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アニメ: 2014秋アニメ感想(7)

 今週のアニメ感想です。

ヤマノススメ セカンドシーズン 十八合目「アルバイト、始めます!」
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 この制服。あおいのバイト先「華彩菓 すすき」さん、気合い入った店ですねぇ。
 まあ、この時はまだあおいの表情が固いのであれですけど。

結城友奈は勇者である 第六話「明日に期待して」
 勇者部の面々は、前回いきなり七体ものバーテックスを倒したってことで、検査入院中。
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 医師は一時的なもので大したことないと言っているようですが、風は左目が見えなくなっていて、樹は声が出ない。
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 東郷さんは相変わらず友奈のことはよく、というか友奈のことばかり見ているようですが、しっかりと異常に気づいています。
 友奈に確認すると、味が感じられなくなっているとのこと。
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 それにしても、こういう描き方がとても何かを暗示しているように思えて不気味です。なお、
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東郷さん自身は左の耳が聴こえなくなっているようです。
 つまり、バーテックスとの戦いで「満開」を経験した全員に何かの変調、もしくは異常が現れています。
 それにしても、よりによって樹に現れた異常が「声」とは……。

 東郷さんを除き検査が終わり、表面上は日常が戻ってきたようでも、

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「仕方ない、だらだらしよう!」

やはり何かが動いているように思えてなりません。状況に気づいた東郷さんは何やら調べていて、
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それを知らされた風も、彼女はいつも何かに心を配っているようですし。というか悩んでいると言ってもいいくらい。
 一方、「満開」を経験していない、つまり今回の異常の対象となっていない夏凛はまた、別のことで悩んでいます。

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(戦い、終わっちゃった……あたし、これからどうすれば……)
(あたしだけ……あたしだけ、傷を負ってない)

 勇者として戦うことだけを自らの存在意義としてしてきた夏凛にしてみれば、いきなり「余生」になってしまったわけで、しかも最も激烈だった前回の戦闘で自分は満開を経験しておらず、それでなのか自分だけ後遺症(?)もない。

 そんな夏凛を部活に誘いに来た友奈。

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「何しに来たの?」
「部活へのお誘い」

 ところで、まあ夏凛の性格を知っていれば以下れは素直に心情を表現してくれたと言ってもいいと思うのですが。

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「それに、もう行く理由がないのよ!」
「理由って?」
「あたしは、勇者として戦うためにこの学校に来た。あの部にいたのは、戦うために他の勇者達と連携を取った方がいいからよ。それ以上の理由なんて……ない」

 自分の存在理由を見失っていること、自分は勇者部にいてもいいのかということ。
 それに対する友奈の答えは、

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「バーテックスなんていなくても、勇者部は勇者部」

 何だか、前からどうも私はこれを見ているとアレを思い出してしまうんですが(笑)。
 あの作品でまどかが、作中でずっと定まっていなかった「魔法少女とは何か」を自分で定義してしまったように、友奈も「勇者とは何か」を定めてくれそうです。
 そして、今ここでこうしていること自体、友奈による定義に当てはめたら「勇者としての行い」に相当しそうな気がします。
 まさに、結城友奈は勇者である、ですね。

 しかしそれでも、事態は進んでいるようです。
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 夏凛と風、二人のところに大赦から同時に届いたメール。

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申請は受理されました。
三好夏凛、あなたは卒業まで讃州中学にて勉学に励みなさい。

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勇者の身体変調と満開の関連性については現在調査中です。
しかし貴方達の肉体に異常は見つかっておらず、変調は一時的なものと思われます。

 夏凛には居場所ができたし、勇者達の変調についても深刻な事態は通知されません。しかし、到底そのまま受け止められるものでもありませんね。
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 みんなで夏休みの計画を立てるとかあまりにフラグですし。

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(時間はいくらでもあるんだ!)

