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アニメ: 2015冬アニメ感想(10)

 今週のアニメ感想です。

夜ノヤッターマン 第9夜「アバレシ番外地」
 あれが出てきた瞬間、どっかで見た車だなぁ、と思ったヤツはおっさん。

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「わんちゃん?」

 以前、EDムービーが謎だぁと言ったことがありましたが、本編のメインテーマがそっちっぽくなって来ましたね。つまり、ドロンジョ(レパード)よりもガリナとアルエット、そしてゴロー将軍の話へと。
 それにしても、左目の何かが動かしているっぽいゴロー将軍って、妙な偶然ですねぇ

冴えない彼女の育てかた #9「八年ぶりの個別ルート」

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「それはともかく、何故あなたが当然のように上がり込んでいたのかは議論の余地があるけどね、加藤さん?」
「霞ヶ丘先輩こそ、『安芸くんが大変』って言っただけでたった15分で駆けつけてきたことに議論の余地はないですか?」

 ほんと逞しくなったよね加藤……。それに、自信ありげに

「そんな見え見えの手に引っ掛かるかな、あいつ」
「大丈夫だと思うよ」

とかも言っているし。
 それにしても、いつも一体スマホで何見てるんでしょ?
 それから、この↓構図って(笑)
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 あと、

「加藤……ありがとな」
「え? わたし、なにもしてないけど? 昨夜頑張ったのは霞ヶ丘先輩だし」
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「それでも、ありがとな」
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「…………」

こういうとこもいいし。また、霞ヶ丘先輩が「エロ同人作家の癖に夢見すぎなんじゃない?」と言ったときにも、

「そうかなぁ。エロ同人作家だからこそ夢見がちなんじゃないかなぁ」

とか言っていましたね。

 まあともあれ、
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英梨々もしっかりと復活したようだし。めでたしめでたし。

ALDNOAH.ZERO 22“邂逅と訣別” -Out of the Past-
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 アセイラム姫の新たな騎士の登場。……あれ? スレインは?
 という感じになってきましたね。しかも、このところどうにも雲行の怪しかったスレインですが、ついに、
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……敗者の後ろ姿?
 この新しい騎士さんは、前回のラストでいきなり登場したクランカイン、クルーテオの息子です。上の絵は今回のラストシーンの辺りの情景ですが、どうしてこんなことになったのか。

 その前に、まずはどうでもいい小ネタ。
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 何だか無能な上官をカリカチュライズしたかのような絵ですな(笑)。そういえばちょっと前に「文官統制」なんて言葉がメディアで踊ってましたっけ(爆笑)。
 そして小ネタをもうひとつ。
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 ……やっぱアルドノアドライブを積んでるヤツに突っ込み入れたら負けなんだろうなぁ……(笑)。
 更に、もっと小さなネタを。
 あのぉ、「超電磁」なんちゃらって(笑)。

 さて、今回は二つの印象的な対話がありました。一つはアセイラムとレムリナ、もう一つはスレインとクランカイン。
 まずは前者から。

「全ては、私から始まったこと」
「そんな、姫様」
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「そうよ。あなたがいなければ……あなたがあのまま眠っていれば、全てはうまく収まっていた。泣く者なんかいなかったのに。あの人も、心乱されずに済んだのに」
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「心から想っているのですね、スレインのことを」

 相変わらずアセイラムの言葉は軽いですね。ただ、こういう物語だからこそ、こういう人物の青臭い意見が最後に通ることになるといいな、とか思います。
 ……思いますが、原案にあのヒトがいるし(笑)。

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「あなたは──あなたはどうなの!?」
「!」
「誰のことを想っているの?」
「…………私が想いを捧げるのは、ヴァースという星と、そこに住む人々。……そう教えられ、生きてきました」
「可哀想な人」

 このことも同じで、結局このように人を想い己れを捧げられる幸せを知った(?)レムリナからしてみれば、アセイラムはやはり「可哀想な人」なのでしょうが、大儀を懐けることもまた一つの望ましい在り方と言えるわけで。
 ただ、今回のこの後の場面ではアセイラムも、レムリナと同じ一歩を踏み出したと言えます。
 さて、アセイラム姫殿下はこの先、どのような道を歩むことになるのでしょうか。

 続いて、いきなり登場したクランカインとスレインとの対話です。

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「私が今あるのも、御父上のお陰と思っています」
「…………タルシスを見ました。今はトロイヤード卿のお役に立てているようで、何よりです」

 ……こいつすげぇ。何たる皮肉(笑)。甘いマスクして若輩だと謙遜しているけど、というか韜晦しているけど、無茶苦茶気が強そうじゃん。

「こちらに向かう途中、聞きました。地球圏に王国を築かれるという宣言をされたとか」
「それが、アセイラム姫様の望みでしたから」
「皇帝陛下にとってもですか?」

 さっきのがある意味私怨なら、今度のは公的な立場を問い質してきたと。

「ご体調が思わしくないとか」
「……最新の医療機器と、最高の医療スタッフで対応しています。ご心配には及びません」

 まあ実際にはどうだか知りませんが、しかしもしかすると、別に心配もしてないよね?という意味かも。

「それは良かった。アセイラム姫様のご希望が叶えば、陛下もさぞやお喜びになることでしょう」
「そうであればいいですね」

 真っ向から否定してんのか(笑)。

「クランカイン卿にもお力添えいただければ、大変、心強いのですが」
「……期待しています。新たな王国が、ヴァースの未来を変えることを」

 そんな他人事みたいに(笑)。
 とまあ、ここまで言われたらスレインももう腹を決めたってことでしょうか。

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「クランカイン伯爵を、安全な場所へ」
「……」

 ヴァースの軌道騎士ならば戦に臨んでこそなのですが、そんな場には立たせん、ということですか。
 そのことはクランカインも気づいたでしょうしちょっとむっとしてますが、まあそもそもそのためにやってきたんじゃないかな、という気はします。

