FC2ブログ

おカネ: トヨタは松下になれるか?

 ちょっと前の新聞の片隅に、トヨタが下請に対する値引きを控える、みたいな記事がありました。もう、いつどこの新聞で見たかも憶えてませんが。
 その時には、いやそうじゃなく値上げを認めろや、くらいに思っただけでした。あまり本気にしていなかったし、どうせ本当はそんなつもりもないんだろーが、というところで。

 ところが最近、どうもトヨタが本当に下請にもっとカネを払うようになるかも知れない、と思わせるような報道がいくつか出てきています。
 実際のところ、請などと言っていますが、部品がなけりゃそもそもクルマ作れないし、下請が変なものを納めたら大量リコールで自分が大変な苦労をするわけで。こりゃ、もしかするともしかするかも?

 別にトヨタだけのせいじゃないですが、まるで零細企業みたいなことを超大企業がやったもんだから日本経済がガタガタになってしまって、もう早十数年。考えてみるとトヨタがやったことって、松下幸之助の功績によるものを叩き潰したとも言えますね。
 どこかの本で読んだんだと思いますが、彼の重要な功績として、日本人を「消費者」にした、ということを挙げた人がいました。また、彼が「下請」という呼び方を好まなかったというのも有名な話です。

 ヤツが去ってトヨタもやっと、マクロ的な視点で物事を見ることができるようになったでしょうか。
 これは当ブログで何度も書いている個人的な見解なのですが、マクロとミクロというのは私の考えでは必ずしも大きさではなく、想定している系が閉じているか開いているかということだと思います。勿論、完全に閉じてたりすることもあり得ないんですけど。
 それは言い換えると、自分のしたことがやりっぱなしですまずに環境に影響して跳ね返ってくる、ということを考えるのがマクロ的な視点ということであり、更に別の表現を持ち出すと、「情けは人のためならず」というやつですね。

 これまでは、日本がどうなろうが知ったこっちゃないというやり方でも海外にいくらでも市場がありましたが、そっちがうまく行かなくてふと足元を見てみるとあれあれ?ということになったのかも知れません。
 もしかすると、それに気づいたのはエアバッグのせいかも。

 となると、タカタのエアバッグのお陰で日本の経済が復活する、なーんてことにも(笑)?

コメント

非公開コメント

No title

  そういえばかなり昔になるが、トヨタ自動車の闇について告発した様な内容の本を読んだ事があったのを
 思い出しました。

  この記事を見て。

Re: No title

> トヨタ自動車の闇
本エントリでは、トヨタの日本経済の中での位置づけの話、つまりマクロの話でしたが、ミクロ(企業として)のトヨタにも、何だか色々ありそうですね。
そういう本は私は読んでないのですが、本エントリの話で言えば、下請との関係とか何やらありそうな気がします。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

最新記事
勝手広告その2
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
月別アーカイブ
アクセス解析中