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エロゲ: ねこねこソフト『すみれ』感想2と全体の構成について - Chapter 雛姫

 昨日に続いて、『すみれ』の感想第二弾です。一応本編を最後までやったので。
 予定ではあともう一回。
※ わかりにくい気がしたので、タイトル変えました。



 実際には「Chapter 雛姫」の後にあかりの話の章があります。そのあかりの章の構成のややこしさに倣って……というわけではありませんが、ピンクのリアルである雛姫の章「Chapter 雛姫」はシナリオの片岡さんによると箸休め的なもので、確かにそう濃くない感じなので、全体についてはその感想に相乗りさせてしまおうかな、と(笑)。

 これまでに見た感じでは、この『すみれ』の章構成は大体こんな風になっています。
  1. Chapter すみれ
  2. Chapter 雛姫
  3. (あかりの章、タイトルは次の感想で)
    • ED 目の閉じた世界
    • ED ひとり
    • ED 離れぬよう、流されえぬよう、ぎゅっと
      • EP すみれ
      • EP ふわふわ
 ……あれ? EDとEPが番号付きに見える……。ul使ってるのに。書き方間違ってるかな?CSSおかしいかな?環境のせいかな?
[追記: 2015-06-02]
 ふと思い立ってテンプレートを見直したら、何かスタイルシートがおかしいっぽいので直してみました。
 具体的には、「ol li」というセレクタを「ol > li」にしてみました。ついでに「ul li」も同様に。
[追記終わり]
 このEP(多分エピローグの意)は、「Chapter すみれ」の最後にすみれLOVEを選ぶとすみれ、LIKEだとふわふわになるようです。
 あと、すみれと雛姫の両方とエロい関係になることはできないようですね。


 それからおまけモードのCGとかですが、ちょっとバグってるかも。
 最初、どうやってもCGが全部埋まらなくて何度かやり直してみたのですが、あるときふと気づきました。シーンモードに見たことないのが二つほどある。プールのあかりと、例の部屋かな、のモエ。
 で、おまけからそのシーンを見てみたら、CGが埋まりました。はて???
 まあ他にもおかしいところがありましたが、細かいことはおいといて。

 さてそれでは、雛姫の話。
 の前に、雛姫の着ている制服、よく見るとエロいですね。胸元とか。なんか例のタートルネックみたい(笑)。

 で本題ですが、すみれの時とは違い、雛姫に対しての健ちゃんは、健ちゃんですね。つまり言い換えると、ヒーロー。
 雛姫は人とうまく付き合えず、まるで例の「学園」だけで生きているような生活です。誰とも仲良くせず、放課後になれば人気の少ない公園でパソコンいじって大して人も来ていない「学園」に行ったりしています。
 ちなみにこの公園にあまり人がいないのも、昨今の風潮を象徴しているようですね。球技は禁止され、遊具も危険だからと撤去され、結局することがないので人が来ない。

 どういうわけなのか多恵にピンクのリアルのことを知らされ、会ってなんとかしてくれと頼まれた健ちゃんですが、ピンクとは別人のように素っ気ない、というか冷たい雛姫に途方に暮れます。
 それでも会いに行く辺り、やはりこの章の健ちゃん(健二)は健ちゃん(ヒーロー)なんですね。

 ただ、ちょっと個人的にはシナリオの書き方に違和感が。まあ、どの辺りに役割分担があるのかよくわかりませんが、この章は片岡ともさんが書いた(ライティング)わけではないようなので違うところはあるのでしょうが。
 で、どんな違和感かというと、どうしてこの人物はこうしたのかというのがよくわからないという点です。単独の事項について何故そうするのかということではなく、あの時とこの時の行動の違いは何に依拠するのか?というのがうまく読み取れない。
 それと似た話ですが、健ちゃんもどうしてそうするのかよくわからない。ヒーローかどうかという以前に、普通、女子校の前で生徒を待ち構えて、邪険にされているのに付きまとうなんてことできませんよね。常識がどうこうということではなく、物理的に邪魔が入る筈。警備とか警察とか。

 でもまあ、結果的に雛姫は打ち解けてくれたし、かなり近づくこともできました。
 そして、雛姫があのように人を遠ざける理由というのも見えてきました。色々あったにはあったのですが、結局は多分、幼い頃の(義理の)父親の自殺が原因らしい。

 そこで今回はヒーローの健ちゃんですが、やはり古典的ヒーローなんですよね。「もう絶対に、一人にはしないから」で通じるのか。そうは言っても、不可抗力というのはあるのではないか。父親の場合は自殺だが、不慮の事故だってある。
 私ならここの部分、「一人にしない」ではなく、自分が寂しいからここにいてくれ、と言わせたいです。

 まあ、「Chapter すみれ」で感じたように、またあかりの章の感想でも書く予定の、「健ちゃん」とは?という話にもつながるのですが、本作の健ちゃんはみずいろの健ちゃんとは違う、けれどもいずれそうなっていくのか。それとも健ちゃんとは違うヒーローのままなのか。
 そこは設定されたテーマなので、それと違う像を想定してそれと違うと言っても仕方ないのですが。

 でも個人的には、『すみれ』の健ちゃんは、自分でなんとかして(できて)しまう人ではなく、例えば雛姫ならば、彼女自身の価値を発見させてあげるような、そうして独り立ちできるようにしてあげるような、そういう人であって欲しいかな、と思ったもので。

 あとそういう意味では、もっと些細なことですが、似たようなことを感じたところがありました。
雛姫を遊園地に誘うときですが、まずさくらを巻き込んで、でも雛姫が一緒に行ってくれないって言うんだよー、とか言えば良かったのにな、などと(笑)。
 これはどういうことかというと、自分の力で人を動かすというよりも、そうしたくなるように仕向ける、的な人物を想定しているということです。

 ともあれ、すみれに続いて雛姫も、「健ちゃん」によって「生きづらさ」みたいなものから解放されたのですが、さて、それでは多恵ことあかりはどんなもんでしょうか。
 彼女はすみれや雛姫とはまたひと味違うわけで。

関連項目:

tag : ねこねこソフト

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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