 まるで絵に描いたようです。……アニメですけど。

 ところで。
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 鳥居の形が普通に見るのとだいぶ違いますね。こういう特徴的なのが実在すると実物との関係性が強くなりすぎるので、多分創作だと思うんですが。
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 そうすると、こういう建物もよく見ると微妙に違ったりするんでしょうか。確かに石登楼とか色々、あまり見ない形のようですが。

ソードアート・オンラインII 第19話「絶剣」
 仲間たちが集うALO内のアインクラッドにあるログハウス。
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 そこで過ごした仲間との時間が過ぎ去って……。
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 寒々しい(実際に寒い)現実の明日奈の部屋。それにしても、明日奈のこの家は、まるで彼女の心象風景のようです。
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 ここでの母親との会話も、全く噛み合わないものです。まるで、違う世界に住んでいるかのようで。
 明日奈としても、母の言っていることに対し、絶対の確信を持って反論することができない。実際、例えば今彼女達が通っている学校の実態についても、母が指摘しているような、つまり矯正施設としての側面がないとも言えない。
 加えて、明日奈は母に対しては決定的な反抗ができないようです。去り際、かなり痛烈な一言を残して行きますが、

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「母さん」
「……なに?」
「母さんは、亡くなったお祖父ちゃんとお祖母ちゃんのことを恥じているのね。由緒ある名家に生まれなかったことが、不満なんでしょう?」

それも言い捨てて逃げるだけ。
 ところでどうでもいい話ですがお母さん。

「だいたい、あの人を気に入って養子にしようって言い出したのはお父さんですよ。人を見る目がないのよ、昔から」

 それって実はブーメラン刺さってるんでは(笑)?

 まあそれはともあれ、明日奈は現実の家では、何もうまくできない。

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(キリトくんのそばで、キリトくんと同じ夢を追い掛けたい。でも……)
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『アスナは……強いな……。俺よりずっと強い……』
(私は強くなんかない。私が剣士でいられたのは、あの世界でだけだった)
(血盟騎士団の≪閃光≫アスナは、もういない)
(現実世界の私には、何の力もない)

 明日奈の求める「強さ」とは。彼女は、まだそれを定められずにいるし、だからそれを見出すことも手にすることもできていない。

 この『ソードアート・オンライン』は、キリトをはじめ主要な人物が、「強さ」を求めている物語ですね。
 剣や魔法、銃などで戦うゲーム世界が主要な舞台となっていますが、それらは皆仮想世界であり、彼等は確かにそこでは強かったのですが、いずれ考え直さなければいけない時が来る。
 一旦、所与のものであった「強さ」がそこにあるからこそ、それが本当の意味での強さではないと否定された時、では?と考え、求めるようになるものである、ということでしょうか。

 さて、舞台は一転し、アインクラッド。
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 前回も言いましたが、この話ではキリトはずっと、「女房役」に徹しています。前回はまだ何も始まっていなかったためかただ寝ていました(笑)が、≪絶剣≫とのデュエルに向かうアスナにはアドバイスもするし。
 その≪絶剣≫ですが……。
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 なんと、女の子!
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 キリトが敗けたのも実は手加減したんでは?と疑いたくなるのもわからなくもない(笑)。
 そして、ついに運命の時。≪絶剣≫ユウキとアスナが出会います。この瞬間、物語が走り始めます。
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 SAOでは≪閃光≫と言われたアスナと、やはり速さを誇る≪絶剣≫の戦闘は、実に激烈なものになりました。
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 ところで、≪絶剣≫ユウキがアスナに真に興味を持ったのは、この瞬間でしょう。
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 確かに最初にルールを決めるとき何を使ってもいいということになってはいましたが、まさか拳を叩き込んでくるとか(笑)。
 ところで、上記でもキリトは今回女房役と言いましたが、もしかするとこれも広い意味ではキリトの支援があったと言えなくもないかも知れません。どういうことかというと、何故アスナはわざわざこんなスキルを会得したのかということです。
 そこに、キリトが体術のスキルも会得していたから、という理由が、果たしてないと言えるか。
 色々なところで、陰に陽にキリトの影が見えますし、守られているのだな、などと感じたりします。

