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アニメ: 2015冬アニメ感想(6)

 今週のアニメ感想です。
 『夜ノヤッターマン』ですが、あの箸休的なエピソードは本当に一寸一服なのか何か深い意味があるのか。

冴えない彼女の育てかた #5「すれ違いのデートイベント」
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 加藤と一緒に六天馬モールに行った倫也は、人々のあまりの無秩序さにやられて一度はダウンしましたが、ちゃんと復活しました。
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 そして、何か結構いい雰囲気になっています。
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 加藤も、サプライズ的に「お礼」までしてくれました。
 ……をい。このヒロインのどこが「冴えない」んだ?
 まあ、それで倫也も気づいてしまったわけですが。

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「加藤」
「ん?」
「いや、その……ありがとう」
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「どういたしまして」

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「けれど、ごめん。帰り送れなくなった。今すぐ、行かなくちゃならないところがあるんだ……」

 加藤の反応を描かずに今回の話はおしまいなのですが、ここで関係者の証言を紹介しましょう。

【英梨々】「前に六天馬モールでさ、恵に“偶然”会ったことあるのよ。倫也……じゃなくて誰かにデートの最中に置き去りにされた直後みたいだったんだけど、話してるぶんには全然いつも通りなのよね。でもその表情がすっごい怒ってんのよ……その時わかったの。ああ、このコって話してることと考えてること全然違うんだなって」


ALDNOAH.ZERO 18“深い森を抜けて” -The Rose and the Ring-
 今回は、主要な人物四人についてコメントしてみます。

 まずはスレイン。
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 マリルシャンに挑まれた決闘では、逃げ回った末に何だか狭いところに逃げ込むのですが。

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「逃げ場はありませんよ」
「逃げ道がないのは、あなたです」

 自信あり気に言うスレイン。

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「ハーシェル最大の武器は、全周囲からの同時攻撃。しかしここでは、攻撃は一方向からに限定される」

 何だか言い方が伊奈帆みたいですね。
 伊奈帆ほどではないですけど、スレインもこんなことをするようになっています。

 次に伊奈帆。
 前回、マズゥールカを逃すところを韻子に見られてしまったわけですが、そこで私は、二つのコメントをしました。韻子が、自発的に協力者になっていること。しかし、何故?という疑問から不安を感じていてどちらに転ぶかわからないこと。
 今回伊奈帆は韻子にこう接しています。

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「何でも見えるんだね、伊奈帆は」
「うん。……でも、」
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「本当に知りたいことは、何も見えないんだ」
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「韻子、ごめん」
「え?」
「巻き込みたくなかった……」
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「……もう……」

 まず、多分アセイラムのことを指していると思われ、韻子もそう推測しているのではないかと思うのですが、自身も持っている弱み・不安を伝え、その上で、韻子に対する配慮も示しています。
 この一幕により、多分韻子は今後もうこのことについて、伊奈帆に対する不信感のようなものを抱くことはないでしょう。つまり、伊奈帆の企んでいることに対する不安要因が減ったということです。
 そう意図してのことかどうかはわかりませんが、こういう人の心を動かすようなところは、何だかスレインのようです。
 スレインにしろ伊奈帆にしろ、以前は強みと弱みがはっきりしていたのですが、ここにきて何だかそういうところが判然としなくなってきたかも知れません。

 一方の、レムリナ。

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「もし、私でよろしければ、お手伝いさせていただけませんか。…………かまいません。お姉さまの、代りでも」

 そして、アセイラムになりすましてこのようなことを言いました。

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「地球に新たな領地と資源を得た私達は、いつまでも、ヴァース本星に頼る必要はありません。子はいずれ育ち、母の加護より離れ、自ら道を切り拓くもの」
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「私、アセイラム・ヴァース・アリューシアは、スレイン・ザーツバルム・トロイヤード伯爵を夫に迎え、この地球圏に、新たなる王国を築くことを、宣言します」

 まるでスレインを慕う乙女のようなところを見せ、また、これまでのように裏で色々企んで。
 しかし、前者のようなレムリナは、作られたものなのか? 彼女の中には、そのような明らかに相反する性質のものが何の矛盾もなく同居しているのではないか?
 レムリナというのは、そういう人物なのではないか。そんな気がします。

 そして、アセイラム。
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 彼女のところに、レムリナがやってきます。
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 センサー?を切っていき、最後に生命維持装置?自体を停止させるかのようなことをして見せたのですが。

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「……嘘よ」

 結局、そこまでは至りませんでした。しかし彼女、本当に止めてしまうつもりで来たのではないか。この瞬間まで、迷っていたのではないか。いや、やるつもりだったのだがここで現実に立ち返ってしまったのではないか。
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 去って行くレムリナ。
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 遂に目を開いたアセイラム。果たして彼女は、物語が始まって以来一体何度目になるのかという、自らに向けられた殺意を認識したのかどうか。

 さて、追加でもう一人。
 どうでもいいですけど、やっぱりみんな彼女のこと「エデルリッツォ」と発音していますよね?

