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独り言: こないだのぶら美は『「白隠展」~仏教界のカリスマ・白隠、ユーモアに満ちた禅画の世界~』

 先日、2013/2/5の『ぶらぶら美術・博物館』では、「白隠展」を特集していました。

 結局のところ、こういうのの方が私は好きなんですよね。よく美術関連の番組で取り上げられる西洋の美術よりも。日本では印象派が人気のようですが、基本的にあちらのは、ふーんすごいねー、という感じになってしまう。
 この番組ではないですが、ドイツのロマン派の作品群を紹介したのを見たときには結構新鮮でしたが、例外はそのくらいでしょうか。

 白隠の絵や書(墨跡)などの作風を、大胆とか何とか色んな言葉を思い浮かべながら説明したくなるんですが、やっぱりどうにもそのどこがいいと思うかとかの説明は難しいですよね。まさに、言葉で説明できないということだけしか説明できない、みたいな感じ。
 しかし思うにもしかすると、こういうのがいいとか思うこと自体が、西洋の感覚に毒されて(笑)いる証拠なのかも知れません。

 それにしても、まあ誰にも若い頃はあるってことかも知れませんが、30代の頃の作品は意外に、まあ巧い絵だね、という印象でした。
 それが70とか80になるとあれですから(笑)。
 以前この番組の話をしたときに一緒にNHK Eテレの『日曜美術館』を紹介しましたが、そのとき挙げたのが漆工家の柴田是真。「月薄鈴虫蒔絵額」とかが特に印象的だったのですが、これだけ作風が違うのに、どこか共通する、ユーモアとでも言うのか、でもやっぱりよくわからない何かがある気がします。

 こういう感覚っていつ頃の時代からあったんでしょうね。今の古びた寺とかでも、千数百年前の作られた当時は金ぴかと真っ赤な塗りだったりしたのがたくさんあるわけですが。

 ところで、この番組ではよく最後に、その美術館等の売店に立ち寄って小物を紹介したりしていて、今回もやってました。
 で、相沢さんがいつもそのコーナーの開始を宣言する役割を担っているのですが、今回山田五郎が、そういう物欲とか執着を捨て去ろうという話をしていたのに、みたいなこと(うろ覚え)を言っていました。
 ですが、そういう風に執着から離れようとするのもまた執着なんではないでしょうかねぇ(笑)?

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水響 俊二 [MIZUKI Shunji]

暫定的に、18禁作品の感想などは裏サイトで書いています。
   

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