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独り言: メディアの言う「極右」とは?

 今日(2015-02-22)の読売新聞朝刊でとある記事を目にしたので書いているのですが、別に珍しい記事でもないので特にどれと示さなくてもいいでしょう。デンマークでの移民の規制論議についてのものです。
 大体どこのメディアもそうですが、このような主張をする人、もしくは政党を、彼らは「極右」と表現します。
 しかし、そんなのが「極右」とは?

 別に今いる、主にイスラム教徒を殺そうとか言っているわけでもないのですが。いや排斥したいくらいの人はいるようですけど、そうでない、つまりある程度の割合に抑えるべきという人も含めて「極右」ですから。
 彼らとしては、

「人は認め合える筈だ」

「だから一緒に暮せる筈だ」

という論理の飛躍というか謎の超論理に依拠して考えているのでしょうが、どっかおかしいんじゃないですかね。昔から、このブログでも批判してきましたが、「世界市民」「地球市民」とか。
 しばらく前に、嘲日[あざひ]新聞(仮称)について、事実よりもあらまほしき姿を信じていると批判しましたが、それと同じです。

 あと、先日も、「郷に入っては郷に従え」のキーワードに絡めて書きましたが、これはつまり、コミュニティに異る思想を持ち込むなということでもあります。
 そういう知恵が無くなっている点も含め、日本人(の声の大きい人、メディアとか)は明らかに昔よりも劣化しているように思えます。

 読売新聞と言えば、先日(2015-02-20)も「一神教は不寛容なのか」と題して一ページ使って「論点スペシャル」という特集を組んでいましたが、今の日本の劣化加減は、その一神教に影響されてのものではないかと思います。正確に言うと、一神教を理解しないで形だけ、つまり建て前だけ拝借してきたから。
 それはあたかも、孔子を生んだ古代中国が孔子の説く徳を備えた国だったと思ったことのように。実際にはそうでないから説く必要があったわけです。
 まあ、私なんかは「一神教は不寛容だ」と思っているわけですけど。

 ISで思い出しましたが、ISS(国際宇宙ステーション)なんかでも(別にそれに限りませんが)、異る民族の乗組員をまとめるのは大変な仕事であると紹介されていました。つまり、そういう人たちが生活を共にするというのは大変なことなのです。
 限定された接触、例えば職場でだけとか、そういうのとは違うわけで。

 いずれにしろ、「誰もがみな等しい」という理想を掲げる人は必然的に、「ならば異る人は間違っている」という結論に至らざるを得ないわけで。
 しばらく前に紹介したラノベに登場した人物が、

「なぜなら神を一つしか認めないような宗教は必ず戦争を巻き起こすからです」

と喝破していました。
 まあかと言ってその裏も真であるとは限らないのですが、至言ではないでしょうか。

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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