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「決闘など、大丈夫なのですか、スレイン様」
「命のやり取りは、今まで何度も経験しています」
「でも」

 ……「様」?

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「心配してくれるのですか。エデルリッゾさん。前はよく僕のことを睨んでたのに」
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「……昔のことです……」

 をいこら
 そして、スレインの決闘の最中には。

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「本当に、もうお目覚めにならないのですか。どうか……どうか奇跡を」

 奇跡は、一体誰のために祈っているのでしょうか。

 ええい、警察はまだか!?

tag : アニメ

コメント

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No title

  細かいことですが、方位磁石について感嘆の声を漏らすシーンがありますが、あのシーンに
「ちゃんと考えているんだな」と思いました。
 火星と言うのは地磁気がほとんど死んでいるような状況で現代科学ではどうすればそれを目覚めさせられるのか
分からない、というのを以前どっかで聞いた事があって以来、「じゃあ移住したところで地球みたいにするのはかなり
難しいのでは」と火星移住物のSF設定作品にツッコミしたかったんです。
 
 だからあのシーンは「ほう」と感心しました。
 
 あと、こう言うと怒りそうなファンが多そうですが二期のスレインは「銀英伝」のラインハルトみたいだなぁと
見ていて思う事がある。
 超劣化型のラインハルトですが。
 

Re: No title

> だからあのシーンは「ほう」と感心しました。
この物語の世界の設定って、ちょっと面白いと思います。
アルドノアという超文明の遺産?以外は極めてノーマル、平凡ですよね。
それは多分人についても同じで、アルドノアが発見されてから恐らく、天才的な、或いは偉人と呼べるような人物は登場していない。何故なら、アルドノアは全く使いこなせていないし、社会の構造にしても変革はなされていないから。
そういう感じを表現するためには、アルドノア以外はなるべく現実に合わせる必要があるのではないでしょうか。
さりとてハードSFというほどの堅苦しさがない(適度に適当)な辺りのバランス感覚、私は好きですね。

>  あと、こう言うと怒りそうなファンが多そうですが二期のスレインは「銀英伝」のラインハルトみたいだなぁと
いやぁ、実は私、銀英伝読んでないんですよね。私くらいの世代だと何だか、必修の教養科目みたいな存在のような気がしますが。
田中芳樹って、何だか肌に合わないのか、嫌いではないんですけど読んでて何となく途中で飽きてしまうというか。

まあ、伊奈帆は確かに戦術やもしかすると戦略に長けていそうですが、ああいう物語で主役級となるほどではないかも知れません。
あと、シス(姉)コンなところとか(笑)?

No title

>マリルシャンに挑まれた決闘
アバンで速攻ボコられてるとか言っててサーセンした! まさかの拮抗とは恐れ入りました。とはいえ、フラグを自分から積んでいくところは小物っぽいと言いますかなんというか……w

>マズゥールカを逃すところを韻子に見られてしまったわけ
そういえば敵の逃亡を幇助した割にはお咎めがないようですが、結局バレなかったことになったのか、それとも既に解決済みだったのか。彼がとっ捕まったらどういう言い訳するのか楽しみだったんですが。

>「かまいません。お姉さまの、代りでも」
そんなことばかり言ってるからいつまでも二番なんだよ……。

>遂に目を開いたアセイラム。
SFでよくあるホルマリン漬けですが、あんな中で目ぇ開いたら痛いんじゃないでしょうか(マジレス

>ええい、警察はまだか!?
「ヴァース警察の者ですが、通報があると聞きました」

Re: No title

> まさかの拮抗とは
あれ、拮抗してたんですかね。時間はかかりましたが、スレインも奇跡など起きないと言っていましたし、最初から実力に差があったということでは。

> そういえば敵の逃亡を幇助した割にはお咎めがないようですが、
韻子に見られたという誤算以外は、全部伊奈帆の「計画通り」だったんではないですかね。
一つ気になるのは、そのたった一つの誤算が本当に誤算だったか、ですけど。

> そんなことばかり言ってるからいつまでも二番なんだよ……。
一番がいなくなってしまえば……。
でも、思い出には勝てないというのがパターンではありますが。
ただ、彼女の考えていることは理屈でうまく追えないような気がするので、あの台詞自体よくわからないんですけど。

> SFでよくあるホルマリン漬けですが、あんな中で目ぇ開いたら痛いんじゃないでしょうか(マジレス
いや実はあれはL.C.L.で……。

> 「ヴァース警察の者ですが、通報があると聞きました」
「待て、俺じゃない、奴だ!」
「話は署で聞こうか」
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水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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