです。ヒッキーや雪乃達が言うような意味でなのかどうかはわかりませんが、結衣は多分、問題の本質を分かっているし、掴んでいるから、ここでこういう問い掛けをすることになったのでしょう。
 その結衣は、クラゲを見て花火を連想し、その「花火」を、

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「3人で見れて、良かった……」

と言いました。あの雪乃のいない花火がこんなところで出てくるとは思いませんでしたが、それを実現させた結衣の執念のようなものを感じます。
 実際、結衣は、したいことをちゃんと決めたと宣言しているし、実践もしている。

「これからどうしよっか?」
「帰るだろ」
「そうじゃなくて……ゆきのんのこと。それと、あたしのこと。……あたしたちのこと」

 何だか、一気に一人で先に行ってしまったという感じです。
 更に、よりによってこの日に「あの時のお礼」。そう強弁します。
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 これは、ヒッキーが葉山をイベントに巻き込んだあの手ですかね。そして、ついに宣言。

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「あたしは全部ほしい」

「ゆきのんの今抱えてる問題、あたし、答えわかってるの」
「たぶんそれが……あたしたちの答えだと思う」
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「それで……あたしが勝ったら全部貰う」

 なんと不敵な。
 しかし、確かに結衣がこの場で最も先を走っている。まあさすがヒッキーと言いますか。彼はすぐに追い付こうとするわけですが、

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「ヒッキーならそう言うと思った」

と返され、つまりは読まれています。
 これでヒッキーvs.結衣の構図となったわけですが、さすがは雪乃。挑発されたとでも思ったのか遅れを取ったことに気づいたのか、何とか立ち直って最後に参戦。
 というわけで、ここに三竦みの関係が誕生します。

 原作11巻もアニメもここで終わっているわけなので先がどうなるかはまだわかりませんが、ここで私が感じたことを一言加えておくと……。
 ヒッキーと雪乃が参戦して三竦み、これ、結衣が望んだものそのものなんじゃないですかね。とすると、意図していたかはともかく、まるでみんな結衣の掌の上、みたいな。

 あとどうでもいいことですけど、原作小説でユーフォネタがいくつかあったのが妙に笑えました。タイミング的に。

グリザイアの楽園 第十話「ブランエールの種VI」
 うーん何と言うか、
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このヒト全部自分でやった方がいいんじゃない?みたいな(笑)。
 まあそれでも何とか勝ち抜いて雄二は帰ろうとするんですが、どちらに行ったらいいかわかっているのか。
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 そんなとき、背後で爆発。
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 そして、「生きろ」と言う麻子(の幻)。
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 ……が導いたかのように出口が見えるのですが、多分これはただ単に、爆風が開口部に向かって流れただけですね。
 個人的には、こういうところで説明のつかないことが起きると興醒めなので、とても好感が持てました。

 ともあれ、無事とは言えないまでも2年後には皆「楽園」にいます。
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 これで、長い物語に決着が付いて、全てが丸く収まった、かのように見えました。
 しかし、(TVでは)CMをはさんで、衝撃の事実が一姫によって明されるのです。

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「グレ~プソ~ダ、飲みますか?」
「あら、ありがとう。いただきます」
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しゅぽん!
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 ……いや、誰でもこういう顔になるでしょ(笑)。

「なぁに? どうかした?」
「その手、義手じゃなかったんですか!?」
「あ、これ? ただのおもちゃよ?」
「なんで!」
「なんでと言われましても、
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その方が面白いかなぁ~って。ただのジョークよ」


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 ……うーん、これ、ジョークグッズだったのか。
 って、違う意味になっちゃいますね(笑)。

tag : アニメ

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No title

  俺ガイル最終回
 由比ヶ浜はサヴァンみたいなものではなく、普通なだけではないでしょうかね。
 他のメンバーが凄すぎるだけで。
 例えるならば魔王とそれに対抗できるレベルの冒険者の中に一人低いレベルの冒険者が
いるような感じでしょうか。
 この物語比企谷の一人称で進むんで分かりにくいんですが一般人の視点の代表と見るべきでは
ないかと思う。
 頭が良すぎるから見えないものを由比ヶ浜が見ている、と。
 僕個人の視点ですがこの作品は一対一か、一対二が物語の基本構造に見える。
 由比ヶ浜が一になる時の構造というのは普通の女の子が持つ考えや思いが表れている時に見えるのですがどうなのかなぁ。

 陽乃の言葉は「自分と一緒ならば家に連れ戻されずに済む」という事なんでしょうが、
この人も捻デレだからなぁ。
 ある意味比企谷と似た者同士。
 そういえば彼女も以前「本物ってあるのかな」と言っている。
 かつて彼女もそれを求め、そして失敗したのでしょうかね。
 一対二でいうと比企谷家と由比ヶ浜家の仲のよさと対照的な雪ノ下家という構図になる。

 由比ヶ浜母の言動を見ていると娘が普段比企谷について何を言っているかある程度分かる。
 小町がいたらどうなっていたか。
 
 原作者がツイッターで「最初の依頼、最大の依頼、最後の依頼」と書いているが、
最初と最大は分かるが最後、っていうのが気になりますね。
 比企谷が求める本物について、原作三巻に陽乃の笑顔がまぶしすぎて本物かどうか分からなかった。
 雪ノ下を見て、本物の笑顔を俺は知っている、と書いてある。
 これが鍵になるのでしょうか。

 原作最終巻だと思う12巻、アニメのDVD最終巻と同時の気がするのは僕だけか。
 最終巻に14話が入ってるなんて展開……ないよな。

 グリザイアの楽園
 ペンは剣よりも強し、を間違った形で実践してました。
 写真の女性陣、二人を除くと棒姉妹なんだよなぁ。
 ハーレムアイランドだ。
 義手のオチに驚かなかった人がいるのか?
 そう思ってしまうオチだった。
 


 

Re: No title

>  由比ヶ浜はサヴァンみたいなものではなく、普通なだけではないでしょうかね。
本文に書いたように、この物語はヒッキーや雪乃や陽乃みたいなのが「普通」ですからね。論理とか知恵を徹底的に巡らせるのが「普通」。

>  頭が良すぎるから見えないものを由比ヶ浜が見ている、と。
まさにそれが、私が示した比喩です。

>  由比ヶ浜が一になる時の構造というのは普通の女の子が持つ考えや思いが表れている時に見えるのですがどうなのかなぁ。
それでヒッキーが結衣を受け入れたとき、彼は彼女を通してこの世界に「産まれる」ことになるんじゃないか、と思ったりします。

> この人も捻デレだからなぁ。
陽乃の捻くれ具合いは、平塚先生には見抜かれてる感じですけどね。

>  由比ヶ浜母の言動を見ていると娘が普段比企谷について何を言っているかある程度分かる。
>  小町がいたらどうなっていたか。
小町の言葉は裏とか奥にあるものが壮大すぎてよくわかりません(笑)。

>  雪ノ下を見て、本物の笑顔を俺は知っている、と書いてある。
>  これが鍵になるのでしょうか。
しばらく遅れ気味だった雪乃も参戦したことですし、タイミング的にやはり彼女の言動がポイントになるんでしょうね。

>  最終巻に14話が入ってるなんて展開……ないよな。
いやーなんかありそうですねーとっても(笑)。

>  写真の女性陣、二人を除くと棒姉妹なんだよなぁ。
でももうあそこでみんなで暮して長いですし……(笑)。

>  義手のオチに驚かなかった人がいるのか?
>  そう思ってしまうオチだった。
というよりも、あれをオチに持ってきたことが最大の驚きだったかも。感服しました。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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