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アニメ: 2013冬(年初)アニメ感想(12)

 今週のアニメ感想です。

ラブライブ! #11「最高のライブ」

lovelive11_sign1.png
「ごめーん、入りきらなかった」

 この、途中で入りきらなくなって小さく書き加えた「果」を見て、以前簡単に感想を書いた白隠の書(墨跡)を思い出しました。まあ、あの番組で山田五郎は、若いやつがこれやっちゃ駄目だよね、と言ってましたけど(笑)。

 しかし、今回の穂乃果は突っ走り気味。

「頑張ればなんとかなると思う!」

 確かに、無茶だと見えても通さなければいけない時というのはある。そして今回は一つの「正念場」であり、そういう時だと言えるでしょう。
 その見極めもリーダーの仕事であり、結果がああだったからと言って一概に間違っていたとするわけにもいかないと思います。

「私、頑張りたい。そのためにできることは全部やりたい。だめかな?」

 メンバーのメンタル面での支えともなっていたし、実際に、全員が穂乃果の押し付けた無理難題を乗り切った。であるからには、たった一つの誤算さえなければうまく行っていたかも知れない。
 その誤算、言い換えれば不運とは、ことりがブレーキ役になってくれなかったことです。
 しかし、詳細はわかりませんが、ことりを責めるわけにも行かない様子。何やら自身にも抱えているものがあって、穂乃果にはしたいようにさせてあげないと、と思っていたように見受けられます。

 果たして、一曲は乗り切ったもののそのままダウンしてしまった穂乃果、そしてμ'sはどうなるのか!?

ガールズ&パンツァー 第11話「激戦です!」
 そういう意味では、穂乃果とみほは似ているかも知れません。リーダーであり、チームの精神的な支えとなっているところとか。そして、こういう風にさせてしまうところも。

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「やられる前に、有利な場所へ逃げ込まないと」
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「あなたもいつの間にか、彼女たちの味方ね」


たまこまーけっと 第11話「まさかあの娘がプリンセス」
 誰かが言うと思った。

tamako11_kanna1.png
「玉の輿だね。たまこだけに」

と(笑)。

PSYCHO-PASS #22「完璧な世界」
 三竦みとなっていた槙島、狡噛、そして朱ですが、ふと思いました。この三人、それぞれ過去、現在、未来を象徴しているかのようだ、と。朱は、現実とそのあるべき先をいつも見守っているように思います。
 ……常守だけに(笑)。

 というのはおいといて、今回も朱の言葉に注目。

「悪人を裁けず、人を守れない法律を、なんでそうまでして守り通そうとするんだ」
「法が人を守るんじゃない。人が法を守るんです」
「これまで、悪を憎んで、正しい生き方を探し求めてきた人々の思いが、その積み重ねが法なんです。それは、条文でもシステムでもない。誰もが心の中に抱えてる、脆くて掛替えのない思いです。怒りや憎しみの力に比べたら、どうしようもなく簡単に壊れてしまうものなんです。だから、より良い世界を作ろうとした、過去全ての人たちの祈りを、無意味にしてしまわないために、それは最後まで、頑張って守り通さなきゃいけないんです。諦めちゃいけないんです」

 朱が言う「法」が象徴しているのは、結局のところ、たとえば「平和」だったりするのかも知れません。法を「守る」というのはここでは、遵守するという意味ではなく守護する意味では。よく言われます。日本人の感覚とは違い、世界の常識では、戦争の合間に平和があるのだ、と。
 そして、もう一つ思ったこと。というか連想したのが、脚本に参加している虚淵玄が全脚本を担当した別の作品、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』です。そのラストで、主人公のまどかは、魔法少女というシステム自体を否定することはなかった。たとえ彼女たちが幸せでなかったとしても、その想いまでなかったことにはしない。
 そういう意味で、本当に大切なものは何なのかを見る視点には共通点があるように感じました。

 そして、朱の言葉をもう一つ。シビュラシステムに対して突きつけたものです。

「尊くあるべき筈の法を、何よりも貶めることは何だかわかってる? それはね、守るに値しない法律を作り、運用することよ!」

 これは、何もシビュラのような異形の存在に対してのみ当てはまるものではないですね。いつの時代も、勿論現代でも、これは意味を持つ指摘です。

 それにしても、#16に続きまたしても一話への回帰。
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psycho1_akane1.png
 ただ、宜野座と朱では言うことが随分違いました。彼は執行官を「猟犬」と言ったのに対し、朱は新人にこう言いました。

「今から会う連中は、同じ人間ではあるけれど、君とは全く違う判断基準で犯罪に対処する。彼らの行動は、時として君の理解を超えたものになるかも知れない。信頼する分だけ用心もしなさい。なめてかかると大けがをする。それが執行官。君が預かる部下達よ」

 一昨年、過去から掘り起こされた言葉、「正しく怖がる」というのを思い出しました。
 どうにもこの言葉には曲解による否定的な反応が多かったような印象があります。しかし、私は主張したい。この言葉を否定することは、現実からの逃避である、と。

僕は友達が少ないNEXT 第10話「残念王と笑えない話」, 第11話「迷えるチキンな俺」
 この番組、サブタイトル表示するときに話数が出ないんですよねー。一々数えないと。今回二話分なのは、第11話の前の週末に、番組の予定が変更されていたのに気づかなかったからです。これ、いい加減なんとか対応しないと……。
 何だか、このNEXTというシリーズ、途中から見る見る理科の存在が大きくなってくる気がするんですけど。この二話辺りなんか、メインヒロイン並なんですけど(笑)。
 あともうひとつ。星奈がやっていた走ってくる女の子を撃つゲーム、会田誠の『Jumble of 100 Flowers』を思い出しました(笑)。

 ……とここまで書いたところで、今日は何だか疲れてしまったので、続きは明日にします。
 この土日はずっと、久しぶりの創作活動でキーボードを叩き続けていたもので(笑)。

tag : アニメ

コメント

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No title

◆『僕は友達が少ないNEXT』

そもそも原作でも理科は「ヒロイン」という枠を越えて、物語の「キーパーソン」のような役割を担うようになってくるんですよねー。とぼける小鷹を糾弾したり発破をかけたり。

思えば、隣人部の面子の中で誰よりも他者との繋がりや触れ合いを欲していたのは理科なのかもしれませんし。
理科以外の面子は友達が少ないだのなんだの言っても「クラス」というコミュニティに属しているわけですが、理科に限っては「理科室登校」という形での孤独な高校生活だったのですから。

さて。
この作品のタイトルである『僕は友達が少ない』
ここでの「僕」とは一体誰のことなんでしょうね?

Re: No title

> 理科は「ヒロイン」という枠を越えて
見ていると、何だか理科絡みのエピソードは、別のレイヤーで起きているような気がしてくるんですよね。
もしくは、現実とちょっとだけずれた場所、みたいな、少し不思議な感じ。

> 「クラス」というコミュニティに属している
まあ、クラスメイトなのに憶えてないなんてこともあるようですが(笑)。

> ここでの「僕」とは一体誰のことなんでしょうね?
なるほど。気づきませんでした。これは謎ですね。現時点で一人称が「僕」なのっていなかったような?
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Author:水響俊二
水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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