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アニメ: 2015冬アニメ感想(9)

 今週のアニメ感想です。
 今更ながら気づいたんですが、去年は「冬っていつだ?」と思ってサブタイトルに年初と入れていましたっけ。ま、どうでもいいことでしょうけど。
 あと、何だか土日で休めた気が全くしないので、一部手抜き。

夜ノヤッターマン 第8夜「クッシャロデッシャロ湖のクッシー」
 アルのパパのゴロゾーさん……。やはし、そうだったんですか。
 しかし、中々進展しないこの作品、もしや2クールあるんでしょうか? と思ってBDについて調べたら、全12話らしい。まあでも、まだ2/3か。そんなものかな。

 あとはおまけ。
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 これもしや、○ッシーの有名な写真がネタ?
 それともう一つ。
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 これもしや、湯気や謎の光や闇に替る、新しい隠し方(笑)?

冴えない彼女の育てかた #8「当て馬トラウマ回想モード」
 複雑な話ですね。
 いや、物語の展開自体は実にシンプルなんですけど、サブタイトル通り英梨々の回想から始まり、出海のコミケ参加が大変なことになって英梨々的には自分が脇役になってしまい、でもそういう展開なのだから実は当て馬は出海で、しかしいつものように倫也の視界の外で加藤が支えている、という。

 まずはその回想ですが。
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 これは確かに軋轢を生みますね(笑)。

 それから、やっぱ加藤ええわ〜。
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 こういう姿勢のいい子って好きです。
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 だから倫也よ、このポニテの一体どこに文句があるんだ。いやまあ、変えるのが悪いのだという主張は状況から理解できなくもないですが。
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 メイドさん、的な?
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 相変わらず内心はわかりませんが、堂々としたもんですね。

 さて、最後におまけのように、肝心の物語について。
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 倫也が出海の作品の「凄さ」に気づいて動き出してしまうのですが、加藤は本当に全てを見ていますね。何に気づいたのかも何を始めたのかも。
 そしてもう一人。
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 倫也が出海の作品を「凄い」と感じたことに気づいた英梨々。勿論、自分でも同じことを感じたのでしょう。
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 力無く去っていく英梨々。そして、
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追って来た倫也を問い詰める英梨々。
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 という展開なんですが、やっぱり加藤が見ている。こういう辺りが、以前加藤は「無意識」みたいだと評した理由、といったところでしょうか。

ALDNOAH.ZERO 21“夢幻の彼方” -The Fortune's Fool-
 脱帽です。レムリナに。
 畏れ入りました。この世界の歴史を動かしているのは確かに主人公たる伊奈帆やスレインやアセイラムかも知れませんが、受け手的には、物語を動かしているのはレムリナですね。言ってみれば、トレンドを変える存在、とでも?
 何を言っているのかというと、前回のコメントに書いたことですが、アセイラムとレムリナの代理戦争みたいな構図に見えていたことについてです。そういう風に思っていたのが、根底から引っくり返されてしまいました。

 その前に、まずは伊奈帆について。というか、韻子について。今回は、物語の展開とは順序を大きく変えてコメントします。まあいつももそう厳格に展開に従っているわけではありませんが。

「もしかしたら、手はあるかも」
「また、その目を使うの?」
「心配しなくても大丈夫だよ」
「え?」
「いつもミューテーションコードを走らせてるから、時間が経つほど最適化が進むんだ」
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「演算能力は以前より上がっている」
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 ちょっとは自分の身のことも考えているのかなとぬか喜びした韻子。しかし、全然わかってない伊奈帆。「駄目だこいつ」じゃありませんが、韻子としてはむしろ心配、というか不安になっている様子。

 そして、戦闘の描写自体も、いかにも伊奈帆の負担が大きくなっていることを強調しているようです。具体的には、敵の攻略についてもその方法がどんどん力押しになってきています。
 まあ、雷撃は電位を一緒にしてしまえばいいじゃん、というのはまだいいとして、敵の動きを見極めるのに大量のデータを処理して傾向を見つけるような分析をしていますし、分身するヤツに至っては、全部本物なら全部一度に撃っちゃえばいーじゃん?という策。
 結局、かなり無理が来ている様子。
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 まあ全てを見抜いているわけではありませんが、「噂のオレンジ色」とまで呼ばれるようになった伊奈帆にいつも気を配り、彼のことを気遣っている韻子が、いつどこでどう判断し動くか。それが伊奈帆の運命を決めるんではないでしょうか。

 ところでどうでもいい話ですが。
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 集団で「走って」くるこいつらを見ると、どうにも笑ってしまうんですが(笑)。

 さて。それでは冒頭にも述べたレムリナについて。

 この構図はその孤独を表現しているのか。
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 ただ、スレインの報告と依頼についての、レムリナの反応が気になりました。

「つきましては、戦果を挙げた軌道騎士達に、お言葉をかけてやっていただけますでしょうか」
「私が、ですか?」
「はい。アセイラム姫が功績を称えれば、我々に与する軌道騎士も増えることでしょう」
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「我々?」

