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独り言: 産経のアニメ嫌いは異(ry (3)

 シリーズも三回目になった産経のアニメ嫌い突っ込みエントリです。
 ただ今回のは、アニメやそのファン自体を批判したり揶揄したりというものではないですね。でも、長大な記事の中にちょっとだけ出てくる一言を、わざわざ見出しにしている。
 そして、その記事の主題は「危険ドラッグ」です。

 最近、よく似たものを見掛けました。
 朝日新聞の吉田調書「誤報」問題です。

 普段から主張したいことがあり、それを表現するために、例えば朝日新聞の例なら、わざわざ「逃亡」の印象を与えるニュアンスを含ませた言葉を見出しにする。
 今回の産経も、危険ドラッグの問題を扱った記事で、取材により得られた恐らく膨大な量になる情報の中から、わざわざアニメ『進撃の巨人』の話を拾い出してその作品名を見出しにする。
 メンタリティややり口がそっくりです。

 以下に記事を丸ごとコピペします。
 結構長い記事であり、いつにもまして「引用」の範囲から逸脱しているわけですが、しかし、記事の長さとアニメ作品の扱いの比率、文脈上の軽さ、そういったものが本エントリの主題であるために、いつもよりも全文掲載の必要性、根拠は強いとも言えます。

【日本の議論】『進撃の巨人』残忍シーンでバッドトリップ 宮城で危険ドラッグ業者根絶も、今や主流は宅配か(1/5ページ) - 産経ニュース
2014.12.6 17:00更新

【日本の議論】
『進撃の巨人』残忍シーンでバッドトリップ 宮城で危険ドラッグ業者根絶も、今や主流は宅配か

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 東京・池袋で6月に起きた7人死傷事故をはじめ、各地で危険ドラッグに絡んだ事故などが問題となっている。そうした中、宮城県では10月、危険ドラッグ販売店経営者らが逮捕され、平成24年には11店舗存在した販売店が0店となった。

 11月19日には危険ドラッグの規制を強化するため、麻薬取締官が立ち入り検査で販売停止命令が出た商品と、類似の危険性があるとみられる商品を、国が全国一律に販売を禁止できるなどとした改正薬事法が参議院本会議で可決され、成立。次なる課題として、県を超えた業者対策へも期待が高まる。

■変死4件、8割は店舗で購入

 9月12日、仙台市青葉区の危険ドラッグ販売店周辺の路上で、40代の男が運転する乗用車が近くの道路脇の電柱に衝突する事故が発生。男は任意の事情聴取で、同店で買った危険ドラッグを吸った直後に運転したと供述した。

 宮城県警によると、10月末までに、危険ドラッグに関する通報や相談などは延べ94人からあり、そのうち25人は9月に集中していた。危険ドラッグが関係する疑いのある変死は4件発生。県警銃器薬物対策課の担当者によると、危険ドラッグ使用者の約8割が店舗販売型の販売店で購入していたという。

 横内泉県警本部長は10月7日、県議会9月定例会の文教警察委員会で、県内の危険ドラッグ使用者のほとんどが販売店で購入したとみられることから、販売店対策の必要性を強調し、「捜査を強化する」と述べた。

 同課などは直後、市内の販売店を摘発。その後、10月の危険ドラッグに関する通報や相談などは4件にまで激減したという。

 東北厚生局麻薬取締部と宮城県警などは10月9日、7月17日に仙台市青葉区一番町の輸入雑貨店「FOURSIDE仙台店」で指定薬物を含有する危険ドラッグの粉末を販売目的で所持したとして、薬事法違反(販売目的の貯蔵)容疑で、同店経営者ら4人を逮捕した。

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 また同取締部と県警は10月30日、同取締部が9月10日の立ち入り検査の際に出した販売禁止命令に従わず、同月19日に対象の2商品を同店に陳列したとして、薬事法違反(製造などの禁止命令)容疑で容疑者らを再逮捕した。11月19日に仙台地検は薬事法違反(販売目的の貯蔵)罪に訴因変更し、新たに同法違反罪で起訴した。

 同取締部と県警は7月17日と9月19日、同店を捜索し、危険ドラッグとみられる植物片や粉末の入った袋など計133種類、約1600個を押収。また、9月10日には立ち入り検査を行い販売禁止命令を出していた。さらに9月25日には、危険ドラッグを吸って車を運転するのを手助けしたとして、道交法違反(過労運転など)幇助容疑で全国で初めて、県警の家宅捜索を受けていた。

■県内業者根絶の次は宅配対策

 銃器薬物対策課によると、販売店の検挙以降、県内での危険ドラッグによる被害は激減したという。しかし、宅配業者からは現在も簡単に購入ができる。記者が東京都内の危険ドラッグ宅配業者に電話をすると、「東北にも郵送できる」という。規制されたいくつかの商品の名前を出すと「それらは規制されたのでもう売っていないが、似たような商品なら紹介できる」と答えが返ってきた。

 県警によると、9月の時点で県内に2店あった販売店のうち1店は休業、1店は捜査の結果、摘発された。県内に3店あった宅配業者も、10月でサイトを閉鎖して休止状態になった。県警銃器薬物対策課の担当者は「県内業者は根絶した。今後の課題は新たな販売店を作らせないこと、他県の宅配業者への対策だ」と語気を強める。

