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アニメ: 2014夏アニメ感想(5)

 今週のアニメ感想です。

Fate/kaleid liner プリズマイリヤツヴァイ! 第4話「嵐の転校生」
 ちょっと思ったんですけど。
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 ドッジボールのルール的に、これってアリなんでしょうか?

ソードアート・オンラインII 第5話「銃と剣」
 まあこれまでの話(アニメ一期)でもキリトという主人公はかなり偏った人物として描かれてきましたが。どこで誰が言っていたのか忘れましたけど、前回も書いたようにリアルでもソロと言われるような人ですからね。
 それでもこれまでは、キリトのゲームプレイヤーとしての優秀な面が主に描かれてきました。そして、あまり得意としない部分についてはアスナやリーファ等の補助がありました。
 しかし、今回鮮烈なデビューをしたGGOを舞台とするこの物語ではキリトはついに、その負の、あるいは陰の側面と直面することになります。そして、その象徴と言える人物が、ついに登場しました。まあそれについては後で書くとして。

 最強プレイヤーを選ぶBoBというイベントになんとかエントリーしたキリトとシノン。BoBはすぐに始まるので、準備をしなければいけません。
 銃や光剣を装備するのは、他のプレイヤーに無駄に情報を晒すべきでないというシノンの助言により開始直前にするとして。防護のための装備は事前に着用しておくことになります。ということは、通常の装備、つまり普段着ている服はまず脱がないといけないわけで。
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 ついにキリトの正体、というか性別が知られるところとなりました(笑)。勿論キリトは隠していた訳じゃないんですが、訊かれないことを理由に伝えてもいなかったわけで。

 そんなことがあったためにシノンはかなり機嫌を損ねてしまったのですが、キリトがしつこく粘ったためか、話くらいはしてくれます。一応。ただ、かなり喧嘩腰ですけど。
 で。

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「予選落ちなんかしたら引退する。
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……今度こそ」
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「今度こそ……強い奴等を全員殺してやる」

 事情は知らないまでも、シノンの隠された面に、ほんの少しですが触れることに。
 ちなみにこの時、シノンの知り合いであるシュピーゲルにも会っているのですが、キリトは調子に乗って軽口を叩いてしまい、ちょっとヤバげな雰囲気に。こいつのヤバさには後々気づくことになります。

 さて、上記の「鮮烈なデビュー」ですが。
 やはりこれまで剣で戦ってきたキリトには勝手の違う銃撃戦。しかし、例のゲームの予測線のことを思い出しました。で、どうしたかというと。
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 突撃(笑)。そして、
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銃弾を剣で弾いて避けるという……なんて非常識な(笑)。
 以前もOPムービーを見て書いたことではありますけど。
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 これまで常に「重い剣」を選んできたキリトですが、光剣という軽い剣を得物とすると、動きも随分違ってきますね。結局最後には、
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なんと剣でとどめ。まあ銃も使いはしましたが、こんなプレイヤーGGOでは初じゃないですかね。

 ともあれ緒戦を勝ち抜いて戻ってきたキリトが出会ったのが……。
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 キリトに、お前は本物かと問う人物。キリトは考えます。

(間違いない……絶対に、どこかで会っている。顔を見合わせ、言葉を交している)
(だが、どこで?)
(俺はどこでこいつと……)

 そして、キリトが目にしたのは、
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デスゲームだったSAOに存在していた殺人ギルドである《ラフィン・コフィン》の紋章。

 ここで、このGGOを舞台とする「ファントム・バレット」編の本質が定まったわけです。つまり、キリトはSAOにおいて、そしてシノンは現実において、自ら犯した殺人に向き合うことになるのです。

ALDNOAH.ZERO 05「“謁見の先で” -Phantom of The Emperor-」
 今回はまた、随分と色んなことが並行して描かれましたね。伊奈帆のことは勿論、スレインや鞠戸のことも。そして、前回もそうでしたが、伊奈帆とスレインの境遇のまた違うこと違うこと。

 ところで、前回の伊奈帆。

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「弾頭が蒸発して弾道が弾かれてる。ライデンフロスト現象か。なんて熱量だ」