 こうして、アセイラム姫の新しい騎士が誕生してしまった、ということですかね。ちなみに伊奈帆は騎士(ナイト)というよりも、王ってとこかな。

 その伊奈帆ですが、こちらは何だか逆に、女騎士の助力を得ている感じ。
 今回の作戦は、デューカリオンのみならず丸ごと囮、というか陽動みたいなもので、その真の狙いはアセイラムの暗殺でした。そのことに気づいた伊奈帆、そして多分マグバレッジ艦長もですが、彼らはまた別の作戦を立案し、伊奈帆が単独でアセイラム救出に向かうことになりました。
 その伊奈帆を送り届ける韻子。そして、ユキ姉。
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 作戦というだけでなく、二人とも伊奈帆本人のために行動しています。そして、

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「気をつけて」

と、アセイラムの元へ向かう伊奈帆を見送る韻子。

 ただ、恐らくこれから破滅していくであろうスレインにも、同じような人がいます。

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「どうして、私を?」
「人を救うのに、理由など要りません」
「傲慢ね」
「え」
「救われる側の苦しみなど、知りはしないのね」

 暗殺者から逃れようとしている時のことですが、レムリナはアセイラムにこんなことを言いました。結局彼女は、アセイラムの信奉しているような綺麗事にはどうしてもなじめないのでしょう。
 そして、このように告げて袂を分かちました。

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「私にとっては、ここが唯一の逃げ場なの」

 確かにレムリナは、「可哀想な人」ではない。この晴れやかな表情は、初めて見たような気がします。色々と悩み苦しんだレムリナですが、アセイラムよりも一歩先に、自分の道を見つけてしまったようです。
 ただ、アセイラムの目指すものは大きすぎるので、そう容易く手にすることはできないでしょうし、もしかすると最後まで無理かも知れない。

 ともあれ、場面は伊奈帆とスレインの一騎討ちに。

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「セラムさんは、アセイラム姫はどこだ! 彼女を巻き込むな!」
「巻き込む? 目指す目的の傍らに、姫がいる。それだけの話だ」
「姫を利用するのか」
「……利用されると、困るのか!」
「最初から、お前は敵だった!」
「敵でしかなければ、憎む必要はなかった!」

 伊奈帆がこのように激昂するところなど、何だか記憶にないですね。行動には表れていたものの、その内心の激しさをこのように表現することはそうなかった筈。
 ただ、結局彼の目的はスレインをどうこうすることではなく、あくまでアセイラムの救出。なので、この場はさっさと立ち去ります。

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「伊奈帆さん!」
「セラム、さん……良かった、無事、で」

 ……感動の再会シーンですが、相変わらずその身を賭して姫を守るエデルリッゾについ目が行ってしまうのはしかたないことですよね……。
 などというのはまあおいといて、もう限界に達していた伊奈帆が倒れたとき、姫に言葉を伝えたのは、機械と一体化した伊奈帆の、言わば分身でした。

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「この少年は、アセイラム姫殿下を、自己とは別の個体と認識しながらも、自己の一部と誤認している」
「自己の一部?」
「よって最大限、姫殿下の安全を望み、保護しようと行動している」

 言ってみれば、もう一人の自分に勝手に告白されてしまったようなもので(笑)。
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 彼女が、伊奈帆にこれを持たせたのは実に象徴的です。スレインから託された想いは、
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逃げる途中に失ってしまった。そして彼女は、自身の想いをこうして手渡したのです。

「お伝えください。心より感謝していますと」
「コマンド、確認」
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「それと、私も……私もあなたのことを、自分の一部のように想っています」

 これが前述の「レムリナと同じ一歩」です。

 そして皮肉にもその時スレインは、自らの想いが行き先を見失ってしまったことを象徴的に表しているものを見つけてしまいました。
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 上で「敗者の後ろ姿」と表現したのが、この時のスレインです。

 さて、物語は大詰め。趨勢は大体決まったように思えるわけですが、最後にもう一発でかい花火が打ち上がりそうな気がします。伊奈帆とスレインはもうやるべきことを大体やってしまった。そして勝敗はほぼ決した。
 しかし、アセイラムと、そしてレムリナがこれから何を決意し、何をするのか。
 敗者の側についてしまったものの、既に自らの道を見出しているレムリナ。
 勝ったとは言えなくとも道を切り拓いた伊奈帆に想いを伝えたものの、まだ為すべきことが見えていないアセイラム。

 果たして彼らの、そして多分それにかかっている地球と火星の未来は、どのような姿なのか。

tag : アニメ

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Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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