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■摘発直前の販売店は一見客を警戒

 宮城県警は9月25日、道交法違反(過労運転など)幇助容疑で、仙台市内の店舗を家宅捜索した。道交法違反(過労運転など)幇助容疑での強制捜査は全国初だ。その2日前に、記者はその店舗を訪ねてみた。雑居ビルの3階で、廊下には「FOURSIDE仙台」と書いた看板が置いてある。店内は一見、こざっぱりした雑貨屋だ。左手はレジ、右手の陳列棚にはアロマやお香が並べられている。

 不審なものは何もないな…そう思ってその小さな部屋を出ようとすると、後ろの壁には危険ドラッグのパッケージのようなものを大量に描いたポスターが貼ってあった。

 「何かお探しでしょうか」。20~30代くらいの茶髪で細身の男性店員がにこやかに話しかけてきた。ネットを見てきたが、ハーブはないのかと尋ねると「実はこの前、ガサ(家宅捜索)が入っちゃって今は置いてないんですよ。今は規制も強くなってるし…」と返答があった。どんな銘柄を置いていたのか、有名なものや最近規制されたものの名前を織り交ぜて話したが、違法なものは扱っていないという返事だけだった。

 店員は危険ドラッグはないと言ったが、この2日後に強制捜査が行われ、県警は粉末や植物片など危険ドラッグとみられる13品目88点を押収。現在鑑定中だ。

 危険ドラッグを購入したことがあるという同市青葉区の客引きの男性(24)は「規制が厳しくなってから、初めての客にはなかなか売ってくれなくなっていた」と話す。

■11月にも21歳男が所持で逮捕

 指定薬物を含む危険ドラッグを所持したとして、宮城県警仙台中央署は11月6日、薬事法違反容疑で仙台市宮城野区の無職の男(21)を逮捕した。

 逮捕容疑は9月30日正午ごろ、同署の取調室で薬事法に規定する指定薬物を所持したとしている。

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 男は9月30日、仙台駅付近で私服警察官から職務質問を受け、リュックサック内にプラスチック容器に入った白い粉末を所持していたため、任意同行を求められた。同署の取調室で提出した粉末が鑑定の結果、薬事法に規定する指定薬物を含んでいたことが分かり、逮捕となった。

 宮城県警によると、9月末までに、危険ドラッグに関する通報や相談などのあった延べ88人のうち、約半数の41人が20代だった。30代は30人であり、若年層による使用が大半だ。

■「最近の商品は“悪酔い”しやすい」

 危険ドラッグにはどのような生理作用があるのだろう。東京都中野区に住むミュージシャンの男性(24)は20歳のころ、友人の勧めで初めて危険ドラッグを吸ったという。男性は「酒と変わらない。素早く回るか、ゆっくり回るかの差」と話す。

 危険ドラッグには葉片、液体、粉状のものなどいくつかの形態があるが、男性は全て使用したことがあるという。男性によると、葉片のものは薄い紙で巻いてたばこのような形にして吸ったり、パイプに入れたりして使う。液体のものは直接飲み、粉状のものは鼻から吸ったり、水に溶かしてたばこに染みこませたり吸うのだという。

 危険ドラッグを吸うと、バッドトリップと呼ばれる悪酔い状態、錯乱状態に入ることがある。危険ドラッグを吸って交通事故を起こす例などの多くは、バッドトリップ状態に陥っているとみられている。男性によると、「(バッドトリップは)周囲の環境に左右される」。部屋でゆっくりと音楽を聴いているときにはバッドトリップすることは少ないが、「さまざまなライトの光に照らされ、さまざまな音の入り交じるパチンコ店などではすぐに気分が悪くなる」という。

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 男性は「(危険ドラッグを)吸っている状態では多感になる」とも話す。昨年、自室でアニメ「進撃の巨人」で人が巨人に食べられるシーンを見ているとき、食べられているキャラクターの気持ちに自分を重ね、「やるせない、不安な気持ちになった」という。

 危険ドラッグを吸った状態で作曲を行うと、「作っているときには気付かなかったが、できた曲は同じ曲調の繰り返しだった」と振り返る。

 男性が吸い始めた約4年前に比べ、最近の商品は「規制逃れのためいろいろな薬品を混ぜているからか、薬品のような味がして、バッドトリップしやすくなった」という。男性は昨年末ごろを最後に危険ドラッグを吸っていない。

 「遊びの1つ。規制されてなくなってしまっても困らない」と屈託がない。

■「もう絶対に吸いたくない」

 また、東京都新宿区に住む大学生の男性(22)は「アルバイト先の友人に勧められ、2年前に2回吸った」という。男性は2回目に吸ったときにバッドトリップし、「死ぬかと思った」という。アルバイト後に友人宅で葉片の危険ドラッグをパイプで吸ったところ、約15分後に「世界が揺れていると感じ、やばい、怖いという気持ちが抑えきれなくなった」。30分ほどで元の状態に戻ったが、「もう絶対に吸いたくない」と話す。

 有害な薬物である危険ドラッグだが、若い世代にとっては身近に手に入り、友人の勧めなどで簡単に使用してしまうものでもある。

 宮城県薬務課は、県内の中学校や高校などで薬物乱用防止教室の中で、生徒や保護者に対して危険ドラッグの危険性を訴えている。同課の担当者は、「安全、合法などの言葉に惑わされて気軽に手を出しがちだが、病院に緊急搬送され、死に至る例もある。販売店や販売業者の検挙、使用者の取り締まりだけでなく、使用してはいけないという意識を持たせる取り組みも継続したい」と話す。


参考:対応する記事の「イザ!」での見出し

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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