FC2ブログ

エロゲ: 『ミナミからの手紙』 - 綾音のダークな方のルート感想

 こちらは、先日感想を書いたエロゲ『3つの催眠』のサークル#defineさんの過去作品です。

ミナミからの手紙ミナミからの手紙

サークル:#define(Official)

 この間のが良かったので、同サークルのこれまでの作品から面白そうなのを選んでやってみました。
 『3つの催眠』とはシナリオも原画も違う人なのですが、ではこれを選んだ理由は何かというと、一つは、DLsiteの作品紹介のジャンルのところに何やら気になるキーワード(ジャンル135とか143とか)があったからです(笑)。

 ところでどうでもいいのですけど、DLsiteのサークルプロフィールのリンク作成機能がムチャクチャ使いづらくなりましたね。まあ、私は単純に文字でやってるので、今回はもうその機能使わずに作りましたけど。
 アフェリエイト登録しなくてもできるっぽいのはいいんですが、サークルプロフィールから作成リンクに飛んでもサークルを検索しないといけないとか、何それ……。

 本作ではヒロインが二人います。一人はクラスメイトの幸塚。もう一人は部活(吹奏楽部)の後輩の綾音。
 最初この二人、どうして名字と名前なんだ?と思ったんですけどね。

 彼女が欲しいな〜といつも思っていた主人公の和志はある日、唐突に行動を始めました。何かというと、ポータルサイト『ぬこぬこ広場』のメル友募集の掲示板に書き込みをしたのです。
 でもまあ、世の中そんな甘くなく、来るのは業者からの迷惑メールばかり。……だったんですけど、これまたある日、「ミナミ」と名乗る女の子?から、微妙に電波っぽいメールが来ました。

 それが実は幸塚「美菜海」、もしくは「南」綾音だったのです。
 「もしくは」というのは、実は、ミナミが誰であるかはこの時点では、重ね合わせ状態にあるのです!(違

 というのはまあ本編には関係ない話として、非常に大雑把に言うとこの作品、二人のヒロインの各々にハッピーっぽい系とダークっぽい系の二つのルート、計四つのルートがあります。
 ちなみに幸塚の方は催眠がキーとなる話で、そのダーク系ルートでは結構興味深いエロプレイが登場しました。例えば、学校の帰りに二人で歩いているときに、いきなり服が全部消えて裸になる、という催眠をかけるとか。逆はよくありますが、この設定は面白いですね。
[追記:2014-08-06]
 このシチュについては一応、更に前の作品である『M.C.−duet−』でも確認できました。
[追記終り]

 綾音のハッピー系のルートはなんだかラブコメみたいな雰囲気で、序盤でセックスした後はエロ展開があまりありません。
 しかし、そうでない方のルートは、これはまた、発想が実に素晴らしい。

 ではどんな話かというと。
 和志は「ミナミ」が綾音ではないかと気づくのですが、あちらもカズ(掲示板/メールでの和志)が和志ではないかとカマをかけてきます。ちなみに、ここでとぼけると今回レビューしているルートへ。

 綾音はメールでは、普段の真面目そうな彼女からは想像もできないようなネタの会話ができます。最初は胸が小さいことが悩みということろから始まって、カズと話しているうちに、揉んだら大きくなるかなとか、感じながらの方がいいとか、オナニーの話題で盛り上がったらカズが色々進言して行為がエスカレートしていったりします。一緒にオナニーしよう、とか。
 当然、綾音の話の中には彼女から見た和志も出てくるのですが、あるとき綾音がふと口にした(いやメールですが)言葉に、カズがイラっと来てしまいます。そこからはもう、坂道を転がり落ちるように。

 カズは、部室でのオナニーを勧めるのですが、和志はそれを撮影し、脅迫。そこで早速犯したのはいいのですが、綾音はそれをメールでカズに相談するのです。
 ここからの展開が、実に面白い。

 綾音は、和志の目の前でオナニーさせられたり犯されたりして、実は感じていた。気持ちよくなっていた。カズは、ならつき合ってもいいんじゃないかと告げるのですが、恋人にはなれないと綾音。

セフレとかご主人様とか、そういうのにならなれるし、これからそういうの、命令されると思うけど、恋人だけはムリ
ありえない

先輩は男の人で、体大きくて力も強くて、かなわないけど、私に夢中になって、我を忘れて腰を振ってるの
私の中に入ってきて、私で気持ちよくなってるの
それって、私の勝ちみたいな感じがする
私が先輩を求めてるんじゃなくて、先輩が私を求めてる
私が先輩に触りたいんじゃなくて、先輩が私に触りたい
私が先輩に、入ってきてほしがってるんじゃない。先輩が、私の中に入りたがってる
だから、先輩はこれからも私とヤりたがるだろうけど、ヤッたら、そのたびごとにわたしの白星

 これが「女」の戦略で、和志は発奮し、燃え上がります。
 ここに、二人の戦いが始まるのです。

 ただまあ、普通に考えて、綾音が明らかに不利ですよね。綾音の考えはカズ、つまり和志に筒抜けなわけで。和志はカズとして綾音に助言し、一緒に方策を練るように見せかけて実は罠に嵌め、綾音を追い詰めていきます。
 具体的には、上記のメールで綾音の基本方針を知っている和志は、驚異的な胆力でもってそれに対抗します。つまり、和志の方の基本方針は、綾音を追い詰め、自分から和志を求めさせることだからです。

 だから、和志は綾音の身体を燃え上がらせるようなことをしても最終的には手を出さず、カズは、悪い先輩のせいで性の愉悦までも失ってしまうのは勿体ないというようなことを言ってオナニーを続けさせ。
 二つの方向から綾音を追い詰めていくのです。

 綾音はカズに相談をしているため、たまに、責められている際の内面の吐露まであったりして、その展開はかなりエロい描写となります。
 和志も、直接肉体を交えることがないので、その攻めはアイデア勝負。エロい下着を選んで買わせ、それを使用したり、アダルトグッズを用意して、昼休みに学校の廊下で服を脱がせ、装着したり。
 あるいは、そういうグッズを綾音自身に装着させたり。
 つまり、綾音が「勝ち」「白星」と思えることを回避しながら、綾音を燃え上がらせるのです。

 最終的に敗北したのは綾音でした。もう、「挿れて」と求めざるを得ない。そんなところまで追いやられました。
 しかも和志は、そこに至ってもまだ妥協しなかった。

 結局、綾音は考え方そのものを変えるしかありませんでした。

 何と言うか、実に息詰まる展開です。しかもエロい。
 その上、絵がいい。普通の姿勢であるために特に立ち絵でわかりやすいのですが、綾音の身体のまろやかな線が実にいいし、本人が小さいと悩んでいる胸が私の目には丁度良く見える(笑)し。前述の廊下で裸にしたシーンにはイベント絵がなかったのですが、その全裸の立ち絵で充分エロかったです。
 ちなみにそのシーンは本人のモノローグ付きだったので尚更。

 というわけで、他のルートも良かったのですが、特にこのルートが素晴らしかったので、それ限定で感想書きました。

 最後にちょっと。
 うーん、この作品のシナリオ三人いるのでこれの担当が誰かよくわかりませんが、うーん、うーん、何となく、女性なんじゃないかなー、とか思ったりしました。
 勿論、男から見てそう思えるのは男、という基本原則があるんじゃないかと思うのですが、さてさて。

tag : 同人 #define

コメント

非公開コメント

プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
月別アーカイブ
アクセス解析中