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アニメ: 2015冬アニメ感想(3)

 今週のアニメ感想です。

純潔のマリア LIBER II CONTRA MUNDUM -第二話 世界に対す-
 えっあのミカエルの声、井上喜久子(17歳)なの!?

冴えない彼女の育てかた #2「フラグの立たない彼女」
 毎回思ってるんですけどね。
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 温泉で女湯に執着していると思ったらアニメ談義に加わりたいだけだったり、女の子を家に招いて泊らせたのに一晩中やってたのはギャルゲーだったり、そんなヤツが主人公をやってる番組の真ん中に入るCMがA○Bっすか(笑)。

夜ノヤッターマン 第2夜「ヤッターマンにデコピンを」
 実に謎が多い、というか謎だらけの本作。
 謎もそれなりに興味の対象なんですが、この世界の現実味のない雰囲気に、何だか強烈な吸引力を感じます。
 現実味がないというのは例えば、「人」、つまり対話のできる相手というものが殆んど登場しないとか、何やら象徴的な記号めいた描写が多いとか、そういった意味で。
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 こういうのとか、あと、動植物が妙に強調されて描写されているとか。
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 街はこんな感じだし、ヤッター・キングダムの側からやってくるのは
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こんなのばかり。しかも人々はそれを怖れている様子。一体、ヤッターマンとは何なのか、ヤッター・キングダムとは何なのか。
 そして、追われて逃げ込んだ民家では場面は一転というか一変というか。
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 まずは、何度も登場する鳩、そして繰り返される「天使」というキーワード。
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 写真と、
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住人であり多分この写真に写っている恐らく盲目?の、母ドロシーと同じ声の少女(第3夜でアルエットという名前が出てきます)。
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 彼女もまた、「天使」という言葉を口にしました。
 加えて、EDムービーがこれまた全然世界が違うかのようなもの。
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 果たして、ヤッターマンとヤッター・キングダム、そしてドロシー、ドロンジョ(レパード)達、今回登場した少女、EDに登場する人物等々に、一体どのような背景があり、関係があるのか。
 とても興味をそそられます。

ALDNOAH.ZERO 15 “旋転する罠” -Toll for the Brave-
 今回はスレインのターン、という感じでしょうか。主たる描写が、という意味で。

 それにしても、前回感じて指摘した以上に伊奈帆とスレインは対照的ですね。今回特に強く感じたのが、彼らを取巻く人々です。
 以前暗に言及されていましたが、デューカリオンのアルドノア・ドライブは伊奈帆の持つ因子により動いています。だから、彼を前線に出すのは非常に危険な行為であるわけです。
 それに対し艦長は、このように言っています。

「我々もこの艦も、君に救われた命です。君が戦いたいのなら、それを支えるのが良いと思っています」

 また、そういう意味でだけでなく、多分プライベートな意味でも、韻子などは伊奈帆を助けるために行動しています。

 対するスレインは、味方と戦いつつの戦闘をこなさなければなりません。というか彼、味方いるの?という感じですね。ハークライトくらいしかいないんじゃ?

 登場したと思ったら、いきなり謎の行動を見せてくれたスレイン。

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「さすがにタルシスでも、そこまで遠い未来は見えないか」

 一応この言葉により、スレインにはタルシスの力で未来が見えていることがわかりますが。

 そんなスレインが、未だに火星の騎士達からは疎まれていることも描かれます。

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「あなたの言う通りです。このまま戦場に出ると、私の方が、後ろから斬られ兼ねません」

 しかし、スレインはもう以前のスレインではないわけで。
 彼には、守らなければいけない、いや守りたい人がいるし、明確な目的もある。

 その目的のためにまず必要なのは、力。スレインはそう考えたのでしょう。
 そうして引き入れたザーツバルム伯爵ですが、彼はスレインの思った以上に真っ直ぐな男だったようです。これは予想外のことだったようですが、伯爵はスレインを、自分の息子とすることを宣言しました。
 これフラグだなぁ、と思ったものですが、まさかそのフラグ回収が今回だったとは。

 で、伊奈帆は今回スレインに利用されてしまったわけですね。

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「岩石から姿を現した瞬間を狙う」
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「岩石から姿を現した瞬間を狙って来る」
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「当たった?」

 伊奈帆は、スレインが自分の動きを予測してくることを予測していたために、当たったことに戸惑います。
 それもその筈。
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 パパさん登場。伯爵自身も伊奈帆には借りがある。
 これを誘っていたわけです。そして、
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スレインが待っていたその時が訪れます。

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「バカな! たかがデブリごときに、このディオスクリアが!」
『デブリではありません』「銃弾です」
『開戦前に銃撃しておいたんです。地球の衛星軌道を回って、丁度今、その辺りに着弾するように』

 伊奈帆ばりのやり方です。いや伊奈帆すら、デブリだと思っているようです。

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『元々は界塚伊奈帆を倒すための罠だったんです。次元バリアの無効化がネックでしたが、』
「彼ならうまくやってくれると思った」
「スレイン!」
『黙れ! ……僕があなたに忠誠を誓うと、本気で信じたのですか』
「……」
「アセイラム姫殿下に引金を引いたあなたを、僕が許すと思ったのですか!」
「……」
「そろそろ第二波が来ます。──さよなら…………お父さん」
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「ふ。……悪くない」

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 長々と語るスレイン。そして、その間描かれることのなかった彼の目。
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 隠し切れなかった感情は、多分その饒舌さにも表れていた、ということでしょう。
 しかし、これは今回二つ目のフラグでしょうか。つまり、このような道を歩みつつ冷徹になり切れない部分が、最後に彼を敗北させるのでは。
 いや、でもどうでしょう。これでスレイン自身が最終的には多分伊奈帆に敗れるとして、それは「敗北」なのか。
 まあ、その辺りはしばらく先の展開を待つとして、今スレインは、その目的を果たすため、目標に向かって邁進しています。

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「私はこの日、二人目の父を失った。共にヴァース帝国の繁栄に尽くした、偉大な人物だった。私は今ここに、父達の遺志を継ぎ、ヴァース帝国の更なる隆興のため、戦うことを決意する!」
「ヴァース軌道騎士の諸侯よ。今は互いに争っている時ではない。崇高なるヴァース帝国の騎士として、手を取り合い、地球の反抗勢力を殲滅しようではないか!」

 嘘を吐いていないと伊奈帆が分析したこの言葉からはしかし、目的、行動の理念、何故そうするのか、そういったことまでは読み取れていないわけで。
 韻子のことがそうだったように。
 ともあれ、

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「ここからは僕達の時代です。……行くぞ。ハークライト」
「はい。スレイン・ザーツバルム・トロイヤード伯爵」
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こうして地位を手に入れ、存分に戦うための足場を整え始めたスレイン。
 本当に伊奈帆とは大違いの環境は大きなハンディキャップですが、さて、この後どのような展開が待っているのか。

tag : アニメ

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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