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アニメ: 2015冬アニメ感想(13)&春アニメ感想(1)&その他

 今週のアニメ感想です。

夜ノヤッターマン 最終夜「夜明け」
 中々良い感じで終わってくれたと思います。その「良い感じ」について二つ。

 まずは、順序は前後しますが一つ目の「良い感じ」として、描き方。演出や、絵そのもの等。
 後半の「ヤッターマン」の戦い、そこに使う音楽とかいいですね。ヤッターマン的な戦闘シーンで『ヤッターマンの歌』から、迫る危機を演出するオケ、そしてあの爽快な『極限Dreamer』で勝利へ。
 その画面の方は、その危機、脅威として巨大なドクロベエ。
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 この巨大さの表現や、巨体の動きの描写、凄いです。ゆっくり動かすことがその巨大さと逆に速さを感じさせる、映像的効果たっぷりの絵。また、『極限Dreamer』が流れる辺りの画面のスピード感も見事だと思います。
 あと、トンズラーの戦闘シーンも良かったんですが、使い回しが多くて残念。

 そして、あの爆発は、
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こうなるわけですか。

 そしてもう一つの「良い感じ」として、ガリナの台詞をいくつか見てみましょう。

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「大切なのは、みんなの心。ヤッターマンのためだと、みんな悲しみや苦しみから目を逸している。その心も変えないと。人々がこの闇を晴したいと思って立ち上がらないと、何も変らないんだよ……!」

 これが、新しい形のヤッターマンであり、新しい形のヒーロー、ということでしょうか。自分だけの力で全てを解決する超越者ではなく、かと言って普通の人でもなくあくまでヒーローとして存在すること。
 シリーズの途中でいくつかあった寄り道的なエピソードは、そういったことを表現していたのでしょうか。つまり、「みんな」の存在の描写です。
 ヤッターマンの時代と現代での「求められるヒーロー像」の違い、それをこう表現したという風にも受け止められます。単なる続編よりちょっとだけ踏み出した、その「ちょっとだけ」という辺りのバランスが、全く違う革新的なヒーローを生み出す超越者的制作者でないという二重構造にも見えますね。まあ、そこは考えすぎでしょうけど。

 また、彼はこういうことも言っています。

「僕がヤッターマン1号、ガンちゃんになる。アルがヤッターマン2号、アイちゃんになるんだ。大切なのはシンボルだ」

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「アルと同じ悲しみを、誰も抱かなくていいようにしよう。悲しいことがあっても、いいこともあるって、みんなに伝えよう」

 彼が、人の心というものを極めて重視していることがわかります。それも、実は結構現実的な視点から。
 ここにもまた、ヤッターマンの時代と現代の社会の空気の違いが表れているように見えますね。

 そのように考えると、劇中でヤッターマンはドクロベエに倒されていることも象徴的と言えます。あのようなヒーローは、現代ではいなくなってしまった。もしくは、求められていない。何だか、人々が忘れたから消えていく妖怪や神、といった設定の作品が想起されます。
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 そして、ヤッターマンは「帰ってきた」のです。

 こうして見てみると、本作のタイトル

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『夜ノヤッターマン』

というのも、象徴的に色んな意味がありそうですね。
 始まった時に「「夜ノ」とついているからには、オトナな展開を期待してしまいますよ?」とコメントしましたが、私としては中々に満足できる出来映えでした。

長門有希ちゃんの消失 第1話「大切な場所」
 まあ説明の必要もないと思いますが、あのキャラ達がこう世界を生きている、というのがある意味一つの癒しとでも言いますか。例えば、
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キョンが「鬼気迫るものがある」と評した刃物使いが料理に無駄遣い(笑)されているとか。なんせあの人、同じハルヒがいない世界でも、
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こんなこともしてましたから。
 他にも、
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↑こんな雰囲気とか、
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↑こんな雰囲気とか、
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↑こんな雰囲気とか。
 とか言いつつも、実は原作ほんのちょっとしか読んでいないので、この後どんな展開をするのかよくわかってなかったりしますけど。

ニセコイ コミックス特典DVD「セントウ」「サービス」
ニセコイ第17巻アニメDVD付予約限定版 ([特装版コミック])
古味 直志
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 ん? このイラスト一体どこで使われてるんだ?
 というわけで、コミックス17巻特典DVDに収録の二作ですが、女子が全編で殆んど服を着ていないという(笑)。最近のアニメでは女の子のハダカばっかり描かれているというよろしくない風潮がありますが、その諸悪の根源は、……根源は……、
 私のようにそれで喜んでるヤツがいるからでしょうなぁ……(笑)。
 一編はサブタイトル通り銭湯が舞台だし、「サービス」の方は温泉が舞台で、女性キャラの面々が、のっぴきならない理由からなんとハダカで男湯に潜入!
 それにしても、
nisekoi_17dvd_1.png
よくもまあこんなシチュを考え付きますなぁ。まあ、こういう状況なら普通手で隠してるんでは、という不粋な突っ込みはしないことにして。

 ところでこのDVD、春が登場しています。あと風も。結構お気に入りキャラなので二期に期待!

tag : アニメ

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Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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