FC2ブログ

独り言: TVタックルでのアニメ規制論議について云々

 先日の『ビートたけしのTVタックル』(2014-09-01)で「ロリコン&暴力 アニメに規制は必要か?」というタイトルのをやっていたのを見たので、ちょこちょことコメント。

 まずは感想を一言でまとめると、

「それは我々が十年前に通過した議論だッッッッッ!」(by 桐乃)

という感じでしょうか。多分桐乃のことだからこのセリフにも元ネタがあるんでしょうけど。
 もうちょっと付け加えると、まあこういう議論を通過していない人が見るとインパクトはあるかも知れません。が、番組の用意した(ビデオなどの)資料には明確に悪意、もしくは作為を感じますけど、規制派として登場した人物のレベルが低すぎて、そのギャップに、こんなのにイチャモンつけられてるのかよばからしい、という印象なんじゃないでしょうか。
 ……もしや、そうやって問題意識を低くさせようとするテレビ局の陰謀か(笑)!?

 というわけで、特にあまり本質的な話はなくて、細かいところに突っ込みとか入れてみます。

○ 最初に登場したビデオ
 まずなのはかよ(笑)。元を辿ればエロゲですよねあれ。

○ 土屋
 ものを考えるということができない人。

○ 出口氏
 一応まともっぽことを言っています。まあ、学術的に信憑性のある話をしているかというと微妙ですが。
 ただ、では何故アニメなのかという話になりますね。今回のは犯罪がどうこうという話なのであまり青少年健全育成云々というテーマとは言えないので、となると、アニメを規制して他をしないという理由はない。
 勿論、全ての犯罪描写を(実写ドラマや報道も含む)禁止すべし、という主張なら首尾一貫しているとは言えますが。

○ マナーなんちゃらのおばちゃん
 土屋に同じ。
 物事を表面しか見ない。「おままごとのように見えるもの=おままごと」なのでオタクはおままごとをしている大人の男→キモチワルイ。
 思うんですけど、そんなんで心のこもったマナーを教えられるんですかね。形だけじゃなく意味とか理由があるんでしょ、マナーって。
 同じように、オタクは勉強はできないし仕事にもつけないに決まってるという固定観念というか凝り固まったイメージに支配されているようですが。
 しかし、抽象的な思考ができなくてオタクはできないと思うんですけどね。勿論「抽象的」というのはわけのわからんことを考えるということではなく、本質をとらえるという意味で言っています。
 また、アニメ等の作品にはSFも多いので、科学的な知識は相当ないとついていけないわけですが。番組に出てきた艦これファン氏は日本史の試験で高得点取っていたようですし。

○ 江川氏
 終盤、「強い女性がオタクを生む?」というテーマの時に出てきた「男がしっかりしないから」という意見に対し、「女がワガママだからに決まってる」とか言っていました(笑)。
 しかしこれ、実際のところどうなんでしょうね。少し前、昔の友人達と飲んだときに出てきた話なんですけど、満員電車に乗ってて隣に女の人が来たら、とにかく両手を上に上げなきゃねとかいう流れに。
 昔(のドラマとか(笑))なら親父に殴られるくらいのところを、今だと簡単に官憲が出てきますよね。下手すると前科者です。現代社会では、江川氏の言っていたような「挫折」で済む話なのか。
 まあ、今の若者が本心でどのように考え感じているかはわからないわけですけど。

○ 岡田氏
 天下り先が欲しいんでしょみたいなことを言っていましたけど、まあそれはさておき、彼ら(特に役人)は「裁量」を欲しがりますよね。財務省だって、カネがあるからというよりもそれを振り分ける「裁量」があるから恐い。多分、彼らにしてみればカネは自身の力じゃないけど、裁量は自分の判断が力だから優越感に浸れるんじゃなかろうか。
 警察も同じ。スピード違反だって普通厳密には取り締まらない。危険な場所よりも取り締まりしやすいところでやる。
 天下り先というのをどのようにイメージして言ったのかわかりませんが、収入源という意味で考えるとちょっと違うかも。

○ オタクの富竹さん(仮名)
 どんどん「好きな年齢が下がっている」と供述(笑)していた彼ですが、現実の幼女を見てどう思うか聞いてみて欲しかったですね。ちょっと恐いですけど。

