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アニメ: 『楽園追放 -Expelled from Paradise-』(アニメ版)感想

 なんだかもうこのところ、アニメのことばかり書いているような気がするんですけど(笑)。

 先日、ノベライズ版の方の感想を書きましたが、今度はアニメ『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の方の感想です。

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 別に「あのキャラに花束を:日本の3D技術はケツに集約されたのです 釘宮ボイスとケツのコントラスト、「楽園追放」アンジェラ・バルザック - ねとらぼ」という記事を読んだからというわけではあるんですが、アニメ版なのでやはり映像や音の表現についても気になったので。
 あと、物語の方についてもやはり少し付け加えたくなったので、ちょっとだけ。

 全部CGで描いているらしいこの作品ですが、うーむ、さすが、という感じです。もう殆んど違和感ないですね。
 まずは
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こういう映像はもうお手の物という感じですが、
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戦闘、それも乱戦についても、物理的に自然な動きを描けている気がしますし、CGの強みとして計算による立体の形状の保持や動くときの経路のなめらかさの上でそれができているので、大変迫力があります。
 あとは、
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こういうお遊びもやっていますし(笑)。
 冒頭のリンク先にあるような
rakuen_6.png
ケツについても見事と言う他ありません。
 いや、ケツそのものであればもっといい絵が沢山あったんですけど、これを選んだ理由は……内緒(笑)。

 さて、冒頭紹介したノベライズ版の方の感想は、やはり初見……というのでしょうか、まあ物語を知らずに読んでのものなのですが、今回は展開を知った上で見て、ちょっと違った視点から触れてみます。

 やはり主人公と言うことで前回はアンジェラ視点で読んだ上での感想になりましたが、今回はなんとなく、フロンティアセッターを主体に見てしまいました。
 となると、ラストのところがなんかとても良いシーンに思えてきます。
 自分は本来の目的である人類を運ぶことができなかった、と、人間であれば落胆するシーン。それが、人間としての視点のせいなのか実際にそうなのか、本当にフロンティアセッターが落胆し、嘆いているように思えてきます。

 ということになると、ディンゴが、いやもう君が人間てことでいんじゃね?みたいなことを言ったとき、ああ、彼は救われたのかも知れないと、とてもほっとするような、何か心地良いものを感じました。
 思えば、彼がアンジェラを誘ったとき。
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 これは即ち、プロポーズですよね。
 彼に人間の男女間の感情がわかるかどうかはわかりませんが、実は本作の立場では多分、それはどうでもいいことなのだと思います。彼のよく口にする「存在証明」をかけたものであるのだから、それが別物であっても、同じくらい深く重い言葉だった筈です。だから、それでいい。
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 結局彼は旅立ちましたが、ここでまた映像表現について。ただし、CGの技術とかではなく、作品の意図の表現の仕方。
 フロンティアセッターに、最後まで視覚的な意味で人間的な描写をしなかったことは、大変重要なことで、私はそれを高く評価したい。絵の話ではありませんが、どっかの某邦画の制作者に、爪の垢でも煎じて飲めと言いたいですね。

 また、最後のこれはもしや、
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牢獄の「格子」のイメージなのでしょうか。

 ともあれ、技術的には大変な域に達していると高く評価したいと思いますが、そうなると逆に欲が出てくるというもの。
 敢えて挙げるなら、アンジェラの髪の動きとかもう少し自然に表現できるようになるともっと素晴らしいと思います。あとは、萌え系作品によく出てくるようなひらひらふわふわの服とか。いや別にそれを描けというわけではなく、それも描けるようになればもう恐いものはないんでは。
 そう考えると、例えば、金子勇氏があのようなことになってしまったのは大変残念です。別にあの人にしかできないことではないかも知れませんが、あの人であればやってくれたんじゃないかな、などと思ったりしてしまったので。

 というわけで、「読んでから見る」ことになったのですが、それでも大変楽しめました。

tag : アニメ

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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