 これ実は、今回の話に続いていたんですね。考えてみると前回の戦闘は「時間稼ぎ」だったわけで。

 まず、冒頭の過去のスレインのおいしい場面は、実際には彼としては死にかけていた時のことなのでそのように感じる余裕もなかったことでしょう。可哀想に。

 で、鞠戸について。
 彼は、韻子達にこう言いました。

「これからは勲章も珍しくなくなるぞ。戦時下だ。名誉くらいしか出せる褒美はないからな」
「ま、名誉のために死ぬのも悪くない。惨めに生き残るのも辛いからな」

 これは一見したところ、というか一聞したところ、名誉のために人を死地に追いやる軍を揶揄しているようにも思えましたが、その後半、そして続くシーンで語られた次の台詞を聞くに、本当にそう思っているのではないかという気もしてきました。

「犯した罪は魂にこびりついていつまでも付きまとう。ましてや裁かれない罪は死ぬまで許されることはない」

 裁かれても罪は罪です。しかし、名誉や裁きなどといった、形の上でしかないことに実は意味があると彼自身は感じているようです。
 それは、例えば「救い」などと表現されるようなものかも知れません。

 しかし全くもってどうでもいいことですが、彼の顔をみていると何だか、加持君を思い出しますねぇ。考えてみると、年も結構近いのでは?

 続いて、伊奈帆の話。
 火星の皇帝が、状況がわからん!ということで停戦を持ち出すのですが、

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「我が誇りを回復する機会もないまま、終戦になっては困るのでな」

などと宣い勝手にリベンジにやってきたブラド君。
 そんなブラド君ですが、やはり雑魚は雑魚というか。伊奈帆のことを「我が宿敵」とか言っちゃってる辺り(笑)。
 ともあれ、やっぱり今回も当然ながら練習機に搭乗して対峙する伊奈帆。
 ところでもしかすると、ブラドのアルギュレの剣をリアクティブアーマーで受けたのは、前回の分析を参考にしたのかも?

 で、伊奈帆がどう応戦したかというと……。

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「コントロール。艦を傾けてください」

 この時の艦長と不見咲サン。即座に対応する辺り、臨機応変の対応ができると言うべきか伊奈帆を評価していると言うべきか。
 ともあれ、伊奈帆の考えた通りに事は進みます。
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 傾く甲板、滑るカタフラクト二体。
 ここで、もう一発。

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「ベイルアウト」
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なに!?」

 まあ、伊奈帆のはただの練習機ですからね〜。対するアルギュレはブラドの愛機。カタフラクトを放棄なんてのは思いもよらなかったのでしょう。
 結局、水に落ちたアルビュレのビームサーベルはその高熱で海水を一瞬で蒸発させ、アルギュレを吹っ飛ばしてしまいます。
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 しかしむしろ今回はそれよりも、その後のことが重要かも。韻子達が伊奈帆を回収しようと思い立った時点ですでに行動していたライエ。
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 そして、そのライエに笑みを見せる伊奈帆。
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 ちなみにシーン的にはこの後の手を伸ばす伊奈帆も意味深いかも知れませんが、こっちの笑顔の方がより重要そうな気がしました。個人的に。

 ところで、わけのわからない台詞がありました。

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「パジャマどこ」
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「!」
『アップリケのやつ』

 出撃前の伊奈帆とユキ。伊奈帆のこの言葉には、一体どういう意味があるのでしょうか???

 最後に、スレイン。
 今回、妙にスレインのフルネームが何度も出てきたように感じましたが……。
 まず、ヴァース内部の色々。スレインの報告を受けトリルランが隕石爆撃で死んだとザーツバルムに伝えたクルーテオ。しかし、ザーツバルムはその爆撃をトリルランに伝えていたし、どうやら何かあると気づきます。
 で、結局スレインが怪しいという判断。

 スレインはアセイラムが生きていることを知っているので、皇帝に進言するのですが……実はザーツバルムが先回りしていました。

「地球人は信用なりません。至るところにスパイが紛れ込んでおり、隙あらば、ヴァース転覆をと企んでおります」
「大切な姫を失い、心を痛めておられる陛下を、空言で惑わそうなど言語道断」

