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マンガ: 『シャーリー (2)』感想

 なんかもう、存在自体をずっと忘れていた作品の第二巻がいきなり出ました。

シャーリー 2巻 (ビームコミックス)シャーリー 2巻 (ビームコミックス)
(2014/09/13)
森薫

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 いやいきなりって、単行本しかチェックしてないからそう見えるだけですけど。なんと、一巻が出たのが2003年、二巻の収録作品は帯によると2006年から今年(2014年)にかけて描かれたものだそうで。
 私にとってはこの作者さんはエマのイメージでシャーリーが後発なんですが、シャーリーは元はデビュー前に同人で描いていたものだそうなので、歴史的にはこちらが先なんですね。
 にしても、もう一巻の話とか憶えてませんがな(笑)。

 シャーリーは13歳のメイドで、カフェ『モナ・リザ』を営む28歳の女性ベネットさんの家で働いています。
 メイドなのですが、エマのような正統派と、現代の萌え系作品でのメイドさんとの中間というか、いやそうじゃないかな、いいとこどりというか、そんなキャラになっているように思います。
 まあ、現代の日本では後者が正統派のような気もしますが。

 先日感想を書いた(私レーティングでは)18禁漫画の『15才』もそうでしたが、人物のこういう組み合わせって好きなんですよね。特に、若い方が真面目なタイプの働き者で、年長の方が華やかな感じで、ベネットさんはそうでもないですが私生活が外でとは違ってずぼらだったりすると。
 つまり本作はかなりどんぴしゃというわけです。

 またシャーリーはかなり素朴なタイプで、また感性も素朴、別の言い方をすると純粋というか純朴なので、例えば二巻の「第一話 ダンス」の最後の方で踊り出してしまうところとか、「第三話 お給料」で買ったものが人形の靴とか、「第五話 届け物」で『モナ・リザ』で働くベネットさんを見る目とか、もう作者さんがどんだけ愛情を込めて描いているのか、という感じです。
 ……敢えて特定の表現を避けてみました(笑)。

 愛情と言えば、「第四話 留守番」ではシャーリーが失敗をしてしまうのですが、この作品はそういうことがあっても酷いことにはならないので、安心して読んでいられますね。

 あと絵ですが、エマとかと比べるとかなり可愛らしく描いてあります。やはり年齢を考えてか、顔の中での目の位置とか違いますし、頭の形や髪型なども。
 あと、足とかいいですね。ふくらはぎの辺りの曲線とか。それより上はそもそも通常描かれませんが。

 というわけでこれは大変良作なのですが、これまでを考えると、この先も進展はゆっくりなんでしょうね。
 まあ、こういう話でありキャラなので、それはそれで合っているとも言えますか。

 最後に、これは例えば『ゆるゆり』などもそうですが、挟み込んであるアンケートはがき、回収する気ないでしょ絶対。
 あれは普通、本と一緒に大切に保管しますよね(笑)。

tag : ビームコミックス 森薫

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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