 で、「行ける!」と見たアスナは四連撃のソードスキル≪カドラプル・ペイン≫を繰り出すのですが……。
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 四つとも弾いてしまう、恐るべき反応速度、正確さ。
 そして、ついに繰り出された、≪絶剣≫のオリジナル・ソードスキル、驚異の十一連撃。
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 まずは、五つ。
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 そこでアスナも反撃に出るのですが……。
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 続いて、更に五つ。
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 最後に、止めの一撃……
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かと思われたのですが、凄まじい衝撃と共に、OSSは強引に中断されました。
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 大変な技……と言いたいのですが、見えませんでした。速すぎてというよりも、描かれてなくて。速くて描けなかったのか(笑)?

 で、これが、≪絶剣≫ユウキがアスナを認めた、見初めた時ということでしょうか。
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 いきなり態度を変えて、アスナを連れ去り、手を貸して欲しいとお願いしてくるユウキ。その内容については、次回ですね。

 共に実力のある、そして似たタイプの剣士らしくとんでもない迫力の邂逅でしたが、とにかく二人は出会いました。
 アスナが求められたのはきっと、あの「拳」のようなところなのでしょう。あの母も認める、明日奈/アスナの持つ何か。SAOの血盟騎士団でも戦術担当として活躍したアスナの持つ何かをユウキが認めた。
 それは確かに明日奈の持つ能力、力ではあるのですが、残念ながらそれは、明日奈の求める「強さ」ではない。
 しかし、自分を知ることは、何に於てもまず第一歩です。

 ところで、EDムービーの最後は、今回のこの場所ですよね……。
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tag : アニメ

コメント

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No title

ヤマノススメ
  ひなたが来たのは「はげまし」なのか『からかい』なのか「様子見」なのか。
  全部なのかも。

  採用が早いな。
  知り合いの子だし大丈夫だろうみたいな考えか。

  結城友菜は勇者である

  感覚の奪われ方が「S・星矢」に似ているが逆だ。
  あっちは三人そろって見る聞く話すがやっとだが、こっちは四人が見る聞く話すを
 奪われている。
  友菜は味覚剥奪か。
  触覚かと思ったのだが。皮膚感覚の喪失とか。
  それは大事過ぎるか。

 鳥居はああいう形の物もあると思ったけど、どうだったかな。
 
 このアニメ、見せたいのはこの後の展開なのだろうな。
 どういう展開になるのか。

 最後に扱ってないけどクロスアンジュ。
 ヒロインがSEEDのフレイの性格とキラの能力を併せ持つキャラに見える。
 それとエリア88に似ていると言われるけれど、砂の薔薇でエリア88を
やっている様だと思うのは僕だけか。
  どっちも新谷かおるの戦争漫画です。

  

Re: No title

>   ひなたが来たのは「はげまし」なのか『からかい』なのか「様子見」なのか。
その「様子見」も、ライバルが気になって、ということかも?

>   採用が早いな。
お母さんが信頼されてるってことでしょうね。
何だか、ネットの時代になって直接会うことが重要になったというのを思い出しました。
これは、ネットによる情報の流動化が、ネットに乗せることのできる情報の価値を相対的に下げたという話です。

>   感覚の奪われ方が「S・星矢」に似ているが逆だ。
何だかこの作品、色んな人が色んなものを連想しているような(笑)。

>  鳥居はああいう形の物もあると思ったけど、どうだったかな。
でも、実際あの形で作ると、非常に壊れやすいのではないでしょうか。

>  このアニメ、見せたいのはこの後の展開なのだろうな。
この間私は、『ペリーヌ物語』みたいだと言いましたっけ(笑)。

>  最後に扱ってないけどクロスアンジュ。
サンライズによるこれとかバディ・コンプレックスとか、ターゲットが微妙な気がするのは気のせいでしょうか。
あちらは、アクセプション!とか様々なネタを提供しつつも一貫してヒナが主軸だったし、こちらも女の園が舞台のようでいて男の影が見えかくれするし。
商業的には一応一般向けに作るから、そういう方向を楽しみたい人は各自妄想するように、ということでしょうか(笑)?
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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