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ラノベ: 『WHITE ALBUM2 雪が紡ぐ旋律5』の簡単な感想

 以前、原作のエロゲの感想を沢山書いたこの作品。そのノベライズ版もついに第5巻まで出ました。

WHITE ALBUM2 雪が紡ぐ旋律 5 (GA文庫)WHITE ALBUM2 雪が紡ぐ旋律 5 (GA文庫)
(2014/05/15)
月島 雅也

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 原作は、『WHITE ALBUM』のタイトルを冠するにふさわしい、春希の浮気ゲー……
 のように見えて実は、どうしようもなく惹かれ合う宿命の春希とかずさの間に割り込んだ雪菜による略奪愛……
 のように見えて実は、雪菜が春希とかずさの両方とも手に入れてしまうハーレムゲー。
 なんせ、あのかずさに自分の晴れの舞台でピアノ弾かせるとか(笑)。

 というような言い回しに表れているように、私の中では主人公は雪菜ですから。

 その『WHITE ALBUM2』は、「-introductory chapter-」と「-closing chapter-」の二部構成ということになっていましたが、実は、まあよくあることですけど、その後に最終章の「-coda-」が控えています。
 この「雪が紡ぐ旋律5」は、ついにその最終章に突入する巻となっています。

 春希達も社会人になり、春希と雪菜は付き合っていて、武也と依緒も微妙な距離まで近づいています。何よりあの武也の身辺が綺麗なこと(笑)。
 ところが、クリスマスにヨーロッパに出張することになった春希と、折角なので自分もヨーロッパ旅行することにした雪菜なのに、そこに登場するのが何とかずさ!

 しかし、このノベライズ版5巻の終盤で、-coda-の雪菜ルートの感想で述べたあのシーンまで辿り着くことになります。

「それでもわたし──今回はあなたを許さないよ」

「だって春希くん、かずさのコンサートから逃げてきたんだよね? ずっとかずさを支えてきたのに、直前になって突き放しちゃったんだよね?」

「どうしてそんなことするの? 今日だけは何があっても、かずさのピアノを聴かなくちゃダメだよね? 絶対に、そうだよね?」


 この時、雪菜が明確に意識して動き始めたと言っていいんじゃないでしょうかね。この場合「許さない」というのは、突き放さないという意味でもありますから。
 だから、この後は雪菜主導の怒涛の展開が待ち受けている、という感じでしょう。
 実際、原作ゲームではこんな風にはならず雪菜が主導権を握れないルートもあって、こういう人物が能力を発揮できない状況というのは実に、本人にとっても酷だし、損失だなぁ、と思ったものです。

 ともあれ、ストーリーの面で原作に近いとするならば、この後はもう、雪菜に任せておけば安心な展開、となる、筈。さて、次はいつかな。こういうのはラストまではあまり間を置かずに出してほしいんですけど。
 この巻にはあとがきがないので、やっぱり次がラストでしょうかね。
 まあ、単に忙しいというだけのことかも知れませんが。

tag : GA文庫 月島雅也

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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