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アニメ: 2014秋アニメ感想(1)

 この間言ったように用事があったので今週のアニメ感想は欠番かなーと思っていたのですが、結局書くことにしました。
 ただ、あまり見ていないので感想はほぼ一作だけだし、10月に入ったのでタイトルを秋アニメ感想としたのはいいんですが、その一作が前期から続いているのだったりしますが。

ソードアート・オンラインII 第14話「小さな一歩」
 前回の最後、新川に襲われていた詩乃のところに和人がやってきたのはいいんですが……。
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 揉み合いになって結局劇薬を「注射」されてしまう和人。
 それがどのようなものなのかを既に知っている詩乃は、「キリト」の命の危機に立ち上がります。そもそも前回でも、キリトが来るかも知れない、そうしたらキリトが危険だと抵抗しようとしたのだから。
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 で、テーブルの上にあったラジカセ(と呼びたくて仕方ない形状のオーディオ機器(笑))で殴打。
 しかし、薬はキリトの心臓を止めてしまう筈。どうしたらいいのか……!

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「……!?」

 ……なんスかこれ?
 この時の詩乃の様子は傑作ですね。僅かの間に一体いくつの表情を見せてくれたことか(笑)。コンテと作画担当の人の努力が伺えます。
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 和人は、ログアウトするや否や、モニタリング用の電極を引き剥がしてすっ飛んできたため、丁度いいところに残っていたというわけです。
 おのれ、悪運の強い奴め(笑)。

 結局これで、少なくとも≪死銃≫の事件は終結しました。
 和人と詩乃は菊岡の説明を受け、わかっている限りの事件の全容を知ることになります。

 詩乃には二つの変化が見られます。
 一つは、今回のサブタイトルともなっている「小さな一歩」。即ち、銃により引き起こされるものの克服へ。
 例の「友達」がまた登場します。
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 チョーシこいてまた詩乃に絡んでくるんですけど……。
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 セーフティの外し方すら知らないギャルから銃(エアガン)を奪い取り、どう見ても用意してあったとしか思えない(笑)空き缶を弾き飛ばして見せます。
 実際にはそう余裕があったわけではないのですが、ギャルにしてみれば、もう詩乃に付け入ることのできる隙はない。となると、詩乃はむしろ恐ろしいとも言える存在になってしまいます。今も、その気になれば反撃だってできたのだから。
 しかも、彼女等も知っているように、詩乃は人を殺したことがある。彼女等のような人が、それでも詩乃はもうそんなことはしないと、果たして思うことができるか。いつか反撃に転じ、自分等がしてきたように振る舞うのではないか。そう恐れずにはいられない筈です。なんせ、自分達がそんな人間だから。
 悠然と去った、ように見えた詩乃ですが実際にはへろへろです。

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「これが、最初の一歩なんだから」

 しかしもう、彼女は「小さな一歩」を踏み出したのです。このサブタイトルは、アームストロングの言葉を意識したものでしょうか。

 詩乃のもう一つの変化は、現実というものについての考え方。これは変化というよりも、それを得たというべきかも知れませんが、キリトの言葉に感化されたのだとも言えるでしょうか。
 今、自分がいるところこそが現実。
 胡蝶の夢ではありませんが、この時代に実現されているVRMMOのプレイヤーは、そのような世界を「体験」しているわけです。
 そうして、無条件に「これが現実に決まっているだろ」と言うことができない、常識だと切って捨てることができない世界に住んでいるからこそ、では現実とは何なのか、と考え、結論を導き出さずにはいられない。

 さて、和人がキリトとして考え、行動し、経験してきたことを詩乃もシノンとしてここまでなぞってきて、同じ種類の課題を背負っている二人がついに、協力することで乗り越え、歩み始めることができた。
 そんな「ファントム・バレット」編だったわけですが、今回の件を通して和人が得たことを、彼は詩乃にも伝えることにしました。そのために……
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「正妻」のアスナへの顔見せです。

 じゃなく(笑)。いやまあ、アスナやリズとの顔合わせというのもありますが、もっと重要な人物がいます。
 彼はアスナ達に、詩乃の過去のことを話していました。あまりのことに帰ろうとする詩乃に、和人は言いました。

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「君が会うべき人に会っていない……聞くべき言葉を聞いていないと思ったからだ」

 そして現れたのが、この二人。
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 なんと、詩乃が銃を撃った時、あの郵便局にいた二人です。一人はまだお腹の中でした。

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「シノン。君はずっと、自分を責め続けてきた。自分を罰しようとしてきた。それが間違いだとは言わない。でも──君には、同時に、自分が救った人のことを考える権利があるんだ。そう考えて、自分自身を赦す権利があるんだ」
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「俺は……それを君に……君に」

