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アニメ: 冴えカノ - 再度、加藤推し

 この間までアニメもやっていた『冴えない彼女の育てかた』ですが。

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 コメンタリが面白いのでBDも結構楽しく見ています。今回はその4巻のコメンタリを聞いてちょっと思ったことを書いてみます。カテゴリをアニメにしたのはそのため。
 4巻ではついに、まあ以前「満を持して」とか予告していましたが、主役の松岡さんも登場しています。

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 ついでに言うと、原作ラノベ7巻↓
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の表紙がリバーシブルだということもコメンタリで(だと思うんですが)言われて気づいたというボケっぷり。だってすぐカバー付けちゃったし。さすがステルス加藤(笑)。
 ちなみに、こんなの↓も聴いたりしました。まだ全部じゃないですけど。

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 最初、再生したら無茶苦茶なノイズが出たのでびっくりしてよく見てみたら、新規録りおろし以外はMP3で収録されてるんですね。先日感想を書いた『LOVE iLLUSiON』の出典というかお披露目の頃の話とかあったりして、ああ、そういう風な経緯があったんだーみたいな。それとそれで思い出したんですが、キャラソンのCDには3人それぞれのソロバージョンのこの曲が収録されてたんですね。完全に忘れていました。
 他にも色々、例えばタイトルの略し方についてとかも出てきました。

 まあそれはともかく、どうして今頃またこんな話なのかというと、BDのコメンタリで加藤のことが話題になっていたからです。いや、話題にはいつもなっているんですが、今回その中に、加藤が予想外に人気みたいな作者からのコメントがあったので。
 個人的には、アニメ始まってちょっとした頃に原作ラノベ読み始めて、その感想に加藤がいい!と書いている通り、やはり原作読んだら加藤しかないでしょーという感覚だったので、逆にちょっと意外でした。

 その時にはせいぜい、あっさりだとか活躍がとかしか書けなかったのですが、その後気づいたことがあったので「再度、加藤推し」してみようかなと。
 いや、みんなが加藤の魅力に気づいてしまった(笑)らしい今、それにどんな意味があるのかというのもありますし、実のところほんのちょっとで終わってしまう話でここまでの前置きよりも短くなるだろうし、他の人が同じように感じているかもわからないわけですけどね。

 それにしてもこの作品、レイヤー構造が無茶苦茶複雑で、昇ったり降りたりで目が回りそう。加藤についても、純粋に加藤本人についてだったり倫也から見てだったり倫也との関係性だったり読者/視聴者から見てだったり、果ては読者/視聴者vs.作者だったり劇中劇まであったりともう大変。
 そんな加藤が、例えば詩羽先輩や英梨々とどう違うのか。

 これは倫也から見ての話だとそう変らないかも知れませんが、こっちの次元から見ると大きく明らかな違いがあります。それは、働き掛けの順序です。
 詩羽先輩が典型と言えますが、彼女の場合、自身を投影して書き上げた作品『恋するメトロノーム』が打ち切りになろうとしている時、それを絶賛して布教し、果ては生き長らえさせたという王子様が倫也だったわけで。英梨々にしても、また美智留や出海にしても、似たようなところはあります。
 ただ、倫也本人が認識しているかという問題はあるので、彼からはさほど「明らかな違い」とは見えないかも知れませんが。

 余談ですがこの辺りの倫也の認識について、同じくBD4巻のコメンタリで原作者からコメントがありました。
 個人的にはその指摘のように「信じられない」というよりも、そういう設定とそうでない設定をパラレルに、まるで二次創作のように、同列に想定してしまうからじゃないかなぁなどと思ったりしましたが、そんな話は閑話休題(笑)。

 さて。
 そんな中、読者/視聴者の立場からは、加藤は倫也が何も影響を及ぼしていない、くらっと来てしまうようなことを何一つしていない段階から、どうしてなのか付き合ってもらっているし助力ももらっています。
 これは、「借り」です。
 つまり、他のヒロインはある意味なるべくしてなったヒロインであるわけですが、加藤はそれがないわけで、それなのにあの献身ですから。だから、すごく居心地が悪い。なんとかして返したくなる。
 何か、加藤に報いることができる機会はないか。
 そんな風に思ってしまうわけです。

 前述のように、この作品と接するときのレイヤー構造は極めて複雑で、こうなってくるとレイヤーが完全に分かれず、倫也の立場と自分の感覚が交わってきてしまう。
 本作を読んで/見ているときの加藤に対する「感じ」は、こんな風にでき上がっているように思います。

 だから、やはり加藤は、前述の以前書いた感想で「「♭」のような印象」と書いた、他のヒロインとちょっと次元の違う、必然のメインヒロインなんだと思ったりするわけです。

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Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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