 我々って誰?みたいなところに、もうさほど心を動かしていないように見えます。また、もう知っているわけですが、アセイラムの容態のことを持ち出した時にも。

「ときにスレイン、お姉様の容態はいかがかしら」
「危篤状態が続いているとの報告を受けております」
「そう」
「今は医療スタッフを信じて、委ねる他はありません」
「そうね。早く恢復することを祈りましょう。スレインも気に病まぬよう」
「優しきお言葉、痛み入ります。それでは失礼します」
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「……嘘つき」

 これは責めているのか? それにしては妙にフラットです。
 いやまあ、前に「権謀術数巡らす器量もなき者は、却って信じられません」と言っていたからね、というのもないではないですが(笑)、ここで言っているのは全く次元の違うことでしょう。
 やはりよくわからない。一応、説明の付く解釈もあります。レムリナはもう、スレインにそう執着もしていないというもの。しかしその割には、この後の動きが……。

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 わざわざアセイラムの姿でアセイラムのところへ乗り込むレムリナ。

「どうして……どうして……あなたは、いつも私の……」
「あなたは……?」
「私は……私はあなたよ!」
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 もう、銃口を向けるのがアセイラムに対する正式な挨拶なんですか?という感じですがそれはおいといて、「私の」、何なのか。

 そして、最も大きな謎。
 の前に、「レムリナ」とスレインの対話。
 彼女は、アセイラムが既に目覚めていたことについてスレインを問い詰めるのですが……。

「説明を聞かせてもらえますか」
「アセイラム姫はまだ、意識がはっきりと戻られていません。回復するまでの間は、レムリナ姫に、アセイラム姫を演じていただく必要がありました。新しい世界を作るために」
「新しい世界?」
「はい。何も憂うことのない世界。争いもなく、悲しみもなく、ずっと幸せが続く世界です」
「その世界を統べるのは、誰ですか」
「それは、アセイラム・ヴァース・アリューシア姫殿下です」

 スレインもまあ、レムリナを前によく正直に言ったものです。

「そんなこと、お姉さまは望んでいるとでも?」
「望まないことは知っています。だからこそ、僕が実現して差し上げるんです」

 手段はどうあれ、目指す先はアセイラムの望む世界。その手段をアセイラムが認めないこともわかっている。
 果たして、スレインは「変った」のか?

「姫様。何故戦争が起こるか知っていますか」
「それは、……国家間の交渉の一手段として」

 私はすっかり騙されていましたが、そもそもこの場面が存在することに続き、この時点で気づくことはできた筈なんですけどね。つまり、国家間の交渉という言葉から。
 それはともあれ、それは原因ではなく始まってしまった時の手段、手法がそれであるということに過ぎない。
 ちょっと話はそれますが、この対話の内容についてもコメントしましょうか。

「いいえ。戦争が起こるのは、戦う相手がいるからなんです。戦争を完全になくすには、侵略して一つになるか、相手を滅ぼして、一方が残るしかないんです。人類の歴史は、闘争の歴史です。地球と火星の二つに分かれたその時から、戦争が起こることは決まっていたんです。そう。僕がやらなくても、いつかは、きっと誰かが」

 その分析は全く正しいのですが、残念ながら、同時に間違っています。何故なら、一つになっても分かれてしまうからです。

「あなたは、変ってしまったのですね」
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「もう、あなたは、私の知っているスレインではないのですね」

 この時私は、もう忘れてしまいましたが、レムリナを想定して予想した台詞があったのですが、はて?と首を捻りました。
 物語の展開的にはよくあるパターンではあるのですが、
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まさか、

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「全部話したの」

レムリナがこんな手を見せてくるとは思いもよらなかったですから。かと言ってアセイラムがレムリナを殴り倒して乗り込んでくるとも思えなかったし。

 上でちょっと書きましたが、スレインは変ったのか。アセイラムのためなら何でもするようなところは、あまりそうは思えませんが。変ったとすると、
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アセイラムがその名において命じたことを、

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「アセイラム姫。あなたの命令には従えません。僕はもう、ヴァース帝国の人間ではありませんから」

アセイラムにこんな顔をさせてでも拒むようになった辺りでしょうか。更には、

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「申し訳ありません。皆さんの身柄を拘束します」

こうですから。目的のために手段を選ばない。その手段にはこんなことも含まれるようになったのか。

 ともあれ話を戻すと、レムリナはどうしてこんな挙に出たのか。アセイラムに対する葛藤よりも、何か別のことを考えたのか。
 上記の一つの解釈であれば、自暴自棄に、ということもあるでしょうが、その割にはあまり動きがありません。これまでの様子を考えると、平静すぎます。
 一体、目的は何なのか。何のために動いているのか。
 もしや、スレインのためなのか?

 そんな動きの中で脈絡もなく唐突に登場したのが、かのクルーテオの息子!
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 一体何が起こるのですか!?

tag : アニメ

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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