 これは、安岐さんが彼に語ったことですね。
 和人は、この言葉から確かに何かを得た。同じものを背負い、同じ経験をした詩乃であれば、同じようにそこから何かを得ることができる筈。
 和人は、一所懸命言葉を選んでいます。言い逃れ、罪から逃げようとするような言葉になりはしないか。
 しかし、この場にそんなことを考える人はいません。それは詩乃についても同じことです。「キリト」がそんな人でないことは知り尽くしています。であれば、そこにはそれ以外の何かが含まれている。

 そこへ、とことことやってくる瑞恵。
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 いわばこれは、「表彰状授与」ですね。実際のところ、瑞恵にしてみれば、詩乃の犯した罪などどうでもいいことです。そういう立場も、確かに存在する。
 他の人には、そういう「現実」もあるのです。

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無事下ろされた≪事件≫の幕
そして、綴られる新たな物語
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キャリバー
2014.10.18より放送!!
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マザーズ・ロザリオ
2014.11.8より放送!!

 というわけで、ついに新章へ。……来週は何だ? 詩乃が新川に会うと言っていた件かな? あと、≪死銃≫の三人目とか?
 先週の感想で、この後は「マザーズ・ロザリオ」編で、それだと終りがかなりしんみりなんで「キャリバー」でも入れるかな、と予想したのですが、逆でしたね。
 でも考えてみると、「キャリバー」を最後にすると、なんだかシノンがメインヒロインみたいなんで、やっぱこの方がいいか(笑)。

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第1話「堕とされた皇女」
 こちらは正真正銘の秋期アニメですが……。
 これ、お上に喧嘩売ってるんですかね(笑)?

tag : アニメ

コメント

非公開コメント

No title

  SAO-2

  もしかしたらだが、直葉が詩乃みたいになっていた危険性もあるんだよな。
  なんて思ってしまった人はすくなからずいるようです。

  今回の注射器から助かった、って言うのは「架空世界のお約束」の一つ、
 「胸に何かあったから助かった」の派生ですが、電極っていうのは斬新だなと
思った。
  病院から、もう急いで駆け付けたんだろうな。

  それと詩乃を店に連れてきたシーンは、僕も「正妻に新しいハーレムメンバーの紹介」に
 見えましたね。
  

  クロスアンジュ
  アバン見た時は「ストライクウィッチーズ」のキャラで「マクロスF」の舞台を使って「ガンダムSEED」
(と言うよりはコズミックイラガンダム) をやっているってな感じでした。
  お色気シーンが「お前らこういうの好きなんだろ?見せてやるよ!」ってな感じなのが気に入りませんでしたが。
  しかし本編見たら「小公女セーラ」だ、と思いましたね。
  プロデューサーと言いつつ、OPの絵コンテ・演出を担当し第1話の絵コンテも共同で名前を連ねている、福田さん。
  もう、プロデューサーじゃなく総監督でいいんじゃない?と思ってしまった。
  ねぇ、福ちゃん?と。
  会った事もないくせに馴れ馴れしい。

  でもこのアニメ、どこいら辺がお上にケンカ売ってるんでしょうか。
  主人公が王族なのに、この世界のイレギュラーだったって所ですか?
  そういえば主人公の名前に斑鳩、ってあるがこれですかね。

  それと声優豪華ですね、このアニメ。
  二人ほど第1話でさようならですけど。
  水樹奈々さんの歌は相変わらずどこか演歌臭い。
  だから日本人の感性に響くのか。
    



 

Re: No title

>   もしかしたらだが、直葉が詩乃みたいになっていた危険性もあるんだよな。
うーん、どういうことでしょうか。よくわかりませんでした。

>   今回の注射器から助かった、って言うのは「架空世界のお約束」の一つ、
しかし、先を知っているとそうそう喜んでいられる話でもないんですよね、これ……。
ただ、アニメではやらないだろうなとは思いますが。少なくとも当分の間は。

>   それと詩乃を店に連れてきたシーンは、僕も「正妻に新しいハーレムメンバーの紹介」に
>  見えましたね。
あそこで明日奈が余裕の笑みを見せたら、もっとそういう風に見えたかも知れませんね。
まあ、そういうキャラじゃないとは思いますけど。

>   クロスアンジュ
これについては、今夜の感想エントリでかなり辛辣なコメントをする予定です。

>   でもこのアニメ、どこいら辺がお上にケンカ売ってるんでしょうか。
いや別に深い意味はありません。
ただ単に、もうエロを描くのに開き直ってすらいる(笑)ような辺りのことです。

>   それと声優豪華ですね、このアニメ。
>   二人ほど第1話でさようならですけど。
そこはやはりサンライズ、ってことかも知れませんね。

>   水樹奈々さんの歌は相変わらずどこか演歌臭い。
>   だから日本人の感性に響くのか。
ちょっと独特のミックス感があるように感じます。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
 

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