 これで、スレインの進言は逆に彼を貶めるネタにされてしまいました。結局、皇帝は正式に宣戦を布告することに。

 何と言うか、スレインの不遇ぶりというか冷遇され振りというか、もう徹底していますね。どんだけ蔑ろにされてるんだという感じ。
 ヴァースに於てというのもありますが、作者からという意味でも(笑)。つまりは彼は、ヴァースの人々の持つ地球人への感情を表現する立場でもあるということでしょうか。

 ですが、ザーツバルムが最後にスレインについて一言。フルネームが何度も出てきた理由ってことでしょうか。

「スレイン・トロイヤード。我が大儀に仇をなすか。……ふ、皮肉だな。トロイヤード博士」

 冷遇はされていますがしかし、その存在に重要な意味がありそうという点では破格の重用とも言えるかも?

おまけ:
 マグバレッジ艦長と不見咲君の「モテ」談義。あれ、前回は「戦闘中にこんなことを……さすがヨユー」、と思ったのですが、実は日常的に交されていたものだったのでしょうか(笑)。

tag : アニメ

コメント

非公開コメント

No title

>宣い勝手にリベンジにやってきたブラド君。
 そんなブラド君ですが、やはり雑魚は雑魚というか。

???「ブラドがやられたようだな」
???「ふっ……。奴は火星騎士の中でも最弱……」
とか陰口叩かれたたら面白いんですがw

>ところで、わけのわからない台詞がありました。
「パジャマどこ」
「!」
『アップリケのやつ』

今ちょっと周りの反応を確認してきたんですが、「リアクティブアーマーの隠喩」でそう言ったという見方が大半のようです。洒落ているというか遊び心があるというか。まぁともかく頭が回りますよね彼は。

>何と言うか、スレインの不遇ぶりというか冷遇され振りというか、もう徹底していますね。どんだけ蔑ろにされてるんだという感じ。
これはもはや彼は不幸であることが一番輝くタイプの子なのかもしれません。どっかでこういう役回りの人物を見たような……。

???「ワインの味とはこうも化けるものなのか」

Re: No title

> とか陰口叩かれたたら面白いんですがw
「トリルランがやられたようだな…」
「ククク…奴は四天王の中でも最弱…えっ、ブラドも?」

> 「リアクティブアーマーの隠喩」
ああ、なるほど。なんか納得かも。でも、
> 洒落ているというか遊び心があるというか。
仮にそうだとしても、軍の用語のような気がしないでもないですけどね。ニイタカヤマみたいな。

> ???「ワインの味とはこうも化けるものなのか」
ただ、あちらはもう物語の終盤だったのに対し、こちらはまだまだですよね。
となるとむしろ、立場が逆転しちゃって、スレインの方が火星の連中の生殺与奪の権を握っちゃうなんて展開もあるかも知れませんよ。
ただ、もしもそういう風になっても、スレインには今のスレインのままでいて欲しいですけど。個人的に。
「姫様……あの、どうしたら良いでしょうか」
「あら、生かすも殺すもあなたが決めて良いのですよ?」
「そ、そんなぁ……」
みたいな(笑)。

No title

>銃弾を剣で弾いて避けるという……なんて非常識な(笑)。
どう見てもジェダイの騎士です。本当にありがとうございました。
そしてデスガン氏はダースベーダーな件について。
そしてさしずめ、ユイはヨーダってところでしょうか(!?)

Re: No title

> どう見てもジェダイの騎士です。本当にありがとうございました。
よくつまらぬものを斬っている人かも知れませんよ。
ちなみに次の話では、至近距離から発射された弾丸を真っ二つにしてますが(笑)。

> そしてデスガン氏はダースベーダーな件について。
そういえば、和人の(正確には直葉の)父親ってどうなってたんでしたっけ。全く記憶にないんですが。

> そしてさしずめ、ユイはヨーダってところでしょうか(!?)
あれが日本のアニメだったら、ヨーダかもしくはその隠された真の姿がユイのようになってたことでしょう(笑)。
プロフィール

水響俊二

Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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