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せいじ: 特定秘密保護法案とQCと再発明

 ほんと日本人て物事を区別するのが苦手なんだなーというかしないんだなーと思うのが、特定秘密保護法案。
 秘密にするものと、その扱い方と、扱い方の決め方はそれぞれ全部が全然別次元のことなんですけどね。これまで何度も言ってきましたが、物事を一列にしか並べられない、物差しを一つしか持てない、一次元でしか評価できないってのが特性なんですかねぇ。
 ITの世界のレイヤーの考え方でも学べば〜とか思うんですが、それが本質的にできないからITが苦手なのかな。というか、日本人が、というよりも、そういう人が必ず上に立つ社会構造になっているってことか。昨日の話みたいに。

 ともあれ、そんな話から始めましたが主題は少し違って、要はチェック機構のことです。
 国家が抱える秘密というか機密には、やはり漏らしちゃいけないものが沢山あるのは間違いない。特に一般国民に流れるようでは、どう考えても管理は不可能。
 しかしだからと言って、じゃあ全部自分で決めるしチェックも自分でするしそもそもやり方も全部自分だけで決めるってのは話が通らない。
 目的がわかっていないのかそれともはぐらかしているのか。勿論後者でしょうね。

 諸外国と比べると、第三者によるチェック機構を設けたりしないし、その気になれば永遠に秘密のままにできるとか。QC活動とかするとまず最初にPDCAサイクルとか習うわけですが、役所は無謬だからそんなの必要ないって?
 法律とかでも、後で見直したりしないもんだから既に根拠すら謎の規制が残っていたりするし、そんなことを言っていられるほど真っ当な集団じゃないことは一目瞭然なんですけど。

 ほんとにもう、最近の日本の偉い人(お役人様とか経営者とか)は、海外のように何かをしようとすると、必ずそれの劣化版を作りますよね。
 ……いや、違うかな。例えば今回の話なら、そもそも中国とか旧ソ連みたいな国家が理想なのかも知れない。自民だし。

 ともあれ、チェックしないってことはそれを次に活かすことができないので、毎回考え直さなければいけない。PDCAみたいに螺旋状に昇っていくイメージじゃなく、ただ単にどうどうめぐりしているだけ。進歩がない。経験があるのに車輪の再発明のようなことをするはめになる。

 これは他の場面でも見られますね。
 失敗した人はまた失敗するだろうから要らない。成功する人だけいればいい。だから失敗から学べないし、みんなが同じ失敗をする。
 経験者から学べないといえば、裁判員とかがそうらしいですね。陪審員とかと違って経験者から学ぶことが難しい。何故なら守秘義務がきついから。
 まあ、その辺りは昔よりは改善されている可能性もありますが、……そんなカイゼンなんてできるのかな?

 エジソンの試行錯誤に対し、失敗したのではなくうまく行かない方法を発見したのだ、という言葉を名言として伝えたりするくせに、自分ではそうしないのが笑えるところかも。

 結局、効率を求めている行動が最悪の無駄を発生させているという無能さ。投資と投機の区別ができないのと同じかも知れない。あとは、「遊び」をとことん削って機能しなくさせちゃうとか。

 この今話題の法案も、結局はまた、バカな法律を作っちゃったなぁ、でも作っちゃったものはしょうがないからなぁ、と言いながらバカを繰り返すのかな?

[追記:2014-01-24]
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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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