○ たけし
 規制の比喩としてサッカーのルールを持ち出していましたが、それを言うなら、アニメは絵(と音)だけというのがあるんですけどね。よほど先進的な作品でなければ。

○ ミッツ・マングローブ氏
 番組の良心。最も真っ当で良識的なことを言っていました。

tag : オタク

コメント

非公開コメント

No title

規制推進派は「ヲタク共は学もないバカどもと」たかをくくって感情論でねじ伏せようとしたら想像以上に頭が良いやつらばっかりで思うようにやっつけられなくてさらにムキになって食って掛かっていっても合気道みたいに軽くいなされて始終地面に転がされっぱなしみたいな感じでしたねえ、アニメ制作関係者もかなりの人がこれ見ていたようで「さすが電波芸人江川氏、テレビ慣れパねえ」という評価がw

Re: No title

> たかをくくって感情論でねじ伏せようとしたら
歴史的にも、オタク側は感情論で勝つことは不可能なので理論武装で防戦する以外にないというのはありますけどね。
そして、殆んどの人は筋が通っていることよりも感情を優先するので、多くの場合は彼らが勝つわけです。

> 「さすが電波芸人江川氏、テレビ慣れパねえ」という評価がw
まあそうなんですけど、今回のはつまり、錦の御幡を青少年がどうしたとかポルノがこうしたみたいな話から、はっきりと「性犯罪」に切り替えてきたということですよね。
なんともイヤな感じです。

No title

それは我々が十年前に通過した議論だッッッッ!

元ネタは板垣恵介さんの漫画「グラップラー刃牙」ですね。
 烈海王というキャラが言ったセリフが元ネタです。
 「我々中国拳法が二千年前に通過した道だ」だったかな。
 元々は。
 有名なセリフなので調べればすぐにわかるかと。

 「裁量」というのは要するに「権限」、「自分達が仕切る」という事でしょう。
 自分達の力で好きにできるという事に優越感を持つという事なんでしょうか。
 それに加えてそれが「力」という事かと。
 天下りにしてもその裁量、権限を仕事辞めても持っていられる、という事が
第一にあるんでしょうね。
 力があるから金もついてくる、かな。
 ちょくちょく部活に顔を出す先輩というのもこれと似たような物なんでしょう。

 この手の物でよく「オタクは犯罪者予備軍」と言われるけど、実際に犯罪犯した人に
精神鑑定とかして犯罪に至った背景なんかを調べた事があるんでしょうかね。
 「現実と架空世界の区別がついてない」って言うのは精神障害の一種だと
思うのだが。
 

No title

それは我々が十年前に通過した議論だッッッッ!

元ネタは板垣恵介さんの漫画「グラップラー刃牙」ですね。
 烈海王というキャラが言ったセリフが元ネタです。
 「我々中国拳法が二千年前に通過した道だ」だったかな。
 元々は。
 有名なセリフなので調べればすぐにわかるかと。

 「裁量」というのは要するに「権限」、「自分達が仕切る」という事でしょう。
 自分達の力で好きにできるという事に優越感を持つという事なんでしょうか。
 それに加えてそれが「力」という事かと。
 天下りにしてもその裁量、権限を仕事辞めても持っていられる、という事が
第一にあるんでしょうね。
 力があるから金もついてくる、かな。
 ちょくちょく部活に顔を出す先輩というのもこれと似たような物なんでしょう。

 この手の「オタクは犯罪者予備軍」ネタはいい加減飽きてきたし
不毛なので、一度当人達の精神を調べてみればいいのにと思う。
 そんな事したらテレビ局としてはネタがなくなるからダメか。
 

Re: No title

> 元ネタは板垣恵介さんの漫画「グラップラー刃牙」ですね。
ああ、やっぱりありましたか。でも、このくらい変ると単純にぐぐっても出てきませんね。
元ネタということで検索すると出てくるかも。

>  「裁量」というのは要するに「権限」、「自分達が仕切る」という事でしょう。
まさにそういう意味で書きました。言い換えれば、それで相手を「支配」できるということですから。

> 不毛なので、一度当人達の精神を調べてみればいいのにと思う。
個人的には、児童買春の率を警察官とアニヲタで比べるとか、児童虐待の犯人について児童の親と関係ないアニヲタで比べるとかしてみて欲しいですね。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
月別アーカイブ
アクセス解析中