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ラノベ: 『ゲーマーズ!』感想

 どっかで馴染みのある作品タイトルですなぁ。

ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー (富士見ファンタジア文庫)
葵 せきな
KADOKAWA/富士見書房 (2015-03-20)
売り上げランキング: 688

 この作品、どれだか忘れましたがアニメ番組の途中のCMで興味が出て買ってきました。
 実は私、きちんとではないですけどCM一応見ているので。保存するときもCMカットしませんし。面倒だというのもありますが、カットしちゃうとよろしくない場合もありますから。例えば、「謎の白い液体」って何だ?ってなときとか。

 とかいう話はさっさと切り上げて本編。
 確かにゲーマーズ(ゲームやる人たち)を描いた作品と言えますが、どちらかというとラブコメ? それも、かなりハチャメチャに入り組んだ。

 ところでこの作品、主人公は祐じゃないんですかね。なんというか、よくある巻き込まれ型の。有名な例ならハルヒのキョンみたいな感じ。
 どんな流れかというと、ある日、地味キャラの景太が学園一の美少女、花憐に声をかけられるわけです。自分のいるゲーム部に入らないか、と。ゲームが大好きだし、地味キャラらしく押しに弱く気も弱く、また真面目で誠実な景太がどうしたことか、いや誠実だからなのか、自分のやりたい『ゲーム』がないと断ってしまいます。

 さて、景太と同じクラスの祐は、以前は地味キャラだったのが高校に入ってリア充デビューした人物ですが、あるとき奇妙な成り行きからゲーセンで景太とゲームをすることに。
 そんなところから、景太と花憐のあれこれに関わることになり、自分の彼女の亜玖璃、そしてゲーマー女子の千秋と計5人の複雑なすれ違い構造に巻き込まれ惑わされ苦悩することに(笑)。特に、景太と千秋の運命的なまでのすれ違いというか食い違いを目の当たりにしたら叫びたくもなるでしょう。

 いや実際、祐の立場からは、また彼の洞察力からは様々なものが見えてしまいついつい関わってしまうのですが、それが「巻き込まれ」る形になってしまうのは、色々見えつつもそれが全部ではないということですね。
 特に、景太と亜玖璃の結託(笑)とか。

 まあここで終わるとも思えないのでこう表現しますが、この一巻ではその複雑窮まりない関係の構築と立ち位置の確認、というところでしょうか。
 それにしても、その過程の息を継ぐひまも与えないような畳み込むような展開を見ると、祐の気持ちが何だかわかるような。現に、常に先が気になって仕方がない感じでしたし。

 それにしてもと言えば、花憐のラブコメ具合いがまた何と言うか。その瞬間を、これまた祐は見てしまったのですが、景太の言葉に恋に落ちる様の見事さ(笑)とか、花憐が相談を持ちかけたニーナ先輩の反応が(笑)とか、景太が出てくる破廉恥な夢って?(笑)とか、素晴らしいですよね。
 こういう絵に描いたようなラブコメが見事なほどネタになるのは、さすが学園のアイドル。

 というわけなんですが、一つだけよくわからない謎が。
 そもそも花憐が景太に声をかけたのが始まりなんですが、彼女は何故、どんなところを見て彼を選んだのでしょう?

tag : 富士見ファンタジア文庫 葵せきな

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

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